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素人の質問です。
宇宙空間で宇宙服を脱いだらどうなりますか?
宇宙空間といっても広いので、地球の火星の間ぐらいだったとします。

 先日みた映画では、宇宙飛行士は一瞬で死んだのですが、顔が凍ったようになったようにみえました。
 昔聞いた話では、気圧が低いので細胞が破壊されるようなことを記憶しているのですが?

 また太陽光線が当たってとても熱いので沸騰していまうのではとも思います。
 火星の表面温度が130度あるらしいので、それに類似した温度ではないかと想像しています。
 まさかダイビングスーツを着てアクアラング装備であれば生存可能ということはありませんよね?

 よろしくお願いします。

A 回答 (18件中1~10件)

宇宙は超高真空なので,絶対0度に近い温度とは言っても,


我々の言う温度とはちょっと異なります.

我々は濃い大気にいますから,ちょっと温度が下がるだけで,
大量の空気分子が我々の体にぶつかり,体から熱を奪います.
しかし宇宙では1~10ccに陽子1個とか言うレベルですから,
粒子衝突による冷却ではなく,電磁波による輻射冷却となります.
しかし体内の発熱量は大きいですから,すぐに凍るとは考えにくいです.

「ミッション・トゥ・マーズ」は,この点について疑問ですし,
また噴射していなければ進まないみたいな間違った場面が
ありましたから,ちょっと疑問です.

>火星の表面温度が130度あるらしいので、

これは「月」のことではないでしょうか.
火星表面は夏の昼間でも10℃どかそんな温度だったと思います.


で,私の回答としては,

1.息を止めてお尻をきゅっと締めていれば,内蔵が口や肛門から
  飛び出すことはないだろう.お尻きゅっとしてなければ,
  腹圧がありますから,裏返った腸がじわじわと出てくるのでは?

2.超高真空なので,沸点がほとんど絶対0度辺りです,
  従って目や口など,水っぽいところは瞬間的に蒸発して,
  乾いてしゅわしゅわになってしまうでしょう.

3.火星程度までであれば,太陽に当たった側はすぐに火傷しそうです.
  日陰側は凍傷っぽくなるのではないでしょうか.
  ただ,宇宙は1~10ccに陽子1個程度ですので,
  濃い大気中の粒子衝突による冷却(熱伝達)ではなく,
  輻射冷却ですので,最初はすーっと温度が下がっても,
  次第に温度降下は緩やかになるのではないかと思います.

4.口や鼻を締めていないと,肺から空気がシュッと出て,
  酸欠で瞬間的に気絶するでしょう.下水道工事や喘息での
  酸欠ではほとんど一瞬で卒倒するそうです.

5.それに耐えても強力な放射線や宇宙線でくらっとするかも知れません.

即死はしないでしょうが,酸欠で瞬間的に意識を失うと言うのが,
私の結論です.未経験ですので,推測の域を出ていませんが.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
理論もあり、具体性もあり十分に納得できます。
ミイラやサーロインステーキの干物を作るには時間がかかりそうですね。

火星の表面温度はわたしが間違っておりました。
min mean max
133K 210K 293K
とあったところのケルビンをcに読み違えておりました。

「ミッション・テゥ・マーズ」は次の点でも疑問です。
同じ仲間(同根種)なのに、問題を間違っただけでなぜ殺してしまうのか?

お礼日時:2004/03/10 23:36

宇宙って地球でいう気流の流れのようなものはないのですよね?ならば、もし低音で沸騰しても飛んだ水はどこにいくんですかね?


実験などでやる真空で溶媒を飛ばす作業は真空にするポンプの方へ飛んだ溶媒が行くようになっていますが、宇宙ではそういった飛んだ水の向かう方向ってありませんよね。
もしかして、人間の体液の水がどれだけあるのかしりませんが、体の周りに氷がカチカチとできているかもしれませんねw

また、宇宙にある程度の温度があった上、人間が『突然』宇宙に放りだされたら体液が突沸して、細胞膜くらい壊しそうですねw
でも実際宇宙は寒いと思うので、いくら気温が低いと言え一瞬で水が飛ぶとは思えませんね~

ですので、だんだん体液が蒸発していくと同時に、宇宙には気流が無いと思うので飛んだ水が体の外に出たと同時に凍結すると思うので、体の表面で氷が形成されていくんだろうな~と思います。
その際、信じられないくらいの強さの紫外線が当たるので人間からはかけ離れた『モノ』になりそうw

