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PCオーディオが普及し始めた昨今、SACDは必要なのでしょうか。

また、SACDプレーヤ対DADACを含むPCオーディオでは、同価格帯でどちらに軍配があがりますか。

今、PCオーディオを楽しんでいますが、SACDプレーヤーを持っておらず、今後の検討課題にしようと思っています。

レコードは、電子データでは代替が困難なため趣味の世界では残っていくでしょうが、SACDはどうなのでしょうか。高いお金を払って買う価値があるのか疑問視していますが、音がよければ別です。

A 回答 (7件)

>> PCオーディオが普及し始めた昨今、SACDは必要なのでしょうか。

//

必要とも言えるし、不要とも言えます。

そもそも、市場がSACDを求めているかという点に大きな疑問があります。一部のオーディオマニアはSACDを含む「高音質(という触れ込みのもの)」を求めますが、大多数の人はCDで十分、何となればMP3でも構わない訳です。マーケット的な意味で言えば、不要と言っても良いでしょう。

「高音質(という触れ込みのもの)」を求めるオーディオマニアに関して言うと、ここでも必要とも、不要とも言えます。SACDに使われいているDSD方式は、今のところ、パソコンで扱うのが困難(事実上不可能)です。その意味では「DSDを聞くならSACDしかない」と言えます。

また、視点を変えると、PCオーディオを「受容できる人々」と「受容できな人々」という見方もできます。パソコンに不慣れな人や、パソコンは音質が悪いという固定観念にとらわれた人からすれば、仮にパソコンでDSDを扱えるようになっても、SACDを必要とするでしょう。

>> SACDプレーヤ対DADACを含むPCオーディオでは、同価格帯でどちらに軍配があがりますか。 //

上記の通り、PCオーディオでDSDを扱うことは事実上不可能に近いので、単純には比較できません。

DSDの中でも一般的な2.8MHzサンプリングは、データ量で言えば24bit/192kHz相当と言われていますが、リニアPCMとDSDでは量子化の方法が異なるので、音質に差があっても不思議ではありません。

つまり、SACDプレーヤーとPCオーディオを比べるのは、DSDとL-PCMという量子化の方法の違いと、DACなどハードウェアの違いとをごちゃ混ぜで比べることになるので、どちらの方が有利と言うことは困難です。

>> SACDはどうなのでしょうか。高いお金を払って買う価値があるのか疑問視していますが、音がよければ別です。 //

全くの個人的見解ですが、CDと同様にパソコンで気軽に扱えるようになれば、普及すると思います。つまり、(1)SACDがコピー防止技術を外して販売されること、(2)パソコン上でDSDデータを扱えるようになること、(3)USB-DAC等が対応すること、です。

現在、オーディオ機器で聞くことに固執するマニアを除けば、市場の大多数の人々は、何らかの形でパソコンを利用して音楽を聴いているでしょう。従って、それらの人々がSACDを買ってくれなければSACDは普及し得ません。そのためには、これら3つの点がクリアされる必要があります。

逆に、1つでも障害が残ればSACDが今以上に普及するのは難しいでしょう。そして、(2)(3)の問題が残れば、高音質データの配信サービスでもDSDのメリットはないので、ますます廃れて行くことになります。

(2)(3)は、欧米の(主にベンチャーの)企業を中心に、何とかクリアできる見通しが立ちつつあるようですが(DoP: DSD over PCM)、標準規格ではなく一種の「裏ワザ」なので、まだまだ未来は明るいとは言えない状況です。

いずれにせよ、SACDにコピーガードがかかっている限り、市場は大きくならないと思います。

市場が小さいことの最大のデメリットが、「聞きたいと思うSACDが少ない」状況が続くことです。いくら音質が良くても、中身が魅力的でなければ意味がありません(まあ、「音楽」より「音質」というマニアも少なからずいるでしょうが)。いくら音が良くても、聞きたいディスクがほとんどないものに投資をするのは無駄でしょう。

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ああ、ちなみに、現在のスタジオの一般的な音源は24bit/48kHzと言われています。24bit/96kHzや24bit/192kHz、DSDを使っているスタジオもありますが、例外的です(クラシックなどでは多少増えると思いますが)。48kHzでも特に問題はないし、膨大な処理量を考えるとデータ容量はできるだけ減らしたい、映像関係では48kHzが一般的、といった辺りで、音楽でも「まあこれで良いじゃん」という感じのようですね。

