経済学者や経済評論家といわれる人々の多くは
これ以上国債を発行すると、日本の円が危ないと
20年以上同じことを言い続けています。
その間、国債や円の暴落も起こらず、ハイパー
インフレも起こっていません。
それどころか、国債の利率は下がりまくりですし
円は、ドル・ユーロに対して記録的な値上がり状態
が続いています。
ここまで、言っていることと現実とがずれると、
彼らの言い続けていることは、全くの出鱈目であると
わかるはずですが、まだ間違いを認めようとしません。
どうして彼らは、こんな大嘘をつき続けるのでしょうか?
No.14
- 回答日時:
> 円安になると輸出産業がなだれ輸出を始めますので、
???
これ以上に何を輸出するの?
日本の生産力、競争力が、他国に負けない、という前提での話ですよね?
「なだれ」というほどの生産力は日本にはないです。国内のスーパーですら、日本製はもうあまりないですよ。
現在の円相場では負けているとしても、円安になれば国際競争力は
飛躍的に高まります。まあ、スーパーで売っているような安物で
勝負する必要はありませんが・・・・ドル100円ぐらいになれば、
十分勝てますし150円にでも落ちれば、ボロ勝ち状態です。
輸出産業に引きずられ、内需産業も空前の活況になること
間違いありません。その後、外圧によってまた円高に戻されます
ので、円安が続くことはありません。
何で円安を心配するの?
No.13
- 回答日時:
> 国債の大量発行+日銀の買取が効果的だと思うのですが何が問題なのでしょうか?
程度の問題。日本の国家予算は、90兆円で、その半分以上が国債です。そして、日本の円は、貨幣(お札+コイン)としては80兆円くらいしか市場に流通していません。
日銀が引き取るということは、引き取った分、国がそのお金を使って市場に流通しますよね? 単純に買い取った分だけインフレになります。日本の経済規模は470兆円くらいありますから、40兆円くらいの新規の貨幣が増えても、経済規模は倍どころか1割くらいしか増えないかもしれません。インフレに収入増がまったく追いつかない現象が起きます。
仮に全額の国債を買い取った場合、日本の経済が耐えられても、国民の生活が耐えられるのは、50%のインフレくらいまで。せいぜい1年分です。消費税が5%上がるくらいで騒ぐ国民には、収入は上がらずに永遠にインフレになる生活は耐えられないと思います。
あと、今の円高が、海外からの投資を防いでいるわけですが、国債を含めて日本中の債権を海外が抑えた場合、ギリシアと同じことが起きます。国債の場合は特に借り換えをしないと国の財政が回らない状況ですから、そこをついて利率を上げさせることは簡単です。
特に日本の債券を買い取る余力がある国は限られていますから、相当に苦しい状況になるはずです。
もうひとつのご質問ですが、国債を円建てて発行しても、海外投資家が購入することは可能です。そして、現状利率を低く抑えているため、海外投資家は、あまり魅力がある債権に見えていないわけです。なので、国内での購入が大半を占めています。この状況であれば、デフォルトは起きません。デフォルトを起こすと、購入している各機関投資家が困るわけですから、購入を止めないわけです。
ただ、購入資金は無限にあるわけではないので、いつか国内では買い支えきれなくなります。
この場合、海外投資家が購入をするわけですが、海外投資家が入ってきた場合、借り換えをしなければならない という弱みがある相手には、利率を上げないと買わないよ、という圧力をかけてくることになります。そのあと、あっという間に海外投資家の持つ国債の比率が上がり、デフォルトを恐れる場合、政府はその海外投資家の言いなりに鳴る形になり、結果的に日本を買われることになります。
そう、日本の国債を買い支えるほどの経済規模を持っている機関投資家は、世界には1つしかありませんから。
この回答への補足
>さらに国際派に地銀買取すれば無制限に引き取り可能ですので
間違いです、ごめんなさい
正しくは、
「さらに国債は、日銀が買取すれば無制限に引き取り可能ですので」
です
まず、円が安くなるというのは非論理的です。
なぜなら、円安になると輸出産業がなだれ輸出を始めますので、
すぐに円高に戻るからです。この部分で貴方の論は破綻しています。
さらに国際派に地銀買取すれば無制限に引き取り可能ですので
これも貴方の事実誤認です(少しの法改正は必要だけど・・・)
回答ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
私もかつて近しい質問をしたことがあるのですが、その時も納得のいく回答に巡り合うことは
できませんでした。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7022341.html
私の対象は、「評論家・学者」ではなく、「マスコミ」でしたが。
>評論家・学者はなぜ嘘をつくのか?
