いちばん失敗した人決定戦

人は水からミネラルを摂取していると聞いた事があります。
蒸留水ってずっと飲んでも大丈夫なんでしょうか。

A 回答 (6件)

#1、#2、#5 さんがお答えになっているように、蒸留水を飲用にしても大丈夫です。

(全く問題ありません。)

【ミネラルについて】
そもそも日本の水は軟水で、大した量のミネラルなど含まれていません。
一般的な水道水1リットル中にに含まれている主なミネラルは、(水系によって差違はありますが)
カルシウム(10~30mg)、ナトリウム(10~20mg)、マグネシウム(数~10mg)、カリウム(数mg)程度で、その他はほとんど微々たる物です。

一方で、成人が1日に必要とされている量はおよそ、カルシウム(600mg)、マグネシウム(300mg)で、水から摂取できるのは気休め程度の量でしかありません。
(ナトリウム、カリウムの必要量はさらにかなり多く、とても水で補えるような量ではありません。)

現実には、ミネラルは(その他の微量な物も含め、)その大半を食物から摂取しているわけですので、飲料水を蒸留水にしたところで、特に問題は起こりません。

【浸透圧について】
生体(血清)の浸透圧は、およそ 300mOsm/kg(ミリオスモル:浸透圧の単位)です。
一方、水道水のそれは、せいぜい数mOsm/kgです。
生体から見れば、蒸留水も水道水もほとんど差がないレベルで浸透圧ゼロの低張な液体です。

(粘膜への刺激については、#5 さんの参考URL に説明がありますが、)
まず、蒸留水を口に含んだ時点で(唾液が混ざって)すでに高純度な水ではなくなりますし、胃液と混ざってしまえば、蒸留水を 100ml 飲んだ場合より、水道水を 110ml 飲んだ場合の方が浸透圧は低くなってしまいます。

確かに水を飲みすぎて下痢になることはありますが、それは蒸留水でも水道水でも同じことです。
(『蒸留水と下痢』の話は私も聞いたことがありますが、これって都市伝説の一種???)

【有機物やコロイド、重金属について】
これは、蒸留水の原料になる水の問題ですね。
たしかに揮発性の有機物などは蒸留で除去できませんが、これらは蒸留操作によって生じるわけではありませんので、原水に飲用に適した水を用いれば問題になることはありません。

保存容器からの溶出物は、飲用水として適切でない保管をした場合のことですよね。
例えば、医薬品の注射剤や点滴に用いる輸液は蒸留水で製造されますが、きちんと管理された設備であれば、重金属が問題になるようなことはありません。
(工業用水を飲む話じゃないですよね?)

【雑菌の繁殖について】
水道水には(体に害の無いレベルの微量ですが)次亜塩素酸が添加されています。
一方の蒸留水(ミネラルウォーターや浄水器を通した水にも同じことが言えると思いますが)には入っていませんので、細菌が混入した場合には水道水よりも繁殖が早く(腐りやすい)、#1 さんがおっしゃるように注意が必要だと思います。
ただ、清潔な装置で蒸留されたものであれば原料水に比べて生菌数はかなり少なくなっていますので、保管状態がよければむしろ長持ちするはずです。

なお、『経験者』として回答させていただいたのは、以前に職場で蒸留水を飲用にしていたことがあるという意味です。
『水の専門家』というわけではありませんので、誤解しないでくださいね。^_^;)
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 まずミネラルの摂取についてですが,#1, #2 さんがお書きの様に食事をキチンと取っていれば何も問題にはならないでしょう。



 次に浸透圧の問題ですが,確かに蒸留水の浸透圧は低いですが,水道水もそんなに高くはありません。細胞の浸透圧と同じくらい水道水にミネラルが含まれていたら問題になります。それに,参考 URL の #3 で回答がある様に水と接触する身体の部位には粘膜が存在して守っています。つまり,浸透圧で細胞が壊れてと言う事はまず問題にならないでしょう。

 と言う事で,蒸留水をずっと飲んでも大丈夫でしょう。ただ,不味いですし,飲み慣れない水を飲む事で最初は下痢するかもしれませんが・・・。問題があるとしたら,その程度でしょう。

参考URL:http://odn.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=721173
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浸透圧が極端に低いので.体内から塩分が溶けだし浸透圧をあわせるような状態になります。


その結果.下痢などの体調不良を起こすときがあります(アポロ宇宙船の例が良く上げられます)。

また.蒸留方法によっては.コロイド状金属水酸化物が比較的多く多く入っている場合があり.コンデンサーの材質としての.銅・鉛・錫・亜鉛等の中毒になる場合があります。
有機物やコロイド状ぶしつは除去できませんので.既に指摘されているように細菌性中毒になる場合があります。あるいは.防腐剤として少量の硫酸が混ぜてある場合(バッテリー補充液等)があり.この場合には皮膚(と呼んで良いか疑問.口の中など)を溶かす可能性があります。

最後に.多くの蒸留水を保存している容器は.食品用容器ではありません。そのために.比較的重金属の溶出が多く(プラスチック可塑罪としてステア燐酸鉛が転化されている).1ヶ月程度の保存で1ppm程度の鉛(+その他重金属)が溶け出す場合があります。分量によっては重金属中毒となる分量です。
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こんにちは。


蒸留水は何も溶けてないので、一番浸透圧が低い水です。
水道水は少しですが何かしら溶けています。
この浸透圧は、体の浸透圧と離れている程、粘膜に対する刺激性が強くなります。
ですので、水道水に比べると何も溶けていない分、浸透圧が低く、粘膜に対する刺激性が強いことは確かです。
胃腸の弱い人などでは沢山飲むとお腹を壊す可能性はありますね。
ずっと蒸留水で生活して慣れてしまうとは思いますが。
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水から摂取できるミネラルは微量です。


普通の食品から補充で充分です。
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ミネラルを他からちゃんととっていれば,蒸留水で水分を補給してもいいと思いますよ.



ただし,蒸留水は雑菌が繁殖しやすいと思うので,実際には問題が多いと思います.やめた方がいいですよ.とてもマズいし.
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