ヨットの謎

Question

ヨットは逆風でも前に進む、といいます。ほんとうでしょうか。また、なぜでしょうか？

funflier · Accepted Answer

＞ヨットは逆風でも前に進む、といいます。
もう少し正確に言えば「風に対して両側約45°圏内以外なら風上にも向かっていける」
ということになるかと思います。原理はここにもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%83%E3%83%88

「ヨット　風上」とでも検索されれば解説したサイトは複数あります。
http://www.jaea.go.jp/09/wakuwaku/colum/3series/colum.17_03.html
http://homepage2.nifty.com/luminaries/guidance/buturi_069.htm
http://www.aquamuse.jp/zukai/genri/sailing/index.html

要するに帆に発生する「揚力」（飛行機が飛ぶのもこの揚力ですが、相対風に
直角に発生する力の成分のことを総じて「揚力」と言います。）を使い、船底
に設けたセンターボード／キールで横には流されない様にすることで結果的に
風に向かった前に進むことが出来ます。

tadys · Answer

真正面からの逆風では前に進めません。
斜め横からの風を受けることで前進する事が出来ます。
http://www.aquamuse.jp/zukai/genri/suishin/index.html
まっすぐ風上に向かいたい場合はジグザグに進みます。

真後ろからの風の場合は風より早くは進めませんが斜めの場合には風より早く進む事が出来るヨットは有ります。
http://www.gizmodo.jp/2011/10/post_9493.html

氷の上をそりで走るアイスヨットでは時速２３０kmを記録した事が有るそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A8%E3%83%83%E3%83%88

cozycube1 · Answer

真っ直ぐにしか進めないようにした車（レールの上にあると考えても良いです）の前面に、斜め45度の滑らかな板を取り付けて、前から押したとします。棒の先といった一点で考えると分かりやすいかもしれませんから、そうしてみます。

押す→／□　車

こんな感じです。棒の先は板を滑ってしまい、車は押したのと反対方向に進んできます。もちろん、もし車が氷の上に置かれたりして、どちらにも自由に進めるなら、そうはなりません。横には動けないようにしておいたから、押したほうに進ませることができるわけです。ただし、進める方向は、押す力に対して、必ず斜めです。

ヨットも下には大きな翼のようなものが突き出ていて、横に進みにくいようになっています。上記の車と同様、向かい風に対して斜め前なら進めるわけです。向かい風に対して真っ直ぐに逆らうようには進めません。向かい風の方向に目的地があるときは、斜め前の方向をジグザグに変えながら進むようにします。

P.S.

本当に向かい風に対してまっすぐに逆らって進む船のオモチャを見たことがあります。それは、帆で進むのではなく、風でプロペラを回し、それでスクリューを回すものでした。ただ、どんな強さの向い風でもいいわけではなかったようです。

oo14 · Answer

こちらの切り上がり（クローズホールド）の絵がわかりやすきのでは。
http://www.smacj.jp/j146/raceru/ra&ru.htm
風に向かって４５度でも前進力は発生できます。
（レース用では４０度も可能なものがあります。）
逆風でも前に進むという表現がよくないのかもしれません。
斜め前を繰り返すのでジグザグで前進できるだけです。
ちょっと違いますが急な山登りでも
まっすぐが登れないという意味ではいっしょですね。

komaas88 · Answer

風にさからって（方向と真反対に）進むことはできませんが、主帆を飛行機の主翼に見立てて、風の流れに沿わせ、その浮力を推進力にして動くということです。風に向かって進むというより、その吹いてくる方角を斜め前方向に見て、左右に交互にジグザグに動くということになります。

ヨットの謎

＞ヨットは逆風でも前に進む、といいます。

真正面からの逆風では前に進めません。

真っ直ぐにしか進めないようにした車（レールの上にあると考えても良いです）の前面に、斜め45度の滑らかな板を取り付けて、前から押したとします。

こちらの切り上がり（クローズホールド）の絵がわかりやすきのでは。

風にさからって（方向と真反対に）進むことはできませんが、主帆を飛行機の主翼に見立てて、風の流れに沿わせ、その浮力を推進力にして動くということです。

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