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 原発問題で原発反対派の人が「原発は本当はコストが高い」というのを理由に廃止を訴えているのを聞きます。これは本当なのでしょうか?、もし仮にすべての原発を廃止した場合、他の発電方法、たとえば火力発電や太陽光発電を使ったとします。

 火力発電の場合、石油などが燃料になりますが今は新興国の台頭により石油資源の高騰が心配されます。もし高騰し続けることになればその分コストがこれまで以上にかかるのは必然です。

 また太陽光発電などの自然エネルギーの場合、これはまだ開発途上の安定しないエネルギーです。
これから発展はするでしょうが発電費用実際どうなるかはよく分からない。

こう考えてみると今は「原発のコストが高い」としてもそれを上回る高騰があれば未来は違うと思えるのです。

 安全面で危険があるのは分かっているのでそれについての言及は省いて結構です。
コスト面での言及をお願いいたします。

A 回答 (6件)

>原発問題で原発反対派の人が「原発は本当はコストが高い」というのを理由に廃止を訴えているのを聞きます。

これは本当なのでしょうか?

ある程度は本当です。

でも「止めたからと言って、コストがゼロになる訳じゃない」のです。反対派は、それが判ってない。

原発は、止めても「廃炉にする為のコスト」が、動かす以上にかかる。

例えば「使用済み核燃料」。これ、原発が止まってても「維持管理するコスト」がかかる。

原発を止めたからって、使用済み核燃料が消えて無くなる訳じゃない。単に「それ以上、増えなくなる」ってだけ。

そして「使用済み核燃料」って、丸裸の状態で置いていたら「近くに5分居るだけで即死する」くらいの、ものすごい放射線を出している。

原発を全部止めても「使用済み核燃料を核燃料プールに沈めて水を冷やし続ける電気代」ってのは、半永久的に必要。

原発って「一回使い始めたら、二度と引き返せない、麻薬みたいなもの」なのですよ。

麻薬中毒患者に「麻薬やめろ」って言っても無意味なのと同じで、一度原発を使い始めた国に「原発やめろ」って言っても無意味なんですよ。

まあ、やめれば「死ぬまでの時間」つまり「寿命」がちょっとだけ延びるけど「麻薬中毒で死ぬのは変わらない」のですよ。

もし、根本的な解決をしようと思うなら、原発を全部止めてから、日本中の使用済み核燃料をロケットにでも積んで、太陽にでも打ち込むしかない。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。 そこまで深刻な事態だとは思ってなかったので参考になりました。

お礼日時:2013/04/04 14:09

今の原発電力コストは、燃料費などのランニングコスト、設備の償却しか含んでいません。

廃炉費用も一応算入されていますが、いまだ一度も廃炉を行ったことがないので、エイヤで決めたいい加減な数字です。福島で分かったように、真の廃炉コストはいまだ計算できていません。いくらかかるか分かりません。致命的な問題は、使用済み核燃料を含む放射性廃棄物の最小処分費用がまったく算入されていないことです。いくらかかるか分からない膨大なコストがまったく入っていません。要するに後のことは国に任せたと放り投げているのです。この費用はすべて税金で賄うことになります。もしこれを正しくコスト算入したら、途方もない電力料金になるに違いありません。「違いありません」と曖昧な言い方しかできないのは、誰も計算したことがないし、方法も分かっていないからです。
安全面に目をつむったとしても、100年単位で見ればとても割に合わない発電方式です。膨大なコストをすべて孫子に放り投げて、税金で負担させる、無責任な発電方式です。
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うん、本当です。


だって原発がある自治体に何円補助金が出てるんだって話ですよ。
使いもしないハコモノが乱立してるとこさえありますし、原発を建てられるか調査をするだけで10億円くらいもらえますからね、たしか。

ちなみに電力会社と支援を受ける政治などは黙ってますが、新潟ではバイオマス発電で2400万円の電気代をまかない、さらに500万円くらいの売電をしてる施設があります。
ヒントはなんと田んぼからできたアイデアです。
石炭も以前とは比べ物にならないほど環境を汚染せず燃やせますし、日本の地熱エネルギーは世界で3位くらいだと言われてます。
オーランチオキトリウムやメタンハイドレードなんかも研究素材として有望です。
無限エネルギーの開発をさぼらず将来のために進めておくべきではありますが。

結局政治の利権や都合で真実がゆがめられてるというのが本当ですね。
中国の情報統制を日本は笑えませんよ、もっと巧妙に騙してくるし、日本人は騙されてますから。
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単純に発電に必要なコストということであれば火力発電等よりコストが高いということはありません。

実際に火力発電に変更することで値上げになっている事実がありますので疑問の余地はありません。
それと、原発稼働期間全てにおいて原発は火力発電より安いわけではなく、減価償却の関係上、稼動開始当初は火力発電よりも大きいコストがかかっています。 稼動期間の平均値で原発は火力発電より安いということに留意しないと資料に惑わされることになるでしょう。

日本人の気質としてリスクを強く嫌う傾向があります。
本来であれば利益とリスクを天秤にかけて合理的に判断すべきなのでしょうが、「リスクをゼロにする」ことを当然だとする感覚があります。
十万年に一度の確率的に生じる災害も全部込みで対策しようとすればそりゃコストは高いですよ。
リスク評価の仕方によってコストはどうにでも変動するので、安全面と切り離して考えることは出来ません。
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使用済核燃料を処理した高レベル核廃棄物の最終処分方法は、まだ、確立できていません。

なので、その部分のコストは未知数だと云うことなのだろうと思います。
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原発の発電価格の中には廃棄物の最終処分費が入っていない。


ていうか処分方法さえ未定。
また「安全面で危険があるのは分かっているので」とのことだが、安全対策を優先的に考えると防波堤や非常電源などの費用がどんどんかかってくる。
つまり「原発は安い」というのは「安全面は二の次で」という前提での話。
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