という設問に私なりの回答を出すとすれば、マスコミがそういった評論家や学者を使いたが
るから、という理由が一番適しているのではないか、とそう思います。
また、誰も彼らを罰しないし、告訴する人間もいない。
竹中平蔵などは、小泉時代に政権の内部にまで入り込んでいましたからね。
それと、「吐いた唾は呑み込めない」という事情もあるかと思います。
一度吐いた唾をのみこむ、つまり彼らの書籍やTV出演内容など、一度世に出してしまったも
のを、「あれは間違っていた」と言ってしまうと、たとえば店頭にすでに並んでいる書籍な
どはすべて撤去しなければならないでしょうし、また自分の収入減がなくなってしまう。
賠償問題にまで発展する可能性すらあります。
だったら類似した書物など出さなければよいのに、と思うのですが、竹中にしろ、たとえば
副島なども、「嘘を嘘で塗り固めるための本」を次々と出版しているようです。
池上などは自分の嘘を一切訂正せず、人の理論をパクって、あたかも自分が昔から抱いてい
た理論であるかのようにして述べ、またそこに更なる嘘を織り込んでいます。
なんか、一種の新興宗教でもあるのか、まるで昔の五島勉:ノストラダムスの大予言の執筆
者や、幸福の科学のから出版していた大川隆法:同じくノストラダムス本の執筆者のよう
に、なんだか気持ち悪い感じすら覚えますよね。
ノストラダムス本はあくまで「予言」であり、信じるやつが悪い、で終わるでしょうが、
経済本に関してはそうはいかない。実際に資産を海外に移してリーマンショックなどで
大損失を出した人間だっているでしょうに。
それも「信じるやつが悪い」のでしょうか。そしてまるで何もなかったかのようにしてまた
同じ破綻本を出版する。
個人的には、彼らは誰かから特定の情報を与えられ、その目的を達成するために、意図的に
こういった破綻本を次々と執筆しているんじゃないか、と思っています。莫大な裏金でも受
け取って。
だけど、それを裏付ける証拠などどこにもない。私は、そういったことを裏付けるような情
報を探しているんですけど、なかなか巡り合いません。
とてもわかりやすいお話ありがとうございました。
視聴率をとるため、仕事が来るようにするためなら
嘘を平気でつきまくっても気にしない人々のせいで
善良な市民がひどい目にあうのです。
困った世の中ですね
No.11
- 回答日時:
>国債なんて、返すお金がなくなれば、その分国債を出せばいいだけです。
> 今山のように国債を発行していますが、それがために不幸になっている
> 人は居ません。
> 国債発行をやめれば、失業者の山となり不幸な人だらけになります。
> 減らす理由などどこにもありません。
第一次世界大戦後のドイツのように「産業も資産もないのに」国債を発行するとインフレで社会が疲弊します。
返すお金がないのにその分国債を出せばいいというのはどこの経済の教科書にも書いていません。
日本が国債を発行しているのは自国の産業と資産で賄える範囲です。
これを超えたとき、教科書・評論家通りの結果が待っています。
輸出超過の国である日本が何をしようと円安にはなりません。
なぜなら、円安になるとなだれのように日本からの輸入が
増えるから、円安に出来ないのです。
このことを理解できない人は「アホ」です。無視する人は
「うそつき」です。貴方はどっちですか?
