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母ががんにかかり、手術に希望を持っていたところ、検査入院中に行った肺活量測定検査の結果が思わしくなく、全身麻酔手術はできないと担当の内科医に言われてしまいました
母は、肺活量測定検査時に、指示通り息をはくことに失敗したということで、もう一度肺活量検査をお願いしましたが、内科の先生は肺レントゲンなどを含めた担当医の総合的判断であると述べて、再検査には応じてもらえませんでした
質問ですが、、肺活量測定検査を失敗して、思わしくない値が出たときでも、概ね正しい判定が出来ているものでしょうか。再検査すれば違った結果が出ることはあるのでしょうか
なお母は、70代中盤、別の神経系の病気で半年前から歩行困難ですが、看護の方いわく、体力はあるとのことです
手術ができないと、大幅に見通しが悪くなるので、困惑しております
お医者さんお方、教えてください
よろしくお願い致します

A 回答 (3件)

ケース・バイ・ケースですので、最後は担当外科医と担当麻酔科医の判断になると思います。



麻酔中に限っては、呼吸機能検査の値が悪くても大きな問題はありません。実際、私達麻酔科医も、呼吸機能検査の値はあくまで参考にしかいたしませんし、特にご高齢者の方や知的障害がある方の検査値はあてにならないことも多いです(大抵、検査技師さんのコメントが添付されております)。また多くの場合、全身麻酔の時は、薬で患者さんの意識を取ったあとに気管に管を入れ、手術の間中ず~っと人工呼吸を行いますので、患者さんの呼吸機能はあまり問題にならないのです。

むしろ問題は手術の後でしょう。こればっかりは、患者さんの状態や手術の内容によっても変わってきますので、なんとも申し上げられません。今回の内科の先生が「総合的に判断して」とおっしゃってますので、他にも問題点はあるのでしょう。

いずれにせよ、これは医療系の質問に関して皆様にその都度申し上げているのですが、このような匿名掲示板で、私も含めた自称医療関係者の怪しい回答に一喜一憂するくらいであれば、実際に他の大きな病院の医師に検査の結果を持って行き、ご家族やご本人のご意向も伝えたうえで、直接ご相談なさるのがベストかと思います。

取り急ぎ、まずはご参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
麻酔科医のかたの、考え方が非常によくわかりました
他の病院にかかるオプションを持ちながら、手術の判断を最終的に行う外科医に相談する事としたいと思います
たすかりました
これからもよろしくお願い致します

お礼日時:2012/11/04 08:28

母上ががんに罹られたとのこと、さぞご心配でしょう。



手術できるかどうか、麻酔できるかどうかは、
がんに罹った臓器の種類、がんの進行度、
現在の全身状態、持病、年齢、
などによって決まります。

麻酔科医がいる病院では全身麻酔可能かどうかは
麻酔科医が決めます。
麻酔科医がいない病院では主治医などが決めますが、
麻酔をかけるのは麻酔科以外の医師か、臨時に呼ばれた麻酔科医なので、
判断が厳しくなることがあります。

呼吸機能検査は、特にお年寄りには難しいことがあり、
失敗して悪い値がでることがよくあります。
臨床検査技師さんの腕のみせどころです。

呼吸機能検査の値だけで麻酔可能かどうかを
決めることはありません。
本当に呼吸状態が悪ければ、他の検査にも異常が現れるはずなので、
担当の先生の「肺レントゲンなどを含めた担当医の総合的判断である」
というのはそれなりに妥当な表現だと思われます。

どの程度の方まで手術・麻酔ができるかどうかは、
病院によって(医師によって)けっこう異なる場合があります。
納得いかない場合はセカンド・オピニオンとして
別の病院にご相談なさることをお勧めします。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございました
全体としての判断が、どのようなものかよくわかりました。また、麻酔科医の判断が病院によって結構違うとの情報は新たなものでした。
最終判断をする外科医との対話の材料になり、セカンドオピニオンも念頭におくこととしたいと思います。
重ね重ねありがとうございました
これからもよろしくお願い致します

お礼日時:2012/11/04 08:34

麻酔の事故は、いわば呼吸が止まることです。



麻酔は、中枢(脳)に働いて、呼吸を抑制する。

これはいわば、副作用?的な働きなのですが、麻酔=痛くないだけにはできなくて、
十分な呼吸がなんとかできて、そして痛くなくて、という丁度な量で全身麻酔をします。

これが難しい。
個人で、年齢で、そして、体重でと、さらに、もともとの呼吸器の能力もあります。

抑え込むのですから、元から余力のない呼吸器では呼吸ができない状態を作り出しますので、
やりたくないのは無理ないことです。
息を止めちゃうのですから。

止めないようにうまく、麻酔科医がコントロールするのが腕ですが、
本人が意識して、かなり、頑張らないと
数値をクリアーできないなら、難しいでしょうとの判断です。

意識がない時に毎回しっかり呼吸するようなことはできないでしょう?

必ずしも無理して手術して、100%満足できる結果はえられない。

高齢者のがんは進行も遅いので、結果的に、どちらがベターなのかはわかりません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます
参考になりました

お礼日時:2012/11/04 08:40

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