プロが教えるわが家の防犯対策術!

以下のシナリオは小説で使おうかと考えているのですが、「不慮の交通事故」の場合、法的にどうなるのか興味があります。
もしご存知の方がいらっしゃれば、教授して頂けると幸いです。

【Aが車を運転、Bが助手席。 いきなりCが道に飛び出してきたため、それを避けようとAは咄嗟にハンドルを切り、壁に突っ込んでしまう。 助手席側が大破し、Bは重体、搬送先の病院で死亡。 そんな中、Aは殆ど無傷。】


物語の流れで、「AはBを殺そうと計画しており、事前にCに話を持ちかけ、意図的に葬った」という内容、かつ、その事実は発覚することなく、Aは無罪という展開にしたいので、私が知りたいのは以下のとおりです。

(1) Aの計画がバレなかった場合、上記のシナリオは「不慮の事故」と断定される可能性があるのか否か。
(2) 「不慮の事故」によって同乗者が死んだ場合、運転手にはどのような罪が発生するのか。
(3) (2)について、運転手が無罪になる可能性はあるのか。
(4) 上記シナリオでAも病院に運ばれ、軽い怪我の為、すぐに退院したとすると、そのままBの病室に身を運び、Bの友人・家族と共にBの死を見届ける事は可能なのか、それとも即、警察に身柄を確保されるのか。

どうか宜しくお願いします。

A 回答 (8件)

>「人が死んでいる以上AかCが逮捕される必要がある」


>..となると、その事故で避けきれずにCも巻き添えをくって死亡となれば、本来無過失であったろうAに自動的に罪が移るというコトでしょうか?

事故の状況にもよりますが、Cが犯人だと捜査されしかも死亡したような場合は、被疑者死亡で不起訴になります。(Aは無罪であり被害者)
本来無過失のAに自動的に罪が移るわけではありません。
だいたいは生きている人が証言したりするので、容疑者になりやすいですが、仮にA/B/C全員が事故で死亡したような場合は、運転者のAか、事故を誘発したと思われるCに容疑がかけられ、被疑者死亡のため不起訴という流れになります。(結果的には裁判されずに全員無罪)

あとは事故の客観的証拠とか証言で誰が容疑者になるかどうか判断されます。
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この回答へのお礼

引き続き、詳しい回答をして頂き、大変ありがたく存じます。

「本来無過失のAに自動的に罪が移るわけではありません。」

冷静になって考えてみるとこれは当然でしたね。 現実の事件などでも容疑者が死ねばそれで捜査終了...という展開も多いですし。
やはりこの流れで完全犯罪を成立させるのはCを即死では無く、意識不明の重体にしてから死亡という状況を作らなければならないので難易度が跳ね上がることを改めて実感しております。

他の回答者様の指摘通り、「交通事故」だと非常に難しいので、別の共犯者Cを用意して協力してBを葬りAを無過失という展開に持っていこうと考えてます。 AとCの信頼関係を描けば「裏切り」のリスクも減り(現実味もあり)、物語の構成にも貢献しますし...。

新たな案も閃きましたし、協力していただけたことに深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。 今後とも何卒、宜しくお願いします。 

お礼日時:2012/01/01 13:10

運転者がそのような


単独事故で同乗者を死なせた場合、
未必・故意を問わずに、まず
業務上過失致死が間違いなく課せられます。

無罪はあり得ません。当然ですが。

その際に、落ちそうな車から運転手が抜け出す?
漫画です。出来ません。

自動車を使うのは無理です。

全く別の設定を考えて下さい。

方法をひもとくことは、公共良俗に反すると思いますので
差し控えますが、
完全犯罪のヒント・・・
「そこにAがいるのが不自然でないこと」
「Bの身の回りにあるものでの行為」
「死亡推定時刻がわからないこと」
「Cを絡めるとむちゃ」
そんなところです。
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この回答へのお礼

引き続き回答していただき、感謝の限りです。

完全犯罪の成立という点は約一年前に別の質問で他の回答者様から詳しく指導して頂いた暦があるので、大体は心得ておりました。 とはいえ改めて教えて頂くと、とても参考になります。 ありがとうございました。