素人意見でした♪
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

宇宙アイスマンの出来上がりですね。
もしバスタブごと宇宙に飛び出したら、氷づけになるんでしょうか?(シベリアのマンモス状態)

宇宙の温度は低いので体内から蒸発した蒸気は凍る気がします。
しかしそのあと太陽風の影響でどうなるのか?
氷が解けるのか?
もしかしたら、彗星のような尾をひく状況になるのかもしれませんね。
太陽の起動を回るとすれば人間彗星です。

お礼日時:2004/03/14 09:13

わたしはまったくの素人なんですが、調べた結果次のようになりました。


 宇宙空間での一番大きな危険性は太陽の熱ではなく気圧の薄さのようです。
 宇宙の周囲の気圧は47ミリメートルHg以下(地球の海水面での6%)であるため、組織の内部にある水分は皮膚の表面から蒸発していきます。すると表面の細胞は崩壊、体内の熱も失われます。
 6秒もするとそのプロセスは心臓と肺に達します。そして急速に、無酸素症、痙攣などの症状がでてくる。15秒後には精神錯乱が起こり、20秒後には意識がなくなるそうです。
 そこで47ミリメートルHg以上の気圧に戻れば、それから80秒は生きてられます。さもなければフリーズドライ加工された串刺し肉と化してしまうそうです。
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この回答へのお礼

調べていただいてありがとうございます。
いくつかの過去ログがあることからも、結論の出にくい問題のようです。

皮膚表面の細胞が崩壊するという説は意見が分かれそうですね。

お礼日時:2004/03/13 01:39

こんばんは。



「過去の質問」に関しては、
下の参考URLをご覧下さい。

この質問からさらにさかのぼってみてください。

では。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=227605
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この回答へのお礼

とても参考になりました。

お礼日時:2004/03/12 03:52

>「ミッション・テゥ・マーズ」は次の点でも疑問です。


同じ仲間(同根種)なのに、問題を間違っただけでなぜ殺してしまうのか?

 確か強力なX線を照射したんでしたよね。
ですから攻撃と判断されたのでは
ないでしょうか?
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私も素人なのですが、興味があって昔調べたことがあります。



まず気圧0ですが、1気圧から0気圧になったところで体が爆発することは無いようです。
それほど人の体(筋肉や血管、皮膚など)は弱くは無いそうです
水深10mで2気圧だったと思います
たいした圧力の差ではないですよね

次に温度
とりあえず太陽にあったっていないとしますと
マイナス270度近くといって、簡単に凍ってしまいそうですが、瞬時には凍らないそうです
真空宇宙は温度を奪う媒体が無いので、逆に凍りづらいそうです
地上では空気などが熱を奪ってくれますが(熱交換)、真空中ではそれがありません
自動車などのエンジンが冷やされるのは、空気や水が熱を奪ってくれているからです
放射?(素人なのでこの言葉があっているか分かりません)だけしか熱を奪うことが無い
放射だけでは、かなり効率悪いようです


もし、人間が宇宙空間へ飛び出したら
まず死因は窒息死でしょう
その後、乾燥して、何年もかけて少しづつ凍るらしいです
ミイラを作るには、宇宙は良いかもしれませんね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>マイナス270度近くといって、簡単に凍ってしまいそうですが、瞬時には凍らないそうです

 納得しました。宇宙に寒いイメージがなかったものですから。

>ミイラを作るには、宇宙は良いかもしれませんね

 将来は宇宙葬や宇宙墓地ができるかもしれませんね。

お礼日時:2004/03/10 20:56

意見が分かれているようですが、すぐ死ぬと思います。


「スーパーマン2」で宇宙服を破られるシーンがありますが、破裂してしんでいます。
空気がなくても数十秒は息がとめられますが、重力0のところでは体が破裂して即死します。
同様に深海魚を地上に連れてくると破裂して目玉が飛び出したりします。
あと宇宙空間は絶対温度(-273.15度)に近いので重力のあるなしに関わらず即死ですね。
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この回答へのお礼

意見が分かれていますね。
次のサイトでも分かれていました。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kagaku/inpak …

条件によって違ってくるようです。

>あと宇宙空間は絶対温度(-273.15度)に近いので重力のあるなしに関わらず即死ですね。

 宇宙空間はほんとに絶対温度に近いのでしょうか?
 絶対温度に耐えられる宇宙服や宇宙船はつくれるのですか?
 たとえば液体窒素に漬かっても大丈夫ということになります。映画「ターミネーター2」では体がバラバラになりました。
 それとも船内はエアコンをがんがんに効かせているのでしょうか?

