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吸収式冷凍機の原理はわかるのですが、真空温水器の原理がピンときません。
器内を減圧した状態で水を沸騰させて、その減圧下で発生させた蒸気と熱交換させ、温水(飲用・暖房用)を作り出すとのことですが、大気圧より非常に低い圧力で水を沸騰させてなぜ温熱が得られるのでしょうか?
吸収式の原理でいくと、ほんとんど真空に近い状態で水を沸騰させてそのときの蒸発潜熱を利用して冷熱を取り出すはずですが、真空温水器だと温熱を取り出すにはどうやってるのでしょうか?

A 回答 (2件)

「真空温水器」といったって、真空あるいは真空に近い状態で稼働しているわけではありません。


大気圧より低圧というだけです。
大気圧の70%程度の圧力すなわち70[kPa]の圧力で運転すれば、90[℃]で沸騰して蒸気になります。この蒸気は2660[kJ/kg]のエンタルピー(熱量)を持つので常温の水を加熱して、80[℃]以上の温水を得られます。蒸気は潜熱を持っているので、水を加熱しても温度は下がりませんが、一般には60[℃]程度以上の温水を暖房・給湯に使っています。
水を直接加熱する装置は「ボイラ」に分類され、各種の規制がありますが、「真空温水器」にはこの規制がないので使いやすいということで、特別な原理を使っているわけではありません。
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水が沸騰した時点で温熱が得られるので,そのまま利用する。

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