プロが教えるわが家の防犯対策術!

兄がC型肝炎の定期フォロー検査で、腫瘍マーカーの上昇とCTで進行性の肝細胞がん(18mm大で血管まで浸潤)が見つかりました。
余命8-10ヵ月の告知をうけ、肝動脈塞栓術を4日前に行いました。

血管まで広がっている腫瘍細胞の部分まで注入(塞栓剤と抗がん剤)することができましたが、検査直後より胸の痛みが出現し、どうも血栓(腫瘍細胞?)が飛んだようです。

幸い「死」に直結するレベルのものではなく、モルヒネの持続注入と酸素吸入で、痛みが治まり状態が落ち着いてきました。血中酸素濃度は95-98%で経過しています。

肺に飛んだ血栓は積極的な治療は行わずそのままで経過をみると言われました。
今後も肺塞栓発症の不安を抱えながら経過をみていくことになります。

今は呼吸苦や痛みもなく、酸素濃度も正常であればいいということなのでしょうか。
今回、血栓が飛んだということで、肺へ転移の可能性が高くなったと考えることになるのでしょうか。

また、今回の肝動脈塞栓術の効果は、腫瘍マーカー動きとCTなどで腫瘍の大きさの変化などでみていくのでしょうか。

主治医は必要なことだけは説明してくれますが、不安なことをどのように聞いていいか戸惑いもあります。

入院は1週間の予定なので、まもなく退院になると思います。
こういった治療経過ですが、予後についても教えてください。

A 回答 (1件)

どのような経過をたどるのか、


それがわかっていれば、誰も苦労しません。
百人いれば百様。
二人として、同じ経過をたどる人はいないと
思って良いです。
過去の経緯から、たぶんこうなるだろう、
その次は、たぶんこうなるだろう……
という程度のことしかわからないのですよ。
つまり、ケースバイケースを繰り返すということです。

例えば、今回の血栓が飛んだという件にしても、
肺ではなく、心臓の冠状動脈に飛んでいたら、
たちまち狭心症の発作を起こしていたでしょう。
肺にしても、根元で詰まれば、肺の機能が失われていたかも
しれません。
一つではなく、二つ、三つと複数、飛んでいたかもしれません。

こうなると断定することは、誰にもできないのですよ。
だから、質問者様の不安に対する明確な答えを持っている人は
誰もいないのですよ。

患者だけでなく、家族が不安になるのは、当然です。
もしも、平気だったら、その方が異常ですよ。
でも、日本では、このような不安に対するケアがありません。
昔から、「根性で治す」とか「我慢する」というのが、
美徳のように思われていた国ですから、
このようなケアは遅れているのですよ。
逆に、欧米では、このようなケアをするのが当たり前になっていて、
癌の直接の治療と、精神的ケアはセットなのですよ。
欧米の映画を見ていると、すぐに、
「カウンセリングを受ける」という話が出てきますが、
それぐらいポピュラーなのですよ。
日本では、患者を治すのは一流でも、
患者を看るのは三流と言われる所以です。

でも、そんなことを言っていたのでは、話になりませんから……
サイコオンコロジーという学問・治療があります。
がん患者の精神的ケアをする学問・治療です。
日本では、精神腫瘍学と訳されています。
そのようなことに積極的な医師を探すか、
または、医療コーディネーターに相談してください。
両方とも、ネットで検索すれば、ヒットします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さっそくご回答いただきありがとうございます。
突然の告知、高リスクを伴う治療処置の選択。本人・家族も充分に考える間もなく不安が払拭できていない状況で、アドバスをあらためて心にとめ患者の延命を願い対応していきたいと思います。

お礼日時:2012/08/17 09:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!