 宇宙服や宇宙船が平気なので、人間もあんがい平気なのではとも思えるのです。
 宇宙服は1960年代からあり、ローテクでも大丈夫というイメージがあります。

お礼日時:2004/03/10 20:51

>凍るとは固体になることで、沸騰は気体になることです。


 これが両方起こるのでしょうか?

 
 昔真空装置でやってみたんですが、
アルミナ(酸化アルミのセラミック)
の上に数滴水をたらし、ロータリー
ポンプで真空引きしたら、あるところで
水が一瞬にして飛び散り、残った
水が氷の塊になっていました。

 宇宙では放射熱がありますから、
日なたは大やけど、日陰は凍傷
になるんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

貴重な実験報告ありがとうございます。
説得力があります。

お礼日時:2004/03/10 20:38

宇宙空間で生き延びるには、とりあえず真空と熱と放射線に対抗する必要があります。



よく体液が沸騰してしまうといわれていますが、実際問題そうはならないようで。
これは筋肉などが血管に圧力を加えてるため、沸騰するほどの減圧状態には至らないためとか。
ただ、肺の中の空気が膨張する危険があり、肺にはほとんど圧力加えるほどの力がないので、
空気は吐き出しといたほうがよさそうです。

宇宙空間では太陽光の当たる側は高温、影は絶対零度間近になりますが、
回転することにより多少はマシになります。
窒息するまでくらいには持つでしょう。
ちなみに宇宙服には水パイプが張り巡らされており、これで熱循環を行って対抗しています。

放射線は難しいですね。
生身で放射能に対抗することは不可能です。

というわけで、生身で宇宙空間に放り出された場合、
・まず窒息して死に至る。
・筋肉の弛緩にともない体液の沸騰と蒸発により全身から水分が失われる。
・放射線と太陽熱にジリジリと焼かれていく。
てなかんじでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>宇宙空間では太陽光の当たる側は高温、影は絶対零度間近になります

 影の部分はそんなに低いのですか?
 温度差を利用して発電機がつくれそうですね。

>放射線と太陽熱にジリジリと焼かれていく。

 ということは宇宙空間は電子レンジの中のようなものでしょうか?
 とすればサーロインステーキをおいておけば調理できるのでしょうか?
 あるいはすぐにひからびてしまうのか?
 それとも放射線に汚染されてしまいますか?
 もし汚染されるとするなら宇宙から戻ってきた宇宙船などは危険ということになりますが、あまりそういう話は聞きません。
 
 

お礼日時:2004/03/10 10:31

こんにちは。


#5です。
私の回答をお読み頂きありがとうございます。

>火傷も即死とは考えづらいですね。

そうですね。
私も最初は「即死」と書いたのですが、自信が無いので「焼け死ぬ」に書き直しました。

>ダイビング装備してれば数十分は生存可能ということでしょうか?

皮膚を保護するのは友好だと思いますが、数十分はどうでしょうか。
放射線被曝がどの程度なのかは、ちょっとわかりません。
 

>もっと単純な例で、宇宙空間意に水を撒くとどうなるでしょうか?
>すぐに蒸発してしまいますか?

はい、これは水の「低温沸騰(キャビテーション)」と言われる現象です。
通常水の沸点は1気圧下で100℃ですが、気圧が下がると、100℃以下でも沸騰します。高山のキャンプでご飯が生煮えになるのは、沸点が下がってしまうからです。
気圧と共に、沸点がどんどん下がって行くと、やがて沸点は0℃以下、氷点下になってしまいます。
ですから、気圧0の真空中では、一瞬にして、水は「凍りながら沸騰します」。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>水は「凍りながら沸騰します」。

 凍るとは固体になることで、沸騰は気体になることです。
 これが両方起こるのでしょうか?
 昇華も起こりそうです。
 冷静に考えてみればフリーズドライ製法(真空凍結乾燥)に似ていますね。
 とすると宇宙ミイラになりそうです。

お礼日時:2004/03/10 09:24

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