そういう次第で、「SACDのメリットが活きるほどの音源がない」というのも、1つの事実かも知れません。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20 …
http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/2012072 …
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この回答へのお礼

確かにPC音源とDSDは別物ですから単純な比較はできませんな。

SACDはジャズとかクラシックには普及しそうですが、ロックとかポップスには普及しないでしょう。

そしたらレコードプレーヤーと似たようなジャンルをカバーすることとなります。
操作性もレコードと変らない。

となると、SACDとレコードとの比較をすると、レコードに軍配が上がるのではないのでしょうか。
レコードは、カードリッジや昇圧トランス等をグレードアップすれば、SACDをもしのぐ音質になると、雑誌で読んだことがあります。

SACDにこるのであれば、レコードにこった方がよさそうです。

お礼日時:2012/08/01 19:12

はじめまして。



私にとってSACDは無くてはならない存在です。

SACDのフワッと広がる空気感、繊細な音場表現はCDでは出来ません。

私はSACDマルチチャンネルのフロントをセパレートアンプでB&W804sを、リアアンプでB&W805sを鳴らしています。前後の音量は適当に調整しています。

さて、私もPCオーディオを楽しんでいますが、音質にこだわらないソースばかりです。確かに便利ではありますが、インターフェースがまだ未熟だし、市場のDAコンバーターはハイレゾリューションに対応していても、音質はまだまだ、って感じです。USBDACが各社から出ていますが、行きつけのオーディオショップで聴かせてもらったら、一部の高級機以外は音が悪くて耐えられませんでした。

PCオーディオに音質を求めてもLINNの製品くらいのレベルでないと満足できません。

やはりSACDの良いところはマルチチャンネル再生でしょう。

日本の家庭事情からするとマルチのためにリアスピーカーを設置するのは難しいかもしれません。実際我が家でも後ろにスピーカーが置けないので、斜め横に設置してあります。それでも十分です。コンサートホールのような自然と音に包み込まれる感じはたまりません。前方左右のスピーカーより更に横に広がる音場はスピーカーの存在を忘れさせます。

そもそも、SACDマルチの再生規格で、リアスピーカーの設置位置が厳密に決めてありますが、そこまで厳しくなくても楽しめるのにそうしないといけないと思ってる方が多いせいか、導入をためらう人が出てしまっていますね。

とは言ってもPCオーディオもマルチチャンネルソフトを配信しだしているので注目していますが、新たな投資をしないといけない思うと、ちょっと躊躇してしまいます。

いずれにしてもSACDの情報量豊かな音を実感してしまうと、普通のCDの音が悪く聞こえてしまいます。

さて、質問者さんが疑問に思っているコストパフォーマンスですが、マルチ再生という視点からするとどちらも同じくらいだと思います。アナログに変換してしまえば後はフロントアンプ、フロントスピーカー、リアアンプ、リアスピーカーとSACDでもPCオーディオでも共通です。

でも市場を見渡すと明らかにSACDマルチソフトは少ないですね。私はクラッシックを主に聴くので、まだ数的にはある方だと思いますが。このようなソフトが出なくなると困るので、今、一生懸命買いあさっています。
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この回答へのお礼

ありがとう。

あいにく私はマルチチャンネルより2チャンネルにこだわりをもっております。

そうなると、SACDが本来持つ価値を十分に発揮できないということですよね。

やはり、PCオーディオとレコードにこだわりを持っていった方がよさそうです。

お礼日時:2012/08/01 19:22

>PCオーディオが普及し始めた昨今、SACDは必要なのでしょうか。



私は「無用」に一票(汗)。

CD が生き残っているのは PC Audio に疎い層が「Disk を Set して再生するという Audio 儀式」を必要とすることや、Concert の即売会などで Sign を描いて貰う Media が必要とされる場面で「Sign を記す適当な余白を持つ Media」であることからだと思うのですが、前者は Smart Phone 等といった PC 知識を要さない Media の普及に伴って「Data File を選択すると再生される」という方式の方が Major になるでしょうし、後者は¥100 の Business Card Case に¥100 の Mini 或いは Micro SDXC Memory Card が挟まれた Business Card を入れても用を成すのですから Digital Disk Player など無用の長物と化すだろうと思っています。・・・昨今の SDXC Memory Card は Mini で 256GB、Micro でも 64GB と SACD よりも高容量になっており、Data 転送速度も Digital TV 放送を難なく録画再生できるほどになっていますので、これらの Memory Card が旧式化して値崩れする頃には低容量で大きな SACD Disk を高額で巨大な SACD Player で再生するのが馬鹿々々しくなってきそうです。