考案している小説のネタをあまり述べてしまうというのもアレなので、控えめにさせて頂きますが、この「事故」によるBの死はあくまで語の流れの一部であって「AがBを恨んでおり、その狙い通りにBを葬り、かつ自分は無罪という展開を実現」という事で物語が動くだけの事で、この事故自体が物語りに大きく絡んでくる事はないです。
従って、事件の真犯人を探すというような推理展開もありませんし、事件の真相について深く追求する予定もありません。 大事なのはBが死んでしまう事と、Aが罰を受けない事のみ。
ただし、どうしても「現実味」というのを重視してしまうので、あまりにも現実離れした展開を避けたく、質問させて頂きました。

ご協力頂き、本当にありがとうございました。
今後とも何卒、宜しくお願いします。

お礼日時:2011/12/31 13:37

#4です。


こういう問題は面白いですね。

サスペンス小説などでは、法律の間違いが時々
発見され、白けます。
高名な作家でも、結構発見されます。

例えば、野沢○○なんかは、警察に協力しないから
公務執行妨害罪だ、とか、夏樹○○の「量刑」などは
あちこちで法的な齟齬が発見されます。
それでも、結構面白いんですから、さすが大した
ものです。

それはともかく。

”「ブレーキを踏んだ方がよかった」という点などは「一瞬の出来事で焦っており、
歩行者を避けるのに必死でそこまで頭が回らなかった」
と申せばそれ以上追及のしようがないように思えるのですが、甘いですかね?
”     ↑
頭が回らなかった、というのは客観的に見て、つまり一般人なら
誰でも頭が回らないだろう状況であった、となれば無過失、ということに
なります。(客観的過失)

そうではなく、一般人は頭が回るが、行為者が頭が回らない場合で
あれば、頭が回らないことについて、その理由や原因が問われる
ことになります。
知能が劣っている人間であれば、過失(主観的過失)が無い、と
いうことになるし、普通人であれば、よそ見していたんじゃ
ねえの、ということになります。

従って、事故の状況を科学的に調べてどうだったか、という
ことになると思います。
速度はどうだったのか、ランプの明るさは、自動車の整備は
ブレーキの・・・。

尤も、実際に警察がそこまで突っ込んでやるかは疑問ですが。
何せ、交通事故は沢山発生しますから、いい加減にやることも
充分予想されるところです。
  
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この回答へのお礼

引き続き回答していただき、感謝の限りです。

しかし、そのような判断とは...。 「客観的に見て頭が回るだろう」と思われる状況下と見られればアウトですね。
とはいえ、それも微妙に思えます(他に目撃者がおらず、被害者2人が死亡とあっては、現場の状況及び事の流れは加害者のAがいくらでもでっち上げられるかと)。
まぁそこら辺もNo.7の方の指摘どおりに「BとCが両方死亡ならAが無罪は有り得ない」となると無意味ですが。

No.7の方へのお礼にも書かせて頂きましたが、この事件は物語の一部にすぎず、深く追求する予定はありません(真犯人探しや事故の真相を暴いたり、Aを法で裁いてもらおうとしない)。 重大なのはAがBを恨んでおり、Bを葬りかつ自分が無罪という展開を実現させること。 それによって物語りに関わる他の人物の行動や思考に影響を及ぼすといった感じです。

ただ、回答者様も申されている通り、夏目○○などの小説でさえ法の間違いはあり、詳しい人間などが読むと引っかかって、作品自体が叩かれる原因になりかねませんし、全般的に「現実味」が減った時点でクオリティーが下がると思うので、個人的にも実際のところどうなのか興味がありましたし、質問させていただきました。

詳しく教えてくださり、大変ありがたく存じます。 本当にありがとうございました。
今後とも、何卒宜しくお願いします。

お礼日時:2011/12/31 14:05

いまどき


壁に突っ込んで
助手席側の人が死ぬ確率より
運転手社自身が死亡する可能性の方が高いですよ?

