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ヒカゲノカズラの煮汁から、ジクロロメタンを有機溶媒に用いて、
アルカロイドの抽出を行おうと思っているのですが、
文献をいろいろあたって見ても、
有機溶媒の分量に関する記述がありませんでした。

いったいどれ位の量を混ぜればいいのでしょうか?
「植物の煮汁から物質を抽出する際には、だいたいこれ位の量」と、
決まった割合があるから、論文には書かれてないのでしょうか??

どうかお詳しい方がいらっしゃったら、是非、教えて下さい!
そして、もしよろしければ情報源の書籍も紹介していただけるとありがたいです。

よろしくお願いします!!

A 回答 (2件)

アルカロイドの抽出は、薬事法や、毒劇物の製造に該当すると考えるので、論文は一般公開してないです。


法令違反になる行為なら、他人もバレれば処罰を受けますから。
あえて一例を書きますが、ケシの実から麻薬成分を抽出すれば、密造になり逮捕されるからね。 ご注意を。
上記の植物のアルカロイドは、法令に該当するかは不問で。

煮汁から、DCMに溶剤置換して、減圧乾燥して抽出。分液ロートで振りどの程度置換できるかは不明。
アルカロイドがどの程度、溶剤に溶け込むか不明ですので、煮汁の5倍から10倍の溶剤が必要かも。(テスト必要)
減圧乾燥は、文献が無いから条件は不明。沸点以下で乾固出来るのでは。

DCMは、不安定で分解しやすい、発がん性も有ります。 残溶剤には注意下さい。(毒性が残留)

あえて、曖昧に書きますね。 犯罪に利用される質問には、明解には答えるのを控えます。
用途は何に使うのでしょうか?? DCMは抽出に良く使われます。

抽出は専門では無いけど、合成実験は毎日してます。 薬物合成や抽出の本は、会社の図書館には有るのですが。
海外の文献しか無いと思います。 アクセス制限がある文献検索になります。 薬事法に該当するからかも?
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煮汁から抽出するのはあまりいい趣味ではないと思います。


昔からソックスレーなら乾燥試料です。
もちろんジクロロメタンを使ってソックスレーを用いて液体試料からの抽出も可能です。
ガラス器についてはガラス屋さんに聞いて下さい。
いずれにせよ長時間大量の溶媒を還流させて抽出するので、溶媒量は書いてないと思います。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。

「煮汁から」というのは、論文を2,3個重ねてみて、

「乾燥したヒカゲノカズラを、粉末にし、一時間煮て、フィルターで濾し、
水酸化ナトリウム水溶液でpHを12にまで下げ、そこへジクロロメタンを混ぜ減圧乾燥」

、という順序の抽出法が、最も簡易な上、
アルカロイドも高い濃度で、量も得られるそうなので、こういう方法にしました。

他にも、乾燥粉末を石油エーテルと混ぜて・・・、という方法もありましたが、
アルカロイド濃度もそれほどでもなく、量もあまり得られず、濃度を上げるには
クロロホルム、メタノール、で、何度も減圧乾燥する必要があり、
手間がかかるので・・・

お礼日時:2011/09/30 20:05

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