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Fe(III)イオンの正八面体型錯体は高スピン配置と低スピン配置の2通りの電子配置を取る。

(1)このように基底電子配置が変化する現象をなんと呼ぶか、また、この現象が起きると化合物
の何がどのように変化するかを理由とともに2例挙げる。

(2)(1)の現象について、次の用語を用いて説明せよ。
(配位子場安定化エネルギー、スピン対生成エネルギー)

(3)このFe(III)の化合物のdd遷移の強度は、一般的なdd遷移と比べて1/20以下であった。
この化合物の電子配置はどちらか?理由とともに答えよ。

という問題です。

(1)については、僕はdd遷移ではないかと思いましたが、(3)にまたdd遷移という語が出てきたので
やはりdd遷移ではなかったですね。

(2)は(1)と直結するので、これもわかりません。

(3)二ついては、高スピンのほうがdd遷移は必ずスピンの方向が変わるから、多重度がかわり、
禁制遷移になります。なので、吸収強度が低いです。と考えていますが、合っていますか?

シュライバー無機化学の19章は何遍も読みましたが、やはり実際の問題をやるとわからないところがいっぱい出てきます。ぜひ、ご教授お願いいたします。

A 回答 (1件)

1 


スピンクロスオーバー現象

2 
配位子場安定化エネルギー>スピン対生成エネルギー
であれば、スピン対によって生ずる無駄なエネルギーより、よりエネルギーの低いt2g軌道に
スピンがより多く入ることで生じるエネルギーの安定化の方が大きいので低スピン状態に。
他方
配位子場安定化エネルギー<スピン対生成エネルギー
であれば、逆にスピン対で生じる無駄なエネルギーが大きいので、よりスピン対を解消できる高スピン状態になる

という感じの説明で
3
大正解!!!!!

……これ確か
平成22年の京都大学工業化学科工業基礎化学コースの3回の前期の無機化学IIの過去問ですね。

あと、今年の無機のテストは7月23日でしたっけ。もうすぐですね。
単位落とさないように頑張ってください、工基礎の3回生の同士よ^^

ただ、やはりネットで質問するよりはまずは自分で調べて、そして先生に聞くなり友達に聞くなりをした方が良いような。

まあ単なる愚痴です。はい。お気に召さないで(笑)

参考URL:http://maildbs.c.u-tokyo.ac.jp/~kojima/research/ …
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この回答へのお礼

ばれちゃいましたか、はずかしー><
もし7月23日の試験中に「これ確か平成24年の京都大学工業化学科工業基礎化学コースの3回の前期の無機化学IIの過去問ですね。」とか出たらまずいですね。平成22年でよかった(笑)
僕はちゃんと授業に出ているのに、スピンクロスオーバー現象って初耳なんて...知らぬうちに寝ていたか...
本当に助かりました。ありがとうございます!期末試験は一緒に頑張りましょう!

お礼日時:2012/07/14 22:10

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