スイマセン初歩的な質問なんですが…
中国と台湾というのはなぜ独立か統一でもめているのでしょうか?
歴史的な背景が見えてこないのでいまいちニュースを見ていても判らないのですが
簡単にでいいので教えてください

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A 回答 (3件)

基本的にtaneyanさんの言われることに間違いないと思いますが、もう一寸複雑だと私は思います。



その前に「台湾は、GDPも中国を遙かに上回り」ですが、あくまで「一人当たりの」と言う前提が付きます。

1)台湾自体、戦後日本に替わって国民党が台湾人を支配し、長いこと国民党一党独裁政権が続きました。元々台湾に住み、台湾語もしくは、日本語を話していた「内省人」と、蒋介石に従って台湾に渡った国民党政府や軍関係者とその家族である「外省人」とが存在するわけです。

3)「外省人」の言葉は北京官話(=マンダリン)であり、これは清朝時代の公用語でもあり、中国大陸の公用語である、「普通話」とも基本的に同じものです。

4)言葉のみならず、全て蒋介石政府の独裁的政策に対して、内省人による大規模な反乱が起き鎮圧されました。これは、李登輝政権になってようやく名誉回復されました。

5)「外省人」も世代交代が進み、以前の「大陸反攻」で大陸を取り返すという意識が薄れ、「内省人」も同様、日本語を話せず、北京官話を標準語とする世代に交代し、どちらも、米国に留学して、IT技術を学んだ者が今や世界一のパソコン基地を作るに至りました。

6)「大陸反攻」どころか、台湾資本が、広東省、福建省、上海に大規模に進出し、大陸は今や台湾メーカの生産基地になっています。どっちにとっても、「内戦」どころではないのです。かつて蒋介石・毛沢東時代は往来は御法度だったのに、今や物や人も頻繁に行き来しています。

7)大陸の中華人民共和国政府や、その国民にとっては、台湾の「回収」(=復帰)は悲願です。反政府的な立場の人も例外ではありません。彼らから見ると、「中華民国」の看板を掲げ、故宮博物院の中国文化の至宝を持ち逃げしたまま「独立」などとんでもないと思っているのです。確かに、「中原」、即ち長安を中心として黄河北側辺りを抑えていない者が「中華」を名乗るのはおかしな話です。

8)一方台湾の「内省人」や「外省人2.3世」にとって「中華人民共和国」は、安価な労働力供給基地としてなら兎も角、自分の国とは到底思えない訳です。自分達より遥かに貧乏な農業国ですし...。国民党政府と現民進党政権ですら掲げ続けている「中華民国」という国号や「晴天白日旗」も、「内省人」にとっては最早重荷になりつつあるようです。

9)では、何故、「独立」とハッキリ言えないか?現民進党陳水偏氏は「独立」を明確に掲げて大統領に当選しました。しかし、彼ですら、独立のための具体的ステップをまだ踏み出していません。国民党は、蒋介石時代の思想を引き継ぐ派と、李登輝氏に代表されるように、気持ち独立なんだけど、国民党の建前も崩せない、現状維持が一番と考えるグループに分かれています。結局、民進党から国民党の大多数、それに民衆を含めて、敢えて、「独立」と騒いで、大陸と悶着を起こすより、今のままがいいと考えているようです。

10)大陸の大多数も今悶着を起こすことは望んでいないはずです。お互い損ですから...。
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この回答へのお礼

大分事情がわかりました。
やはり国と国の(国同士ではないわけですが)間には色々あるようですね
どうもありがとうございます

お礼日時:2001/05/26 16:09

台湾はもともと中国の領土であったわけではありません。


やや古い話ですが、台湾を最初に領土化したのはオランダです。(1624年のこと)
中国人にとっては自国の埒外と認識していたのですが、明の時代に次第に中国人も台湾に住むようになり、明が滅んで清が興ってくる過程の中で、明の臣下であった鄭成功がオランダ人を追ってここを拠点に大陸への反攻を企てました、この試みは30年あまりのちに鄭氏が清に降伏して挫折し、ここから台湾は中国の領土となります。

で、歴史は繰り返すといいますか、清が辛亥革命で倒れたのち、中華民国となります(1912年)。この革命の中心にいたのが孫文で、彼の作った政党が国民党です。その後いろいろとあって国民党の指導者は蒋介石となり英米の後援を受け、また中国にもソ連の援助のもとで共産党ができますが、この両党は中国の主導権をめぐって対立したり、対日戦の必要などで協力したりしていきます。日中戦争(第二次大戦)で日本が敗れたあと、この両党は再び主導権を巡って争い、ついに国民党側が不利となって台湾に逃亡し、ここを拠点に大陸反攻を目指します。

台湾側はアメリカの支援を受け、自分たちが正統政権だという意識から「中国は一つ」と叫び、大陸側も台湾は自国領土と考えて「中国は一つ」と言っています。現実を見れば、一つの台湾と一つの中国なのですが、歴史的な経緯から共に「中国統一」を目指していたわけです。ところが、最近になって台湾では大陸からやってきた国民党系ではなく、台湾出身の本省人系が勢力を強めてきて「台湾の独立」あるいは「一つの台湾、一つの中国」と言い出してきている訳です。台湾前総統の李登輝は本省人でありながら国民党の総裁となり台湾の本省化と独立を目指していましたが昨年の台湾総選挙でさらに過激な民進党が勝ち、現在は李登輝は民間人の立場から台湾独立を目指して活動しています。

大陸側はいまだに「中国は一つ」の原則を崩そうとせず、台湾も国民党政権のうちは(意図は正反対でも)「中国は一つ」でしたが、今の台湾側は現状固定の分離独立を言い出すようになって、大陸側が神経をとがらせているのです。

ちょっと長くなってしまいましたが、大陸側が「武力解放」も辞せずとするのに対して台湾側は日米の支援によりそれを阻止しようとしているのが現状です。まあ、どんなにがんばっても台湾側が大陸を支配できるようになるとは思えませんから「(台湾の)独立か(大陸による)統一か」という話になってしまいます。
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簡単に言うと、台湾は、元々中国の領土でした。


第二次世界大戦当時、中国には、国民党と共産党が連立し、日本と闘っていたのですが、終戦後、国民党と共産党が主導権争いを行い、国民党が負け、総統以下主要メンバーが台湾へ逃れ、台湾に国民党の政権を樹立しました。

米国を中心とする西側諸国は、国民党を支援し、ソ連は共産党を支援し、国が分裂しました。朝鮮半島も同様に、西側諸国は韓国を、東側諸国は北朝鮮を支援したのと同じ図式です。

以上のような理由で、中国は、台湾は自国の領土であり、併合したいと考えているのですが、台湾は、GDPも中国を遙かに上回り、IT産業を中心に、大きく発展しています。

台湾としては、自国より劣る国に併合されるより、独立していた方が良いでしょうし、中国は、台湾の最先端技術がほしい、ということで、併合したいわけです。

政治イデオロギーや他にもいろいろありますが、簡単には上記のような理由です。
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