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先日、興味本位でWAIS-IIIを受けてみたのですが、VIQとPIQの差が35もあって戸惑っています。もともと勉強は得意だったけれど、運動が苦手なので、差があるとは予想していましたが、ここまで大きいとは思っておらず、ショックを受けています。発達障害を疑った方が良いのでしょうか。時々空気を読めていないと言われることもあるのですが、本当にアスペルガーなのかもしれないと悩みが大きくなってしまいました。

細かい結果は以下の通りでした。

FIQ 130 VIQ 144 PIQ 109
言語理解 129 知覚統合 112 作動記憶 148 処理速度 97

単語 17 類似 16 知識 12 理解 17 算数 18 数唱 19 語音 15
配列 13 完成 08 積木 15 行列 13 符号 08 記号 11 組合 08

これは発達障害(アスペルガー?)の疑い有りと見ていいのでしょうか。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

臨床心理士です。



心理士としては、最初に、質問者様には不快な思いをさせてしまうようなことを申し上げなければなりません。

まず、WAIS-IIIなどの知能検査や、心理検査は、決して興味本位で受けてみるものではありません。
医療や、福祉など、その理由はさまざまですが、やはり必要性や、理由があって受けるものです。

また、このことに関連して、どこで、どなたに実施してもらわれたか分かりませんが、知能検査を含め、心理検査は、きちんと訓練を受けた専門家(臨床心理士など)が、実施手順に沿って実施しないと、正しい結果が得られるものでもありません。

さて、発達障害を疑うべきかというご質問ですが、診断については医師にしかできませんし、このサイトの利用規約にも反しますので、何とも申し上げられません。

発達障害の診断は、生活場面や、学業、仕事の状況などに見られる心理行動上の特徴をしっかりと見極めた上で、生育歴、発達歴を十分に把握して行われます。
知能検査は、その診断においては、あくまでも補助手段、参考データとして扱われ、知能検査に見られる結果から、発達障害であるという診断や、そのうちどれに該当するかという診断はできません。
つまり、ある結果が出たら、○○という発達障害であるということについては、エビデンスがなく、あくまでも、○○という発達障害では、こういう検査結果が見られることが多いという関連性があるのみです。

質問者様の年齢や、立場(学生でいらっしゃるのか、社会人でいらっしゃるのかなど)が分かりませんが、日常生活や、学業、仕事の上で、ご自分が非常に困ることがある、あるいは、周囲とうまくいかないで、支障がかなり起きているということがなければ、発達障害云々については、あまり気になさることはないと思います。

それでも、どうしても気になるということでしたら、この結果をもって(検査をなさった方のコメントなどがあれば、それも含めて)、精神科のクリニックや、病院を受診され、専門医にご相談になってください。
ちなみに、「心療内科」を標榜しているところですと、精神科医が診察をしていらっしゃればよいのですが、心療内科の専門医が開業していらっしゃるところでは、発達障害は、専門外となりますので、お気を付けください。
「心療内科」というのは、もともと、心理的要因が発症や、増悪に深く関わっているとされる「心身症」(つまり、内科的な疾患など)が専門の診療科ですので。

なお、WAIS-IIIの結果に基づく所見は書けないことはありませんが、あえて割愛させていただきますので、ご了解ください。
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