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戦争末期に数千人の若者が特攻作戦で戦死しました。

国を守るために自分の命を犠牲にした、その純粋な気持ちに心のそこから哀悼の意を表します。

さてその戦死に対して、現代日本人の中に、「彼らの死のお陰で現在の日本があるのだから彼らの犠牲に感謝すべきだ!」という人が居ますが、私はこの論理が解りません。

彼らが犠牲になることが無く、戦後生きていたとしたら、本当の意味でお国のために貢献できたはずだ、と私は思うのですが・・・・。

「彼らの犠牲があったからこそ、日本の現在の繁栄がある」ということをわかるように説明してくれる人は居ませんか?

A 回答 (20件中1~10件)

生きていなくても、「そういう人達がいた」「そういう人達の犠牲の上に成り立っている」


「そういう時代があった」 とかそういうことを今言えるだけでも
十二分に"役に立っている"と思いますし、
そういう人達がいなかったならもっとこの国は酷い方向へ成長してしまったとも思います。


が、"役に立った"や"役に立つ"など、そういう話ではないと思います。
質問者さんが仰っている通り、彼らは「純粋な気持ち」で特攻し、亡くなりました。
中には亡くなっておらず、今でも生きておられる特攻隊の方も居られますが。
しかしその「純粋な気持ち」というのは「国の為」や「故郷や家族の為」と
そういう気持ちであって「役に立つ為」ではなかったと思うんですよ。
亡くなった方から話を聞くことは自分もいつか死んであっちへ行ってから
ゆっくりとしようと思いますけれど、きっとそうだと思います。

この回答への補足

>「そういう時代があった」 とかそういうことを今言えるだけでも十二分に"役に立っている"と思いますし、

同感です。

>人達がいなかったならもっとこの国は酷い方向へ成長してしまったとも思います。

具体的にはどういうことをイメージしているか?教えてほしいものです。

補足日時:2012/07/21 17:37
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/26 06:43

日本にはなぜか戦争を精神面で語る愚か者が多く、デジタルに考えられる人間は非常に少ない。


安っぽい軍事ロマンにおいてのみ存在意義があり、戦略面でも戦術面でも無意味であり、
愚かとしか言えない行動でした。彼らを英雄視することで旧日本軍の愚かさを隠蔽しているにすぎない。

働き盛りの自国民を大量死させたのは、旧日本軍に戦争を行う資格がないことの証明でもあります。
ミッドウェー海戦の敗北の時点で講和していれば、特攻も、下手をすると原爆もなかったかもしれません。

「彼らの犠牲があったからこそ、日本の現在の繁栄がある」
このような愚か者がいなくならない限り、日本は独立国としての外交戦略を持つことはできないでしょう。
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この回答へのお礼

>き盛りの自国民を大量死させたのは、旧日本軍に戦争を行う資格がないことの証明でもあります。

同感です。
日本は戦争をする資格の無い国だと思います。
だから憲法九条を守るべきだと思います。



>「彼らの犠牲があったからこそ、日本の現在の繁栄がある」などという愚か者がいなくならない限り、日本は独立国としての外交戦略を持つことはできないでしょう。

賛成です。
でもこのことを解らない国民が多いのが現状です。
それではどうしたらよいのでしょうか?

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/21 17:43

お国のためと言いますが、みんな家族や愛する人のため


戦争に行き、戦争で失った人の残された家族のため
残った人は、頑張って頑張って今の私たちがいると思います。
天皇陛下のお言葉ではないですが、当時の人たちの耐え難きを
耐えた努力がなければ今の日本はなかったと言うことでしょう。
その人たちの中に、命令でしかたなく、中にはお母さんと叫びながら特攻した
彼らがいた。
あなたの思っている通り、特攻したからどう、しなかったら、、、と言うと
明確な因果関係は無いと思いますが、戦争と言う大きな大きな犠牲の
一部であったのは間違いないと思います。
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この回答へのお礼

>戦争と言う大きな大きな犠牲の一部であったのは間違いないと思います。

同感です。

この犠牲を肝に銘じれば、戦争放棄憲法を尊重すべきと、思うのですが、現実は大部分の日本人はこのことを忘れてしまっているような気がします

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/21 17:47

太平洋戦争で唯一戦果があったのが特攻といわれています

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この回答へのお礼

そうなんですか。
もしそのことを書いたものがありましたら、教えてほしいと思います。
ネットでありませんか?