助手席側の人を確実に
殺すには、
とんでもない運転テクニック
=サイドターンで助手席側ドアを電柱にぶっつけるとか。
前提が無理です。

また。
もしそう言うテクニックを持っていて
AがBに保険および殺意の有無を事情聴取され、
その際の運転の不自然さ(障害物をよけようとしてサイドターン?)が問われます。
もっとひねってください。
コナン以下です。
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この回答へのお礼

厳しい指摘をして頂き、ありがとうございます。

「リアリティー」というのは私が最も重視している点で、「事故」という理由を使ってAがフリーのままBを葬る手立てに現実味がなくては本末転倒です。

当初はもう少し複雑な以下の手口を考えていたのですが、これはどうしても実行が難しい上にリスクも大きく、なにより現実味が微妙になるのでは...思い、諦めたのですが、外野から見てどうなのでしょう?

【事故現場は海岸沿いの道路。 Cは保険金目上てで自殺を決意しているというのを知ったAが話を持ちかける。 飛び出してきたCを避けようとハンドルを切り、車ごと海に転落。 ただ、これだとA自身も危険なので、事前に運転席側の窓のみ空けておけば、抜けだせるし、特に不自然もないし問題ないでしょう】

(ここでCが話しにのるのを前提にした時点で「~こうなるだろう」と不確実性要素が入るので完全な計画ではなくなりますが、仮に断られても計画を考え直せば済む話。 運悪くBが生き残っても事故にしか見えない。 私から見て最大の難点は、Bが病院に搬送される前に死んでしまう可能性が非常に高いという事と、Cを葬るのが難しいという点。)

何より私が知りたいのは「運転していて同乗者(B)を事故死させた者(A)」と「意図的に飛び出してきた者(C)」が絡む事件でBとCの両方が結果的に死亡した場合、Aに有罪判決が下されるのか否か。
(例として当初はAが無過失、C(即死では無い)に罪とされていたが、Cが意識を取り戻す事無く死亡。 その場合、無過失とされていたAに罪が問われるのか)

もし時間が許すのであれば、ka2_abe様の厳しい感想を頂ければ大変ありがたいです。
勝手かとは思いますが、何卒宜しくお願いします。

お礼日時:2011/12/30 11:17

1,不慮の事故てのは法的用語というよりも


 保険で使う用語でないですか。
 無過失、ないしは不可抗力という意味だと
 思いますが。

2,その上で、これは果たして無過失と言える
 のでしょうか。
 無過失といえるためには、専門的になりますが
 結果回避の可能性と予測可能性を検討する
 ことになります。

 ブレーキを踏んだ方がよかった、となれば
 結果回避の可能性から考えて
 無過失が難しくなります。

 その他、運転中に話をしていたか、他のことを
 考えていなかったか、シートベルト・・色々な点を総合的に
 考慮することになります。

 そうやって、総てをクリアーして、始めて無過失
 となります。

3,無過失ということになれば、同乗者の死について
 も、刑責を問われることは無くなるでしょう。

4,こういうのはリアリテーの問題です。
 プロの警察を騙し通せることができるのでしょうか。
 AC間に、何らかの関係があり、それが発見されてしまえば
 すぐに怪しまれそうですが、どうでしょう。
 いったん警察に怪しまれたら、現実には万事窮すですが。
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この回答へのお礼

厳しい指摘をして頂き、大変ありがたく存じます。

知識不足で申し訳ないのですが、この「ブレーキを踏んだ方がよかった」という点などは「一瞬の出来事で焦っており、歩行者を避けるのに必死でそこまで頭が回らなかった」と申せばそれ以上追及のしようがないように思えるのですが、甘いですかね?

BとCが両方とも死ぬように仕向ければ、その時点で他に目撃者がいない限り、警察側はAの言い分を鵜呑みにするしかないように思えてしまいます。

「自動車事故において助手席側の人間が死亡」という結末は現実の事故でもよく耳にするのですが、実際に「助手席の同乗者が死亡、にも関わらず運転手は軽い怪我」という展開を意図的に作り出すのがここまで難しいとは...愚かでした。

お礼日時:2011/12/30 12:17

Cに罪をかぶせればAは罪に問われない可能性があります。



Cは結果的に有罪か無罪かは別として逮捕されてもらう必要があります。
Cが罪に問われればAは無罪(嫌疑すらかけられない)で処理することも可能です。なので、ある意味Aも被害者とすることも可能だと思います。そうすればAは被害者の一人としてフリーに動けます。事故直後の事情聴取や実況見分は全部Cが行うということです。