SACD 自体が存続するか消滅するかは Maker の Promotion 次第ですが、現在の SACD Promotion は昔からの相も変わらぬ衆愚宣伝、つまり周波数特性だの Dynamic Range だの「原音」だのの無意味な言葉で無知な Consumer を煙に巻く手法でしか Promotion を行なっていませんので、ちょっと Audio にのめり込んで、そうした言葉の矛盾に気が付いてしまったら、もはや SACD にのめり込む人は Maker の口車に乗せられた哀れな人達のみになってしまいそうです。

SACD・・・と言うよりも DSD (Direct Stream Digital) の Merit は前の回答者さん達が仰るように「Master Recorder の Data をそのまま Listener の元に送り届けることができる」というものなのですが、そのための Data Container となる Media は SACD である必要もないのですから Mechanical な部分が無駄な投資でしかない Disk Player は「音楽の再生」という面に注目すれば「無用」となってしまうでしょうね。

>高いお金を払って買う価値があるのか疑問視していますが、音がよければ別です。

高いお金を払ってくださる御客様を蔑ろにするわけには行きませんので、Mechanical な部分に無駄なお金を払わせる分、Electric な部分はその辺りの安い電子 Palyer とは比較にならないほど念入りに音作りをするものです。

ただし、念入りに音作りをするのは Series の最高峰となる Hi-End 製品のみであり、廉価版はそれなりに手を抜くものですので、Hi-End 製品でない限りは PC Audio の方が遥かに有利だろうと私は思っています。

「SACD だから音が良い」という論理は全く成り立たないものであり「高額だから音が良い」の方がまだしも説得力があるでしょう(汗)。

同じ値段ならば Mechanical な部分への Cost がかかっている Disk Player に軍配が上がる筈もないと思うのですが、どうでしょうか?

Open Reel Tape、EL Cassette、CDV、VHD、LD・・・Data は不滅でも Media は必ず消滅するものですので「Maker の Media 商売」に御布施を支払う信者ならばともかくも、Media よりも Data を大切にする姿勢、装置よりも音を大切にする姿勢を持ち続けたいものです。
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この回答へのお礼

ありがとう。

SACDの価値について理解を深めることができました。

PCオーディオやレコードにこっていった方がいいことが分かりました。

お礼日時:2012/08/01 19:20

音がよくても聴く物(ソース)が無ければどうしようもないです


利便性の問題もありますし、ね

レコードは時代のメインストリームを経て、現在では趣味性の高い物としてニッチな市場を形成しています
ソレに対して、SACDは登場当初からニッチで今もニッチで、正直何故消えないのか良く判りません
もし、SACD市場が活性化するとすれば、先に語られた通りDSDがPCで扱えるようになる位でしょうか
コピー対策など理由はあるのでしょうが、クローズドなATRACに固執してIpodを筆頭とするオープンなプレイヤーに淘汰されたウォークマンと状況は似ている
というか代替品が無い分、余計悲惨な事になっていると感じています

個人的な話ですが
SACD登場初期にSCD-1を購入したのですが、何年か使ってみてメインとなるソースがほぼCDだったこと
雑食なので購入する新譜もほぼCD
その後、PCオーディオに手をだしてCD再生ではPCオーディオのほうが音質で上回ってしまった
そんな状況で結局SCD-1は友人に譲り、自分のシステムからはSACDラインがなくなっちゃいました

同価格帯での勝負ではないので若干公平ではないのですが、自分の中ではSACDは既に終わっちゃったメディアです
SCD-1を買った頃はCD/SACDハイブリッドで新譜の大半がSACD対応になるのかなーと期待してたんですけどね・・・
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この回答へのお礼

確かに、SACDの販売種類が少なければ、どうしても数の多いCDやPC音源になっちゃいますよね。

やはり、SACDにこるのは待ったほうがよさそうだ。

お礼日時:2012/08/01 19:16

はじめまして♪


(いや、お久しぶりです、汗)

SACD、つまりビットストリーム方式は、言ってみればADCの初段で分解されたままのデータ方式を利用ですね。ADCのPCM変換でICごとの音質差を考慮せずに済むと言う理論的な利点が有りますが、なにぶんにも録音現場での編集作業が面倒、対応する編集機器や編集用のコンピューターソフトが少な過ぎ。
そのため、SACDの本質的な利点を生かすレコーディングからパッケージ化がかなり難しい上に、販売実績も少ないのが現状です。

