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分子式C5H12Oで示される化合物A~Dがある。A,Bは炭素骨格が直鎖であり、光学異性体が存在しない。Dは、光学異性体が存在した。
A~CはNaと反応したが、Dは反応しなかった。A~Dに硫酸性ニクロム酸カリウム水溶液を加えて温めると、AからはE、BからはFが生じ、C,Dは変化しなかった。
E,Fにアンモニア性硝酸銀水溶液を温めて加えるとEは銀を析出したが、Fは析出しなかった。
Eに硫酸性ニクロム酸カリウムを加え、酸化させると酸化物Gが得られた。

A~Dはどのようにして求めるのですか?
解き方を教えてください。
解説が詳しいとありがたいです。

A 回答 (2件)

AはNaと反応することからアルコールであり、酸化生成物Eが銀鏡反応を示す(還元性がある)ことからEはアルデヒド、Eをさらに酸化したGはカルボン酸と予想できます。

従って
 A:n-ペンタノール
 E:n-ペンタナール
 G:n-ペンタン酸
と思われます。

BはNaと反応することからアルコールで、酸化生成物Fは銀鏡反応を示さないことからFはケトンであり、Bは二級アルコールと思われます。この時点で候補は2-ペンタノールか3-ペンタノールになりますが、2-ペンタノールには光学異性体が存在する(2位の炭素が不斉となる)ので
 B:3-ペンタノール
 F:3-ペンタノン
と思われます。

CはNaと反応することからアルコールで、酸化を受けないことから3級アルコールであることが判ります。従って
 C:2-メチルー2-ブタノール
と思われます。

DはNaと反応しないのでエーテルと思われます。5つの炭素を酸素の両側にどう分けるかですが、紺額異性体が存在するためには炭素4つが必要になります。従って酸素の片側はメチル基、もう片側はイソブチル基です(この辺はいろいろ構造式を書いてみて下さい)。
 D:CH3CH(OCH3)CH2CH3


 
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この分子式と「A~CはNaと反応したが、Dは反応しなかった」ということから A, B, C, D がそれぞれどのような種類の物質であるかを決める.



あとは「硫酸性ニクロム酸カリウム水溶液を加えて温めると」どういう反応を起こすのかなどを考える.
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