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昨年、母(78才)が原発性の肝癌の切除(手術時の体重52kg)により術後肝不全で死亡しました。医師は「20%以内の切除だった」といっていますが手術記録を見ると「285g」とあり、かなりの量だと思われます。手術時の切除量の分母(すなわち肝臓の重さ)は通常どのように推定されるのでしょうか。体重の50分の1という記述は読んだことがあるのですが。

A 回答 (4件)

肝臓が正常時と、肝臓が腫瘍化した場合の大きさの比較はある意味ナンセンスです。

炎症性で3倍程度かそれ以上に肥大するのもありますし、肝硬変では逆に萎縮し、重量も減る場合さえあります。

また、9割を切除しても正常なものが1割残っていると再生し数ヵ月後には正常な大きさの6から7割の大きさまで戻る能力があるとも聞いています。

逆を言えば、9割機能していなくても肝臓の異常な症状が出にくいので、悪くなって気づいたときは9割以上ダメージを受けていることもあるのです。

実験での場合と実際の人間の再生能力、腫瘍の状態により差があると思いますが、通常に比べかなり大きくなっている状態で300g程度なら、摘出後の影響はそれほど大きくないと考えられます。

正常と疾患を持った肝臓の大きさの比較はレントゲンやエコー、手術時の記録で確認できるでしょうが、正常でないから手術したわけで、取った部分の病理所見が悪性のものであれば、それが原因で腫瘍による影響が大きかったのでしょう。
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この回答へのお礼

はやばやとお答えありがとうございました。
予想はしていましたが、やはりそう単純ではないようですね。肝硬変がひどいともいわれましたから、こうなると何が何やらですね。

お礼日時:2004/02/09 23:04

質問の背景や意図がわかりません。


疑問があるのなら主治医に聞くのが筋でしょう。

さて、ふつう「20%以内」とは正常肝の20%以内という意味です。肝臓の重さが1000gとして、その中の200gが腫瘍に置き変わってしまったのなら残りの正常肝は800g。その20%以内は160g以内。
腫瘍200gとその周囲の正常肝85gを摘出したのなら20%以内といえます。
おたずねの分母である正常肝がどのくらい残っているかは、体積から推定します。体積はCTなどの画像から面積を積算して計算します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なお、本人はすでに死亡しており、その時の主治医の説明は単に20%以内の切除だったというものです。公立病院のため「情報公開請求」で手術記録を見せてもらいはじめて、285gの切除だった、と認識した次第です。

お礼日時:2004/02/10 05:04

こんにちは。


肝臓の推定値は、他の方もおっしゃるようにそんな所でいいと思います。

切った重さですが、術中に肝臓の全重量を計る訳ではありません。
あくまで見た感じです。
肝臓は立方体や直方体、円柱といった、簡単な形ではないので、「見た感じ」にはかなりの誤差が含まれます。
それに更に、No1 さんの仰るような要因が入りますので、その重さをもって一概にすごい量だとか、いや20%以上だとか・・・うんぬんは言えません。
ですので仰る情報のみからは、無茶と言えるような説明ではないと思われます。
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この回答へのお礼

早々とお答えありがとうございました。単純な分母、分子の関係ではないことは理解できました。

お礼日時:2004/02/09 23:06

過去の質問で参考になりそうなのがあったのでどうぞ。


これによると体重の約2.4%が標準だそうです。
なので五十分の一でほぼ正しいのでは?

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=180448
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この回答へのお礼

早々とお答えありがとうございました。

お礼日時:2004/02/09 23:05

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