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以下、長文ですが、皆様のご意見をぜひ聞かせて頂けると幸いです。

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私の父は、定年の二年前に早期退職し、兼ねて希望していた「社会福祉士」の資格を採るため、ある大学の通信教育課程に在籍していました。そして一年前、晴れて国家資格にも受かり、社会福祉士になることができました。

その後、父はさらに精神保健福祉士の国家試験を受けるため、新たに別の大学で精神保健福祉の通信課程へ進む準備をしてきました。(社会福祉士の際に通った大学には、精神保健福祉士の教育課程はありません)

そして父は、色々と資料を見ながら、福祉系では有名なとある大学の通信教育課程に入学しようと決めました。

その大学にした決め手は、「実習先」でした。

私の実家は、近くに大きな大学も施設もなく、要は田舎です。
そんな田舎からでも、この大学の通信課程で指定される実習先の中に頑張れば通える施設がありました。
我が家は現在も母が働いており、家事全般は父が行っているので、できるだけ通える範囲内に実習先があることが、父にとって大きな決め手だったようです。

この大学の通信は入学選考が非常に厳しかったのですが、父は家事の傍ら一年かけて関係資料や書籍、論文を読み、入学選考レポートを書きあげました。結果、入学選考に無事パスし、入学金を振り込みました。

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しかし、ここから問題が起こりました。

入学金を振り込んでから数日後、通信のカリキュラムが届きました。
通信のカリキュラムは、入学希望者資料としてすでに父は持っており、もちろん入学を決める前から熟読しています。

しかし再度送られてきたカリキュラムには、父が入学の一番の決めてと考えていた「実習先」の説明が変わっていました。

もともと見ていたカリキュラムには、【実習先は、次の指定する実習施設から必ず選ぶこと。ここから選べない場合、または通えない場合は、資格取得はあきらめること。家族や仕事先の関係者としっかり相談して決めてください。】と、重々しく書いてありました。

ですが、今回送られてきたカリキュラムでは、【実習先は、次の指定する実習施設から2つ選んで】という旨が記されていました。

御覧の通り、もともとのカリキュラムでは【2つ選んで】とは記していません。

つまり、実家から通える予定の実習先の他に、もうひとつ実習先を選ばなければいけないということになりますが、生憎そのような施設は近くになく、県外まで出なくてはいけません。

父はカリキュラムを不信に思い、大学の入学支援事務局に電話で問い合わせました。
すると、対応もたらい回しにされたあげく、最終的に得た回答が、「精神保健福祉士に関する実習先について、法律改正があったので2つ行ってもらわないと駄目だ」というものでした。

しかし、法律改正はすぐにできるものではないし施行するまでの期間もあります。改正されるとわかっていながら、なぜ今まで実習先についてのカリキュラムを古いまま提示していたのでしょうか。
しかも、入学金を支払った後に、急にカリキュラムの変更を告げられるのはいかがなものでしょうか。

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上記にある通り、父は社会福祉士の受験資格を得るために通信で勉強した過去を持ってます。通信教育が、いかに個人で責任を持って情報を収集し勉強を進めていくかを身を持って理解しています。
ですから、事前の入学資料で確認し損ねていた、というような自己責任での認識ミスならば自分に責任がありますが、今回はまったく事前の入学資料と入学後の資料とで内容が変わっていました。

まだ、実家がもう少し実習先施設の充実した街中にあれば、まあ2つ行くのも仕方がないか、となるかもしれませんが、残念ながら我が家はそうはいきません。

私もある資格のために房大学の通信課程で勉強していますが、本当に田舎での通信課程は大変です。資料や書籍を探したくても、すぐにぽんと行ける大きな図書館も本屋さんないし、実習先を確保しても足がなければ行けません。(車はありますが、電車になった場合1時間、2時間に一本のレベル)

父も考えに考えて、この実習先なら頑張って行けると決めたからこそ、この大学通信を選び、一年もかけて一所懸命独学で学んで準備し、入学選考にも受かったというのに…。

その後電話で対応した事務職員に、父はどうしてそれならそうと入学前資料で記述していなかったのか、入学金を払った後にそのようなことを言われるのはおかしくないかと聞いたようですが、始終、職員はだんまりで、父は電話を切ったそうです。

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娘の私が言うのも何ですが、父は一度決めたことには熱心に最後まで責任を持って取り組む人で、優しく穏やかな性格です。社会福祉士の国家試験を受けた際にも、家の家事を全てしながら片手間で勉強し、合格しました。非常に、信念のある(ある意味意固地な)人だと思います。

そんな基本的に穏やかな父ですが、今回の大学の対応にはとても憤怒したようで、納得できるものではないし、入学金を払った後に変更したというのは詐欺のようなものだ、と、大変失望しています。

結局、その大学の通信は入学を取りやめることにしたようです。入学金は、全額のうち2万円は大学に渡るそうで、それも父は納得いかないと怒っています。

…とは言っても、入学を取りやめることは決まりましたし、父も別の通信を考えると言っていますが、とにかく今回の件では穏やかな父も鬼のように怒っていて恐ろしかったです…。

私は、父が一年かけて準備して家族の了解も得てきたことを見てきているので、本当に今回の件は残念だと思っています。父にも、「今回の大学はこういった対応だったけれど、むしろこんな大学に入学しなくてよかったじゃないか。もっといい通信に入れるチャンスだったんだよ。」と、うまく伝えられませんが前向きに進もうと励ましているのですが…。


今回の大学の事務局の対応を、皆様はどう思われますか?

