日本の財政問題の解決策

締切済

質問者：fuwacocoa
質問日時：2012/02/03 02:27
回答数：13件

消費税を10%上げる以外に
何がありますか??

なんとかを削減とか
そういうのでもいいので
教えて下さい。
簡単でいいです。

通報する

この質問への回答は締め切られました。

質問の本文を隠す

回答 (13件中11～13件)

最新から表示
回答順に表示

No.3

回答者： chandos
回答日時：2012/02/03 06:59

ハッキリ言って、消費税を10パーセントに上げても財政問題はまったく解決しません。

なぜなら、いくら消費税率をアップさせても、今の段階ではトータルの税収はダウンするということが目に見えているからです。

今の税率は90年代の橋本政権下で3パーセントから5パーセントに引き上げられたものですが、当時もやはり「財政問題を解決するには消費税率を上げるしかないっ！」という雰囲気でした。ところが、実際引き上げられてみると税収は伸びるどころか減少し、結果として財政赤字額は大きくなって、財政問題はちっとも好転せずに逆に深刻化したわけです。

消費税率上昇によって消費マインドが冷え込み、それが経済全体の縮小に繋がり、税収がダウンしたのですが、注意すべきは当時は景気が回復傾向にあったことです。

つまり、景気が上向きかけていたのに消費税率アップによって冷水を浴びせてしまったのです。

ひるがえって今は橋本政権下よりも景気は悪いわけです。この状態で消費税率を上げると、景気はもっと悪くなって税収はさらに減ります。財政状態は全然よくならずに悪化します。

頭の良い財務官僚は当然のことながらこういう結果を予想しています。でも、省益と天下りのことしか頭にない彼らは、国の経済がどうなろうと知ったことではないのです。このままずっと財政赤字状態が続き、自分たちの発言権が増して、ひいては天下り先をたくさん確保することにしか興味を示さないようです。

閑話休題、財政状態を根本的に改善するには、景気を良くしてトータルの税収をアップさせるしかありません。つまりは大幅減税と（効果的な）公共投資の断行、それに伴う金融政策の実施でしょう。そのためには政治家のリーダーシップが必要ですが、経済音痴ばかりの今の政府には全然期待出来ません。

まあ、公務員の給料を低くするのも妙案ですけど、それだけでは解決にはなりませんね。