わたしの父は、シベリア帰りです。
満州鉄道に勤め、そこで応招。
戦後
カザフスタン共和国で強制労働させられました。
父は今から14年前に他界しました。
当時のことは、父から直接聞いたことが殆どありません。
最近になって父の歩んできた人生がどうだったのかを知りたいとねがうようになり、
今調べていますが、母も他界しており、親戚との付き合いも途絶えて、
周りに父のことを知っている人がいません。
それで自力で父が遺したシベリア抑留関連の書籍や、
折々に僅かに聞いたことのある戦中の思い出話などから、
所属していた部隊とどういう経緯で抑留されたかまではつきとめましたが、
部隊への入隊時期やどの引き揚げ船でいつ日本に帰還したかが分かりません。
どこか、こういうことを調べることが出来る機関や方法はありませんでしょうか?
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
まず商業目的で出版されたものは、あまり多くを期待できないでしょう。
お父様が所属されていた部隊がわかる(確実であるかどうかが大事ですが)というならば、ぐっと有利になると思います。多くの部隊では、そこに所属していた将兵のうち、日本で健在である人たちよって戦後に「戦友会」を組織していることがあります。こうした戦友会は年齢の関係で今は活動が先細りになっていく一方ですが、自分たちの部隊に関する記録本等を部数限定の自費出版というかたちで制作したり、そこまでいかなくても小冊子ぐらいの資料等を残している例がしばしばあるようです。将兵であった会員の家族が資料等を保存している可能性もあるでしょう。問題は戦友会をどうやって探すかですね。いまインターネットでちょっと検索しただけでも「全国戦友会連合会」という組織が出てきました。そこのサイトには連作先も出ています。どういった組織なのかまったく知らないので、是非にとは薦めませんが、ご自分の責任において問い合わせをされるという選択肢もあるとだけお答えします。
また、直接シベリア抑留やその後の復員についてカバーするとは思えませんが、捕虜になるまでの経緯として部隊の戦史を調べることも可能かもしれません。「防衛省防衛研究所」には豊富な資料があり、閲覧も可能なようです。他に公益財団法人「偕行社」という組織があります。これはもともと陸軍の将校のみが交流する組織でしたが、戦後も自衛隊関係者が会員となり確実に活動しています。また「靖国神社」も戦史に関する資料等があります。これら3つは直接情報に行き着く可能性は高くないでしょう、しかし戦争中から終戦までの情報や人脈につながる手がかりにはなるかもしれません。
少なくともインターネットの相談サイトよりはこうした組織の職員の人たちのほうが何かを知っていそうです。部隊長(連隊長または大隊長)や隊長(中隊長または小隊長)、あるいは所属した将兵の名前が判ることもあるかもしれません、そうした人たちの親族等をどうにかして探し、いくぶん勝手ながらも問い合わせてみるという根気が必要で精神的にやや辛い方法もあるかと思います。fon0508さんは十分に分別がある年齢でしょうし、まじめにお父様の足跡をたどりたいと願い、礼を尽くして問い合わせているのであれば、あまり邪険にされることはないのではないかと考えます。(蛇足ですが“応招”は“応召”の誤変換ではないでしょうか、こういうのは気にする人は気にするかもしれません)
最後に「シベリア抑留者支援、記録センター」という組織も検索したら出てきました。活動趣旨や連絡先は検索サイトですぐに調べられると思います。年会費式の会員制だそうで、これも私はどういった組織なのかわからず是非にとは薦めませんが、ご自分の責任において選択肢のひとつになるかもしれないとだけ書きます。
気を長く持ち、誠実に多くの人に触れれば、何らかの手がかりに必ず行き当たると思います。うまくいくといいですね。
No.1
- 回答日時:
お父様の遺品を調べてみた事は、ありますか?
戦争に出向かれたお父様なら、戦友会に関する遺品が有ると思いますが。
その中には、戦友の人達の名前や住所が書いた物もあると思います。
調べて、連絡を取って訪ねて行くのも一つの手です。
親戚との付き合いが途絶えたと言っていますが、恥を忍び先祖供養と称し、勇気を出して訪ねて行くのももう一つの手です。
お父様の所属していた、部隊名等が解らないと調べる術は、無いのですからね。
シベリア抑留ですか。
大変なご苦労をなさった方のようですね。
私の親父は、南方の島の守備隊として行き、栄養失調状態で帰還したと言っていました。
トラック諸島の南では無く、東の方にある島だと言っていましたよ。
私が小さい頃には、風呂の中で、親父の戦争中の苦労話しを聞いていましたよ。
親父の口ずさむ歌は、「戦友」ばかりでした。
ご参考まで
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