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He is trying hard to learn Japanese.
という文で、「彼は、日本語を学ぶために熱心に努力している。」と、to不定詞(副詞的用法)として出ていましたが、try to ~ で、~しようと努力する という意味があるので、単純にそちらを考えたのですが、同じことなのでしょうか?
間に、hard 等が入ってくると、変わってくるのでしょうか?

A 回答 (5件)

動詞+ to 原形ときて,前の動詞が他動詞なら,


to 原形は目的語である名詞の代わりなので名詞的用法。
これは英語教師なら必ずする教え方ですし,不定詞の3用法の基本となる考え方です。

like/begin/start/want to 原形ときたら名詞的用法。

try to も try ing との違いが説明される通り,これらに含まれる
というのが普通です。

それは hard が挿入されても同じ。
しかし,try には「努力する」という自動詞用法がありますので,
副詞的用法とする余地はあると思います。
ただ,「~するために」というより,「~しようと」くらいでしょうね。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5666325.html

同じような意味の endeavor は自動詞しかない。
tend to ~「~する傾向がある」なんかいかにも名詞的用法っぽいですが,
自動詞です。

agree to はどうでしょう。
seem to, happen to は名詞的用法とはしにくいでしょうね。

目的語をとる他動詞なら名詞的,という考えは基本としてあっていいですが,
よく to は「未来へ向かっていく」と説明されるように,
to がある以上,すべて副詞的,という感覚もあります。

歴史的には動詞の原形というのは動詞の名詞形のようなもので,
to がつくということは前置詞 to +名詞ともともとは変わりません。

普通には try (hard) to 原形で「~しようと努める」で目的語っぽく感じて
名詞的用法でいいと思いますが,柔軟に理解することも必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
大変詳しい解説、そして、とても参考になるサイトも紹介してくださり、いろいろ勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/31 23:12

ちょっと言い忘れましたが,副詞的用法としても「~するために」


にこだわらないことです。

tend to なんかは tend が自動詞だから副詞的用法,
となるのでしょうが,「~するために」じゃないです。

もっとも,やはりあまり副詞的とこだわらなくてもいい,
特に用法は考えなくていいのかもしれません。
seem to とか happen to は自動詞といってもどうも副詞的
ともいいづらく,決まった言い方としかいいようがないのかもしれません。

名詞的用法だとしても,未来的に「~しよう」という感覚になりますので,
これも「~すること」とはちょっと違います。
decide to, hope to とか,どう考えても名詞的用法っぽいですが,
普通の名詞を目的語にはとりません。
hope to, hope (that) 節の場合,他動詞という扱いにし,名詞的用法,名詞節
という説明をするのが普通ではあります。

同じ「~するようになる」で come to, get to, learn to がありますが,
learn が他動詞だからといって,これだけ名詞的,とするのもどうかな,と思います。

まあ,基本は基本としてそういう区別はしなくてもいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

再度、ご回答ありがとうございました。
とても丁寧で、詳しい解説をしていただき、本当に勉強になります。ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/31 23:14

try だけでは「熱心に」の意味はでません。


hard がつくと「熱心に」「一生懸命」の意味が加わります。

厳密には hard があるのとないのとでは違うでしょうが、一文だけを取り上げて論ずるのではなく、全体の流れの中で判断すればいいと思います。He is trying hard to learn Japanese. の文をどのように捻じ曲げて読んでも「サボって」「中途半端に」の意味は出ないということです。それが伝わればいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます

お礼日時:2013/03/31 23:09

 そう解釈しても問題ないと思います。

他動詞としてのtryの目的語がto不定詞であり、副詞hardがtryを修飾しているということで大丈夫です。それが進行形になっても、もちろんOKです。

 自動詞ならtry hardで「努力する」という使い方がよくあり、それについてはto不定詞が副詞用法として自動詞tryを修飾しているとも解せます。

 どちらだとしても文の意味に違いは無く、文法的にも問題はありませんから、あまり気にせず、思った通りに解釈されてOKと思われます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/03/31 23:08

Try to learn Japanese.(日本語を学ぼうとしている)


Try hard to learn Japanese.(一生懸命に学ぼうとしている)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/31 23:07

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