人が死んでいる以上AかCが逮捕される必要があります。
裁判の内容次第(証拠や答弁次第)で、無罪か有罪か判定です。その辺りは小説なのでなんとでもできそうですね。罪名はA逮捕ならば自動車運転過失致死罪(実は故意なので殺人罪)。Cならば重過失致死罪が適当だと思います。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
罪名まで教えていただき、大変ありがたいです。

「人が死んでいる以上AかCが逮捕される必要がある」

...となると、その事故で避けきれずにCも巻き添えをくって死亡となれば、本来無過失であったろうAに自動的に罪が移るというコトでしょうか?
ここら辺の事実が非常に曖昧なので是非とも知りたいです。
ご存知であれば教えて頂ければ非常に助かります。
勝手かとは思いますが、何卒、宜しくお願いします。

お礼日時:2011/12/30 12:45

これはシナリオして無理筋の内容。



 同じでは無いが参考事例です
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110722/dst …


 仮に不慮の事故に認定されて無罪ならばCが起訴されます。こままCが自白しないで懲役行ってその後も暴露しないならば成立します。
 Cの行動・・・どうします。Aは無罪、Cは懲役・・・多額のお金で事前に買収しておかないと駄目ですね。完全犯罪としては無理筋のような・・・・・
 
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この回答へのお礼

敏速な回答をありがとうございます。

ここ一年ほど海外在住中でして、日本の事件・ニュースに疎く、お詫び申します。
大阪においての事件は多少なりと参考になりますので感謝申します。

私のシナリオの場合、Cが無罪は有り得ないとして、仮に以下の設定を付け加えればどうなるのでしょうか?

【Aは事前に保険金目的で自殺を計画しているCの情報を掴んでいる。 裏でCに話を持ちかけ、Cに飛び込ませた上で、計画通りにCを避けるように車のハンドルを切る⇒助手席は大破、Bは搬送先の病院で死亡。 だが、飛び出したCをも避けきれずにCは即死、もしくは搬送先の病院で死亡】

これだとCは死んでいるため「死人に口なし」いわく、Aが「Cの事は知らない。 雨の夜道にいきなり飛び出してくる人影が見えたので慌てて避けようとしたが、残念だ」と話せばそれだけで、たとえCに罪が発生してもAは無罪で全てが片付くのでは?

私の記憶が正しければ、加入から二年以上経過していれば自殺でも保険金はおりたはず。 だとすればそれをネタにCに協力を抱けば、現実的に可能だと思います。

お礼日時:2011/12/29 14:11

先日大阪でよく似たような事故がありましたね



自転車が飛び出し避けようとした車の巻き添えで歩行者死亡

これからみるとAは逮捕されるけど起訴見送りで、飛び出したCが逮捕で実刑だったはず

人身事故でも、飲酒関連じゃない限りはその場では書類だけ書いて、後日調書とかで警察呼び出しですから、事件から数時間後なら立ち会えるんでは?
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この回答へのお礼

敏速な回答をありがとうございます。

実例を提供して頂き、非常にありがたいです。
No.2の方にも同様の追加質問をさせて頂きましたが、例としてこの大阪の事件の場合、車がその飛び出した自転車の方も完全には避けきれず、歩行者共々、その自転車の方も死亡したとすれば、この時点で車の運転手に罪が発生するのでしょうか?

具体的に言えば、私の考案している設定・展開では、A(教授)はB(生徒)を恨んでおり、Bを葬った上でBの彼氏であるD(生徒)が立ち会ってる病室に出向き、Dを挑発する⇒怒ったDが意図的に暴力行為をするように仕向け、自分は無罪のまま、Dが退学処分になるようにする。 この流れを作るためには、どうしても「Aが無罪かつ、事故後、Bが息をひきとる前にAがBの病室を付き添い無しで訪れる事が可能」でなくてはならないので、もし宜しければ、No.2の方に提案したシナリオについて感想を聞かせて頂ければ大変ありがたいです。

お礼日時:2011/12/29 14:21

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