実際には、過去の録音素材の再変換でSACDのCDに対する優位性はオーディオマニアでも無い、単なるオーディファンの私でも体感出来た事があります。
しかし、そう言った過去の音源では多くの場合mp3とかaacの音源でほとんどの人が満足していますよね。(それでいて、そう言う人がデジタルケーブルで音質が良いのは?なんていう矛盾も、、)

大掛かりな編集も出来ない分、マイナーレーベルで小編成の生録に近い優秀な音源も存在します。
我が家では諦めてしまいましたが、SACDのマルチチャンネル再生を真面目に取り組めば、実際に居る部屋空間が変わってしまう程の感覚に成ります。(自分ではその鱗片に触れるのが精一杯。抽選に当たって足を運んだ試聴ルームでの体験はやはり機器のセットアップ以前に、私の資金じゃ難しいよぉ~涙)

今のSACDプレーヤーの中には、ビットストリーム信号をPCMに変換してDACに送り込む、と言う製品も有るのですが、今以上普及率が高く成る事も、近いうちに打ち切りに成る事も考えにくいでしょう。

数は少ないと言っても、根強いファンも居ますし、そもそも供給側もすでに大量生産を前提としていないのですね。

アナログレコードと少々似ていて、ビットストリームのSACDデータを直接扱えるパソコンがほとんど無いのですから、これからも高度なオーディオファンやオーディオマニア、音楽ファンなどの利用者が有る程度居るかぎり、存続出来るのかなと思っています。

私の様なレベルのオーディオファンは既にカセットテープもオープンテープもアナログレコードもSACDマルチやDVD-AudioやMDやAHDなどもやめてしまって、パソコンがプレーヤーと言う状態に成っています。
(DVD-Audioは実際に導入体験は有りませんが、、)

SACDのマルチチャンネル再生は絶対にいっ聴の価値あり。AVサラウンドとは全く別もの。
SACDの通常のステレオ音源では、かなりの再生環境が整っていませんとハッキリトした優位性までは感じ取りにくいかもしれません。(私の場合は、なんとなく、音の広がり感、空間表現という一部でしょうか、そういう何となく違うと言う程度までは感じましたが、曲に依ってなのかもしれませんが、ぎゅ!っと詰まったサウンドも嫌いじゃないので、それぞれ一長一短と感じましたよ。まぁ自前機器のそれほど高級なオーディオ機器じゃないからなのか、私の耳、聴感が追いついて居ないのかのどちらか。そんな状態だったんでしょうね。)
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この回答へのお礼

マルチチャンネルとなるとSACDはよさそうですな。

私は、ピュアオーディオを極めたいので、SACDというよりも、PCオーディオでデジタルを良くし、レコードでアナログを良くする。

これでいこうと思います。

よって、高いSACDプレーヤを購入しなくてすみました。

ありがとう。

お礼日時:2012/08/01 19:15

こう考えてます。

ただ単にいい音を聞きましょうという事であれば全然いらない。高サンプリングの配信さえあれば問題無いです。そもそもSACDは現在一般のCDのマスターをそのまま提供するという意味で存在して居るのだと。普通の楽曲のマスターは現在では殆どが196Kサンプリングで作成されています。おそらくAKBであろうがなんだろうがそうです。
それは将来の事を考えてそうなっています。でもCDにする段階で44Kに落として出荷されるのです。で、マスターがあるのにもったいないから、音質を気にする人にはSACDの提供をするという事になります。
でも本来のSACDはチャンネル数などの優位性などがあるわけで。本当はこの部分に於いてスポットを当てるべきだと思うわけです。でもそのためには録音からSACD向けに考えなくてはいけない。でもSACD専用で売るCDなど売れないのは解っているので意味が無い。ならば存在意義は?
という事で、もっと他のソースがSACDに合ったものとして出てくる可能性を待つ以外になりでしょう。
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この回答へのお礼

音にはこだわりを持っています。
限定的なジャンルにはSADCは残りそうですな。

お礼日時:2012/08/01 19:06

SACDは一部のマニアには支持されるでしょうけど、一般には普及しないでしょうね。


普通のCDですら売れなくなってきているのですから。
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この回答へのお礼

そうですよね。

お礼日時:2012/08/01 19:05

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