自分は身内として感じたことがメインなので、他にも見方があるのかどうか、なんとも有耶無耶しているところなので…。

ごくごく感じられたことを、ぜひ参考までに聞かせて頂けると幸いです。


長文で失礼しました。

A 回答 (3件)

気持ちはわかりますが


「貴方の夢はその程度だったの?」と言いたいです。

楽して夢をかなえようと思って、それが多少の回り道になっただけですよね。

入学金だって2万円以外は戻ってきたのですよね。
それ以上文句言うなよ。 (事務手数料なのだから)
本当に嫌なら裁判を起こしなさいって。

タダの愚痴ですよね。

世の中理不尽があって当たり前と思って生活をしないとダメですよ。

「人生楽ありゃ、苦もあるさ」です。
別の方法で資格取得した時の達成感のすがすがしいお父さんの笑顔を信じて
今は耐えてください

この回答への補足

補足で書くのもなんですが、ひとつだけ。。。

「楽して夢をかなえようと思って」とおっしゃる部分ですが、決して「楽」な道ではありません。この通信に入るまでも非常に厳しい道のりでした。それこそ一年かけて準備してきたように…。それだけは、はっきり言える点です。

苦しい中頑張るからこそ、なおさら次へ向けてまた頑張ってほしいと思います。

boyz3menさんの意見は非常に頷けたのですが、この点だけ、僭越ながら申し添えさせて頂きたいと思います。

ありがとうございました。

補足日時:2012/02/29 13:52
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この回答へのお礼

>気持ちはわかりますが「貴方の夢はその程度だったの?」と言いたいです。楽して夢をかなえようと思って、それが多少の回り道になっただけですよね

…まさに!私もそう思います!!

すいません、質問では身内のことだし父が頑張ってきたことも知っていたので、父寄りな意見でしたが、私も正直なところそれで駄目だったからといって、資格を取ることを諦めるならそれまでやん、とも思います。(話を聞いたときは、もちろん父の状態を見てただ聞いていただけでしたが)

まあ、裁判についてはチラリと父も言ってましたが、その程度で裁判なんてぶっちゃけ面倒だし、私や家族にも迷惑かかるから、やるなら家から出て一人でやってと言ったら、「それもそうか。」と言っていました。笑

父も事務局からそういった対応をされた直後だったので、色々とこれまでの頑張りが思い起こされて色々な感情が出てきてしまったんでしょう。愚痴りたくなるのは頷けるので、まぁ仕方ないかと思います。


今は落ち着いて、いつもの父に戻っています。
精神保健福祉士も、あきらめないでまた別の方法でチャレンジすると言っていました。
やれやれです。

boyz3menさんが、私の内なる本音を見事にズバッと言ってくださって非常にスッキリしました。

御回答、ありがとうございました!

お礼日時:2012/02/29 13:40

それはお気の毒にというしかありません。


私も相手の対応は少々不親切とは思いますが、被害が極小だったので、まだましと考えた方が良いのではないかなと思います。
どうしても納得できないのならば都道府県の消費者センターに相談されてはいかがでしょうか。

ただ本題とは違いますがお父さんはそれだけ熱心に勉強されて、その資格をどうされるのでしょうか。

もちろん人間は一生勉強ですから、それはなんら非難することではないのです。
でもそれだけの努力をして、その資格の使い道があるのか、あったとしても何年使えるのか(年齢的にという意味です)ということを考えると、コストを回収できるのかなあという素朴な疑問があります。

私は転職経験ありで、中高年になってから会社を変わったこともあります。
その体験から言うと、未経験で資格だけというのは中高年ではかなり就職が困難です。
初心者の待遇でも良いと思われるかもしれませんが、その場合は体力十分な若い人が大勢ライバルとしています。
これに打ち勝つのは大変です。
折角の向上心に水を指すようですが、もう少し現実的な方向を考えた方が良いかなと思います。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

確かに被害は少ない者ですし、内心、個人的にもそれぐらいですんでよかったじゃないかと感じています。

>ただ本題とは違いますがお父さんはそれだけ熱心に勉強されて、その資格をどうされるのでしょうか。

この件については、深くはここでは言えませんが、私の妹は障害をもっており、現在社会福祉協議会が運営する施設で働いています。こうした施設には、色々な障害をもつ人がいます。妹は、高校から特別支援学校へ通っており、私や父母もそういった方々と長く交流しています。

父は、こういった人達の為にというよりは、一番は妹の今後を考えていく上で、自分にも専門的な知識が欲しいと強く感じていたようです。
また、就職してお金を稼ぐとか「コストを回収する」というよりは、地元の福祉相談などボランティアで活動することを望んでいるようです。(地元の市はこうした需要が多いのです)