とにかくありがとうございました。

お礼日時:2012/07/21 17:51

特攻が無かったら、アメリカは原爆を使わなかったかも(ドイツに対して使おうと思って開発してたら完成前にドイツが降伏しちゃった、と言うのが、日本に使った最大の要因ではあるけども)



だって、特攻によって、アメリカ人は「日本人怖い。国民が居なくなるまで続けそうだ。圧倒的大量破壊兵器(原爆)でも使って諦めさせない限り、日本を救えない」って思うようになった(実際に戦争を経験している高齢のアメリカ人の中には、あの戦争で「原爆使って日本を救った」と思っている人達がいる)

アメリカが原爆を使わなかったら、日本人は何処までも諦めずに戦争を続け、それこそ立ち直れないくらいになって、今頃は「合衆国ジャパン州」になってたと思う(北海道はソ連、九州は中華人民共和国)

そういう意味では、特攻戦死者も原爆被爆者も「彼らの死のお陰で」と言えるかも知れません。
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この回答へのお礼

特攻が原爆の原因、という考えは、ありうると思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/21 17:53

私は「無駄死に」以外の何物でもない、と考えます。


鶴田浩二のように、生存して活躍した人の、「生によって現在の日本があるのだ」と思います。
「死」が貢献であれば、自殺者は何を貢献しているのでしょうか。死を潔い、と考えるのは愚かです。

しかし、彼らを軽蔑してはいません。そういう教育を受けたにすぎないのですから。
日本の繁栄はそういう教育から脱したからではないでしょうか。
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この回答へのお礼

>私は「無駄死に」以外の何物でもない、と考えます。

私もそう思います。

>日本の繁栄はそういう教育から脱したからではないでしょうか。

本当に脱していると思いますか?

とにかくありがとうございました。

お礼日時:2012/07/21 17:56

特攻作戦が自爆攻撃による必死作戦だから残酷に思われています。


あなたの意見では特攻作戦が無ければ生き残り戦後活躍できたとなるようです。
ですが、そうはなりません。

もしも特攻作戦をしなければ彼らはどうなるのか?
通常爆撃任務で敵艦を攻撃することになります。その戦果は300機を用いて1発爆弾命中するか否かで、生存率は1/600です。特攻機は2500機ほど参加しており、動員兵数が4300人ほどです。もし通常攻撃をしていたならば8発の戦果を挙げ、4機が帰還出来ます。7名ほどが生き残る計算です。
特攻は4300人が死にましたが、約360隻に損害を与え、死者4900名、負傷者4800名です。更にPTSDが1万人以上ですので、1人5殺(PTSDや負傷者はほぼ社会復帰不可能でした)の戦果です。

特攻しなければやっぱり戦死して、特攻進級はなく(1階級のみの特進)、戦果も無い結果になります。
特攻は多大な戦果を出し、下士官のご遺族には少尉分の遺族恩給が、士官のご遺族には二階級特進分の遺族恩給が支払われます。

遺族にとっても死んでいった者たちにとっても特攻が良かったんだと思います。

そして哀しいかな、遺族恩給は子供や孫に使われ戦後復興の原資として直接または間接的(ゆうちょ等)に国債購入や株式に投資されたんですよ。遺族会と自民党が結託して社会投資させてたんですよ。
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この回答へのお礼

>特攻は約360隻に損害を与え、死者4900名、負傷者4800名です。

この数字は知りませんでした。
大本営発表の嘘ではないでしょうか?

ネットでそういうことを書いたものを紹介いただけないでしょうか?