No.10
- 回答日時:
経済学者や評論家諸氏が現状の認識を見誤っていることに起因します。
経済学は社会を認識する学問ですが、現状を掌握できても、何が問題
であるかを医者のように処方するのは困難です。
なぜならば、経済学は物理学ではないので、「法則」「定理」が存在
しておらず、「理論」を展開する学問だから、これが正しいという
理屈は存在しません。だから、経済学者や評論家は間違える。
経済や金融市場の先行きを考える場合には、自分で考えること。人の
言っていることは意見であって、絶対正しいと言い切れるものがない。
国債がそうでしょう。国の財政破綻が懸念される中で、国債を購入す
る人がいる。彼らも破綻の可能性を知っています。だけど、購入する。
ここから考えられることは、国の財政破綻は、我々が想像する以上に
もっと後になって発生する可能性があることです。
円について考えられることは、日本の財政破綻を懸念することよりも
日本経済が収縮していることよりも、日本が世界最大の債権国である
ことです。世界経済が不安定化する中で、歴史を振り返れば、債権国
の通貨や金利が強くなる。
経済学者や評論家諸氏は今を観てモノを言う。それらを参考にして
自分で考えることがより重要だと確信して、私は生き延びています。
私も今年でこの道で過ごして25年になります。
ありがとうございます。
やはり、それで食べている方のご意見は重みがありますね。
円高で、低金利の国債が買われている状況から見れば、
日本の破綻は、世界の破綻と同じと考えるのが、
妥当なのですね。
No.8
- 回答日時:
ご質問の件に限定してですが、この件についてだけは彼らを批判する前に、日銀をほめる方が先かな。
批評家はセットで日銀に自分たちの予想が当たるような圧力をかけていますよね。これに屈していないから国債の金利が上がらないんです。
国債の金利は発行額よりも、株価や為替の動向と連動しています。そして、この円高は誘導されているものです。偶然だと怖い話ですが、わりと頭のいい人たちが頑張っている結果だと信じたいですよね。
ありがとうございます。
円建て国債なんか、いくら発行しても破綻するはずがないと思うのです。
通貨発行剣を持つ国がその通貨建ての国債を返済不能になることなど
考えられないのですが?
No.7
- 回答日時:
大手メディアはその利益供与団体と共にメディアが取り巻かれているからです。
その為、原子力村の如く大手メディアが村化しており、偏った定番の人々たちの主張に沿った内容のものばかりが作られ、そのエセ情報がさも真実のように国民へばら撒かれています。
間違った事を言い続けても誤情報番組を政策していても、それを問わえることもなく責任も取る必要もなく出世して行きます。
ありがとうございます。
ようするに、出鱈目情報を流した方が儲かる人が多く、
嘘をついても責められないルールだからということですか。
困った世の中ですね。
No.6
- 回答日時:
お金を発行して、お金をやたらと増やすことはできません。
お金の価値が下がってしまいます。
お金はなぜお金なのか。
そもそも、紙幣というのはただの紙ですので、物質的には何も価値はありません。
しかし、物質的に価値のある、金をつねに財布に入れておいたり、金で買い物をするのは無理があります。
なぜ、紙切れの紙幣がお金となるのか。
そもそも、紙幣というのは、金と交換できるというものでした。
中央銀行が、発行した紙幣と同額の金を常時保管して、紙幣をもってくれば、その額面の金といつでも引き替えますよという保証があれば、それは金の代わりになります。かつての紙幣は兌換紙幣といって、そういう性質のものでした。
しかし、1931(昭和6)年に金の輸出を禁止して兌換を停止したことで、事実上、日本銀行券は兌換紙幣ではなくなりました。
現在の紙幣は、兌換義務のない不換紙幣です。法律上も兌換の義務がなくなりました。
不換紙幣とは、管理通貨制度(国が通貨の流通量を管理調節する制度)の下で発行される、金貨との交換を保証しない紙幣です。国の信用で流通するお金であることから、信用貨幣とも呼ばれています。
もし、やたらと紙幣を印刷して増やしてしまえば、信用貨幣ではなくなり、それこそ、ただの紙切れに近いものになってしまいます。
全体のお金の量が増えてしまうと、いま自分の持っているお金の全体に対する割合が少なくなってしまいます。
