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Aさん(主人の母親=海外で)は、休日に呼吸困難になり病院に運ばれ、2日後に意識がなくなり3日後に亡くなりました。
病院に運ばれた日は電話の声は元気そうでした。翌日は苦しそうでしたが電話で話せました。
その時、孫にオレンジジュースが飲みたいと言って、孫が購入したオレンジジュースを飲んだそうです。
死因は、embolic(塞栓)と告げられましたが、電話で話せたりオレンジジュースが飲めたと言うことは何も治療をされてなかったのかと疑問です。

Bさん(友人のご主人)は、呼吸困難になり病院へ行く途中のタクシーの中で亡くなりました。
死因は、肺塞栓でした。


私には良くわかりません。塞栓という病気は、早期に治療すれば助かるものなのでしょうか。
また、Aさんのように、即入院しても助からない方が出てきてしまうのでしょうか。教えてください。

A 回答 (2件)

これは、ある意味、運なのです。



肺塞栓というのは、体のどこかでできた血栓(血の塊)が、
何らかの原因でそこから遊離して、血管を流れて、
肺の動脈で詰まることを言います。
これが、脳の血管で詰まれば「脳塞栓」になります。

さて、肺で詰まるか、脳で詰まるか……
これは、人間の血液の流れが重要なポイントになっています。
体内の血液は静脈に集まり、大静脈となって心臓(右心房)へ行きます。
右心房から右心室へ行って、肺動脈を通じて、肺へ行きます。
つまり、全身の血液は、心臓に集まり、次に、肺へ行くのです。
肺からの血液は心臓の左心房へ集まり、左心室から脳を含めて、
全身へ行きます。
つまり、体のどこかでできた血栓が詰まるとしたら、肺である可能性が
高いのです。

次に、血栓の大きさです。
血栓が小さければ、肺で詰まっても、症状もなく過ごしてしまう可能性も
あります。
ある程度、大きくなれば、肺で詰まると、その先の肺が壊死します。
しかし、肺の機能は余裕があります。
全速力で走っても死なないように大きな余力を持っています。
なので、ちょっとぐらい機能が落ちても、日常生活に支障がないので、
気が付かない場合があります。
一方、大きな血栓で、肺の血管の入り口近くで詰まってしまうと、
肺の血流が止まり、一気に肺虚血となり、ショック状態となります。
もちろん、呼吸困難になります。

さて、体のどこかで大きな血栓がはがれて、それが移動する場合……
それが一つではなく、複数ある場合、血管の中を流れている間に、
複数にばらけてしまう場合……
それが肺に詰まると、一か所ではなく、複数の場所で詰まることになります。
こうなると事態は、とても深刻になります。

さらには、一気に血栓がはがれる場合もあれば、時間をおいて、
次々とはがれて、肺に詰まる、という場合もあります。
それを予測することは不可能です。

血栓ができる原因としては、
長時間同じ体制でいること(座っているなど)=エコノミー症候群
下肢静脈瘤などの血管の病気を持っている
心臓の病気がある、人工弁を使っている
などなど様々なリスクがあります。

例えば、長時間の手術でも起こす可能性があることがわかっており、
今では、その予防策がとられていますが、
100%予防することは不可能です。

などなど、運としか言いようがない面がある病気です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
Aさんは意識がなくなり亡くなるまで、どんな治療を受けたと想像できますでしょうか。

補足日時:2012/10/05 23:25
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肺塞栓


http://www.nms.co.jp/QQ/haisokusen.html

これによると、発症後1時間以内の死亡率10%。
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