今日になって父も落ち着きを取り戻し、今回の件で色々と自分にとっても勉強になったと話していました。

yosifuji20様は、中高年になってから仕事を変えられて働かれた御経験があるとのこと、非常に尊敬します。父ではなく、私自身の参考にさせて頂きたいと思います。笑

御丁寧に、ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/29 13:11

先ずは、貴方が望んでおられる様な、



「その通信制大学が、入学金をせしめる意図で、故意に入学希望者を騙した」

ではないだろう、と申し上げます。

「法改正による実習に関する改訂に係る告知が、徹底していなかった」

としても、

「入学金を払った後に変更したというのは詐欺のようなものだ」

とは言い切れません。

お父様が入学資料を取り寄せた時期が、旧制度⇒新制度の狭間・法改正の影響が出る前、つまり

「資料請求後すぐの入学ならば(1年後の入学でなければ)、、実習先は一ヶ所だった」

という可能性は「0」ですか。

法改正による変更点について、
「法改正により、平成○○年○月以降の入学者は、実習(単位修得、受講等)に関する変更が生じる見込みです」

等の「HPでの告知」もありませんでしたか。

受験校選定にあたり、数校比較なさったかと存じます。その「数校全て」で、「法改正による実習箇所数変更」の告知・注意喚起は無かったのでしょうか。

実習先が二ヶ所になって、実習期間(日数)も大幅に延長されているのでしょうか。それとも、「実習期間(日数)はほぼ同じ」なのでしょうか。

法改正後も実習期間(日数)はほぼ同じで、旧資料で既に実習先が複数提示されていて、各実習先が十分受け入れが出来る状況ならば、

「実習先が一ヶ所から二ヶ所になる」という変更点に対して、大学側が「十分対応出来る」と「早合点した(=入学希望者への徹底的な事前告知・注意喚起にまで気が回らなかった)」可能性はあります。

しかし、通信制大学は、例えば「四年間で卒業が当たり前、ではない」等、学び方が通学制と異なる部分が多々あります。

又、貴方自身書かれている様に、

>実家がもう少し~街中にあれば、まあ2つ行くのも仕方がないか、

と、「お父様と同時期に入学する人全員」そうでなくても「大半」が「確実に実習しきれない」「二ヶ所で実習するのが無理」とはならず、「県外の方も何とか都合がつく」「全然問題ない」という人達も必ずやおられる筈です。

「不便な土地に住む者や高齢者への配慮がなっていない」

と断じるならそれまでですが、

社会人・家庭人の身で、有給休暇を使いながら、片道二時間以上掛けて他県に通い(朝は5時起き。課題やレポートで徹夜も)、複数年かけて資格取得した人を身近に知る者としては、お父様の憤りは十分理解した上で、お父様も「お甘い」気が致します。
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この回答へのお礼

>「その通信制大学が、入学金をせしめる意図で、故意に入学希望者を騙した」ではないだろう、と申し上げます。「法改正による実習に関する改訂に係る告知が、徹底していなかった」としても、「入学金を払った後に変更したというのは詐欺のようなものだ」とは言い切れません。

そうですね。私も、入学金を振り込ませるために故意に騙したなどとは思いませんし、父もそのようなことは思っていません。少し感情的になって、詐欺のようなものだとは確かに言っていましたが。

>お父様が入学資料を取り寄せた時期が、旧制度⇒新制度の狭間・法改正の影響が出る前、つまり「資料請求後すぐの入学ならば(1年後の入学でなければ)、、実習先は一ヶ所だった」という可能性は「0」ですか。

問い合わせた限りでは、「0」と言い切られたようです。

>法改正後も実習期間(日数)はほぼ同じで、旧資料で既に実習先が複数提示されていて、各実習先が十分受け入れが出来る状況ならば、「実習先が一ヶ所から二ヶ所になる」という変更点に対して、大学側が「十分対応出来る」と「早合点した(=入学希望者への徹底的な事前告知・注意喚起にまで気が回らなかった)」可能性はあります。

どうやらおっしゃる通りのようです。
事前告知・注意喚起はありませんでした。聞くところによると、来年度入学を予定していた人の中にも、実際父のように実習先の変更で入学を取りやめた人がいるようです。

>社会人・家庭人の身で、有給休暇を使いながら、片道二時間以上掛けて他県に通い(朝は5時起き。課題やレポートで徹夜も)、複数年かけて資格取得した人を身近に知る者としては、お父様の憤りは十分理解した上で、お父様も「お甘い」気が致します。

そうですね。まさに、今の私自身が働きながら通信をしており、スクーリングや実習も年休を利用したりレポートや試験はそれこそ早朝深夜にすることがほとんどです。

ただ、父は退職したと言っても、日本に数少ない分野の技術者で、個人的に研究機関から講師をお願いされたり海外指導へ行ったり、ある意味片手間働きつつ家事もすべてしつつ、という中で社会福祉士の資格を獲得しました。ですので、父自身も早朝深夜に苦労しながら勉強して、しかも努力して最短年で資格にも受かりました。このことは、単純にすごい信念だなと思います。

父も落ち着いて、また頑張ろうと改めて発起したようです。ホッとしました。


御回答、ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/29 14:23

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