お金の価値が下がってしまいます。
国債は借金ですから、収入に対して借金の割合が大きくなることは好ましくありません。
返すことができるという前提でないと、借金はできません。
返せないほど借金をして、自己破産する人もいますが、国がそうなっては困ります。
日本のような輸出超過国の通貨は、安くなると輸出ドライブがかかり
円高圧力となりますので、おおきな円安にはなりえないのです。
円安にならないということは、国際的な貨幣価値は
変わらないということです。
お金をすれば、価値が下がるなどという話は、現在では
当てはまらないことを理解してください。
ということで、通貨発行すれば何の問題もないのです。
No.5
- 回答日時:
日本に経済学は存在しません。
日本では世界に先駆けて先物市場が存在したにもかかわらず経済学は生まれませんでした。東京帝国大学は1877年に設立された。しかし経済学部が設立されたのは1919年のことなのです。42年間もかかっているのです。日本の経済学は、学問じゃなく宗教です。経済学者や経済評論家といわれる人々の多くは、平安仏教や鎌倉仏教の僧侶と同じことしかしていません。海外の経典を翻訳して、解釈し、無知蒙昧な民に法話を聞かせるだけです。確かにデタラメですがそれは彼らが自分の信仰を吐露しているだけなのですから。念のために付け加えますが、私は仏教をデタラメだといっているわけではない。宗教には宗教の役割があるわけで、私はそれを否定しているわけではありません。私が非難しているのは、経済学者や経済評論家といわれる人々の多くが宗教的方法論から一歩も脱却できずに、宗教的権威にすがり付いて自説を補強しようという姿勢なのです。日本人で過去ノーベル賞を受賞した人は多い。物理学賞、化学賞、医学賞、平和賞、文学賞、どれも受賞者がいます。しかし経済学賞だけは一人もいません。日本は世界の誰からも経済大国だと認められている。東日本大震災や福島原発事故にもかかわらず日本経済は磐石だと看做されている。だから円高なんですね。にもかかわらず日本人経済学者の業績は全く世界からは認められていません。当たり前ですよね。海外の経典を翻訳しているだけなのですから。どうして経済学者や経済評論家といわれる人々の多くが嘘ばかりつくのか。それは三歩歩くと全て忘れてしまう日本人の国民性にも原因があります。1985年のプラザ合意で円高の進行が必至の情勢になると経団連、経済学者、経済評論家などは口を合わせて大変だ、このままだと日本経済は壊滅してしまうと合唱していました。それを真に受けた日銀が0金利政策を取りましたが、その結果がバブル経済だったのです。そういう愚かな歴史があったにもかかわらず、奴らは性懲りもなく円高不況論というカビの生えた妄論を唱えているのです。今は円ドルのレートはプラザ合意の時より3倍にも円高に推移しています。しかし日本経済は磐石です。念のため付け加えたいが私はこれ以上国債を発行してよいとは考えていません。税収のほぼ100%が国債費と地方交付税交付金に使われている現状は異常だと考えています。国債費を減らすためには国債の発行を減らすしかない。また地方交付税交付金も減らさなければなりません。日本は公務員に払う給料など残っていないのです。公務員の給料は国債で払えばよい。それで生活費に困るなら、それを担保にして銀行から借り入れるか、誰かに国債を売ればよい。それが不満ならさっさと止めればよい。まず国会議員からはじめましょう。議員歳費など国債で払えば良いのです。民主党は都市型政党だったんじゃないのですかねえ。どうして民主党は地方交付税交付金を減らそうとしないのでしょうか。地方交付税交付金が地方自治体の既得権益として硬直化していることが最大の問題点なのですよ。それが自民党政権の罪だったのではないでしょうか。自民党政権が地方自治体を甘やかせて際限なくお小遣いを渡し続けるから、地方自治体はいつまでたってもひとり立ちできない。どっちこもこっちもインチキばかり。どいつもこいつも役立たずばかりです。経済学者や経済評論家といわれる人々なぞ糞の役にも立たない。主権者たる国民が今こそ自分の頭で真剣に考えないでどうするんですか。国債発行しても、お金を印刷して払えばいいのですね。
国には通貨発行の権利がありますので何の問題もありません。
ありがとうございました。
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