お願いいたします。

お礼日時:2012/07/21 18:01

 気持ちの上からは特攻なんぞ認めたくはない。

が、実は役に立っている。
 戦後、日米間のさまざまな貿易交渉がもめまくった時、あまりに言うことを聞かない日本側に対しアメリカ側には対日再占領という想いが頭をかすめたとさえ言われている。しかし交渉決裂間際でアメリカ側の強硬策を止めに入ったのは国防総省だった。カミカゼや民間人を巻き込む激戦、さらには事実上軍隊が崩壊し敗北が決定してもなお戦い続ける日本人に心底恐怖した軍が最後の一線を超えることを引き止めた。(そののち日本側が自主規制をするまで摩擦は続いた。)
 このことを思うたびに特攻でなくなった人たちへの感謝の念を思い起こす。同時にこのような悪行をおもいついた今につらなる政治家と官僚への憎しみも…。

 もしカミカゼなどやらなくて生きて戦後を迎えられたら、とはいつも思うが、歴史上血であがなって現代社会の一員としての地位を獲得した例(2世部隊、やモンゴルの大軍へ立ち向かったハンガリー。)も少なからずあることを思えば、どちらか一方に裁断することは難しい。

この回答への補足

>歴史上血であがなって現代社会の一員としての地位を獲得した例・・・

とありますが、特攻は具体的に何を守ったのか?というのが質問です。

貿易交渉に効果があった、ということをどういう風に証明しますか?

補足日時:2012/07/21 18:13
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現代の日本人は、生命原理主義みたいな風潮に


なっています。
己の生命が一番大切だ。
この世で最も貴重なのは生命なんだよ。
てな調子です。

しかし、これでは犬猫などの動物とどこが違うのでしょうか。
生命は大切です。
しかし、その生命よりももっと大切なモノがあるのでは
ないか。
こう考えることにより、人間は動物とは違うのだ、と
いえるのではないでしょうか。

特攻隊員は、日本人に、己の生命よりも大切なモノが
あることを、身を以て教えてくれる存在です。

西部開拓時代の話です。
米国先住民ジェロニモが、新聞記者のインタビューに
答えたことがありました。

記者「貴男は、この勝ち目のない戦いをいつまで続けるつもりですか?
   意味が無いでしょう。無駄死にだと思いませんか?」
ジェ「確かに勝ち目はない。しかし、ここで無様な負け方をしたら
   子孫が軽蔑される。
   我々は、子孫の名誉の為に戦っているのだ」

ジェロニモの戦いが、子孫に対する侮蔑を軽減しているかは判りませんが
子孫の精神には、残っているでしょう。

この回答への補足

>我々は、子孫の名誉の為に戦っているのだ」

貴兄は、名誉のために、特攻をする覚悟がありますか?

名誉は結局守られたと考えますか?

沖縄の基地が、アメリカの思うままに使われている現状に怒りを感じませんか?

これでも日本の名誉は守られている、と言い張りますか?

補足日時:2012/07/21 18:17
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特攻による戦果



護衛空母3隻を含む57隻を撃沈。

エセックス級大型空母フランクリンおよびバンカーヒルなど主力空母4隻を含む、
108隻が大破、搭載機喪失多数。その他87隻が中破。
米軍の人的損害多数(特攻隊員の数以上)。

特攻で戦死したことに感謝するのではありません。
戦死したすべての日本人が日本を想う心を持ち戦ったことに敬意を表するだけです。
特攻という行為はそれを象徴しているにすぎません。
安易に大国に飲まれぬよう戦って踏みとどまった先人たちが、
今の日本の礎になってくれたことに間違いはありません。

一つ付け加えるならばあの時ああだったらこうだったらと、
過去のifを現代の感覚で語ることには意味がありません。
良くも悪くも日本人が日本人であるがゆえに紡がれた過去ですから、
その事実だけをうけとめましょう。
バブルのときも誰がはじけると想像したでしょうか・・・

この回答への補足

本当にそんな戦果があったのですか?

ネット情報ででも、そういうことを書いたものがありましたら教えてほしいと思います。

どうも大本営発表の嘘のような気がします。

>日本人であるがゆえに紡がれた過去ですから、その事実だけをうけとめましょう。

とありますが、過去の反省は必要ない、という考えなのですか?

補足日時:2012/07/21 18:21
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/26 06:40

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