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木星の大赤斑は何故、赤いのですか。

A 回答 (1件)

木星の大気の色は、含まれている硫黄化合物によるらしいと考えられていますが、その色の変化は、その場所の雲高に関係していることがわかっています。


すなわち低層では青く、高くなるにしたがって茶~白~赤と推移していきます。
ここからもわかるとおり、大赤斑は木星の中でもひときわ高く雲が盛り上がっている部分です。
この隆起はボイジャーやガリレオなどの探査機の近接観測でもたしかめられています。
大赤斑は恒常的できわめて大規模な上昇流の渦で、大気下層から物質を巻き上げている構造なので、隆起しているのは説明がつきます。
なぜそれほどの上昇流が消えずに続いているのかは大きな謎ですが)

なぜ雲高によって色が違うか…はまだよくわかっていないようですね。
おそらくレイリー散乱によるのでしょうが、木星の大気組成や雲の中で起こっている化学反応すらまだよくわかっていないので(カッシーニの失敗が痛かったです)、まだこれからの研究課題なのではないでしょうか。

参考URL:http://www.ed.oita-u.ac.jp/TNPJP/nineplanets/jup …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても参考になります。まだまだ分からないことが多いようですね。この時点で結論を出すのは早すぎるかもしれませんね。でも、私の命は有限ですので、生きてるうちに自分なりの結論を出したいです。

お礼日時:2001/05/21 23:06

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