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太陽系ハビタブルゾーンは、なんとなくわかりました
銀河系ハビタブルゾーンを噛み砕いて説明してもらえませんか

A 回答 (2件)

 銀河系ハビタブルゾーンという言葉はあまり聞きませんね。



 確かに、銀河系中心に近づき過ぎると輻射エネルギーが大き過ぎて生命環境に適しませんし、銀河系中心から遠過ぎると、赤色矮星のような小さな恒星ばかりになり、惑星系のハビタブルゾーンが恒星に近過ぎて惑星の自転が潮汐力で止まるという問題があるようです。

 銀河系中心に近い領域は古い恒星が多いのですが、中心に近づいたり遠ざかったりする楕円軌道を描いて公転する恒星が多く、恒星間距離が詰まっているので、地球がある付近と比べると、遥かに星の数が多くなり、夜空が明るくなる傾向があります。活動が活発な恒星が多く、不安定な領域です。

 ところが、銀河系中心に近い領域では、超新星爆発が多いので星間ガスの重元素比率が大きくなり、地球型惑星を持つ恒星の数も多くなると考えられています。

 太陽系が公転している領域が銀河系ハビタブルゾーンだとすると、この付近の軌道を公転している恒星のほとんど全てが、惑星系のハビタブルゾーンに地球型惑星がありません。ミスマッチが多いのです。

 ハビタブルゾーンに関しては以下のリンクを参照してください。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%93% …

この回答への補足

天の川銀河の構造を観察しようとする場合は
銀河系中心よりも
太陽系が公転している領域位(銀河系ハビタブルゾーン)のほうが
観察しやすいように思えます

補足日時:2013/03/30 22:35
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
参考になりました

お礼日時:2013/03/30 12:05

>太陽系ハビタブルゾーンは、なんとなくわかりました


>銀河系ハビタブルゾーンを噛み砕いて説明してもらえませんか

⇒我々の住む銀河、すなわち、天の川銀河について、最近の天文学が教えることは次のとおりである。
1.天の川銀河は、直径約十万光年くらいの渦巻き銀河である。
2.中心にブラックホールがあり、銀河全体が1億数千万年の周期で回転している。
3.天の川銀河の中には、1千億個以上の恒星がある。
4.その恒星のほとんどは、太陽質量の0.1~100倍の範囲に入るらしい。
5.多くの恒星が、惑星を伴っているものと想像できる。
6.しかし、惑星は自ら輝かないし、太陽から最も近い恒星(ケンタウルス座のプロキシマ)でも4.3光年もの距離にある。
7.ゆえに、観測されている惑星数は数十~数百個と、まだあまり多くはない。
8.太陽系は、銀河中心から2~3万光年の位置にあり、その公転速度は秒速数百kmくらいだろう。
9.太陽系のハビタブルゾーンは、せいぜい0.7~7天文単位の範囲に入るだろう。(1天文単位とは太陽・地球間の距離で約1億5000万km。)

以上から、銀河系内のハビタブルゾーンを推測すると、およそ次のようになる。
(1)中心の恒星の大きさが、太陽の数分の1~数十倍の範囲に入ること。
(2)惑星の大きさが、地球の数十分の1~数倍の範囲に入ること。
(3)上の条件を満たすなら、惑星だけでなくその衛星でも考えられる。事実、木星の衛星などには、生命存在の可能性が考えられている。
(4)今のところ我々は地球の生命しか知らない。したがって、当然ながら、この推測も「地球原理」で考えるしかない。
(5)けれども、新しい発見によって、この原理の普遍性が否定されることもあり得る。
(6)天文学その他科学のハイテクや新しい観測技術によって、上記(1)~(3)の妥当性や範囲の絞り込みが成されることを期待する。
(7)さらには、(4)に述べたような「新しい発見」が成されることを大いに期待したい。

白状すると、個人的には、(7)に述べたことに対する関心や好奇心がとても大きいです。
以上、箇条書きにてご回答申しあげます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
参考になりました

お礼日時:2013/03/30 12:06

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