最近、いつ泣きましたか?

昨日から簿記を独習している者です。

収益・費用の要素について質問させて下さい。

収益は、「純資産を増加させる要因」、費用は、「純資産を減少させる要因」と定義されています。
確かに売上高等は、純資産を増加させる「原因」です。
しかし、「結果」として現金等の資産が増加するならば、あえて企業活動の時点で捕捉せずとも、資産・負債・純資産の3要素のみで処理すれば良いように思えます。

そこで、質問なのですが、収益・費用要素を用いて仕訳処理する一番の目的は、P/Lを作成するためであって、1年間の企業活動の成果を把握するために、あえて財政状況の変動要因である企業活動という原因行為を捕捉していると理解しても良いでしょうか?

もし、上記のように目的のために収益・費用という要素で処理しているのではないとすると、費用と負債、資産と収益の区別はどのようにすれば良いのでしょうか?

初歩的な質問で恐縮ですが、過去ログを見てもしっくりこなかったので、質問させて頂きました。
ご回答よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

おおむねその理解で構わない。

PL作成目的は言い過ぎではあるけどな。企業の将来性判断のためには過去の利益情報も有用だから、収益費用を捕捉して開示している。

資産、負債、収益、費用の定義は下記URLなどが参考になるだろう。現在は資産負債アプローチがトレンドだ。
http://www.azsa.or.jp/knowledge/glossary/assets- …
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この回答へのお礼

ご提示頂いたURL拝見しました。また、資産負債アプローチについても調べてみました。
各々の立場からの「利益」の定義付けを区別できずに勉強していたため、混乱してしまったようです。

なるほど、資産負債アプローチをもとに考えると、資産・負債の定義が先にあり、収益・費用が後付けで決定されることになるのですね。
変遷の経緯といい、非常に奥が深そうな論点ではありそうですが、今の私の理解段階ではチンプンカンプンなので、まずは、定義付けだけを理解し、先に進めていきたいと思います。

大変勉強になりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/28 23:07

>>1年間の企業活動の成果を把握するために、あえて財政状況の変動要因である企業活動という原因行為を捕捉していると理解しても良いでしょうか?



いいえ、企業会計上のBSとPLは同じ重要性を持った会計の両輪で、相互に相手の変動要因を示すものです。
PLは一会計期間の経営活動のフローを示すもの、BSはその結果としての期末日の財政状態というストックを示すものです。
ここに「PLは一会計期間」というように期首から期末までの連続した期間の数値であり、「BSは期末日の財政状態」というように瞬間的な数値であるということがフローとストックの性格を表しています。
学者によってはBSは前期と当期のPLの連結環であるといっている人もいます。
いわば長い金太郎飴の太さと長さの掛け算がPL、その切り口の実態を表すのがBSだということです。


>>費用と負債、資産と収益の区別はどのようにすれば良いのでしょうか?

会計的には資産は将来の費用の塊です。典型的なものが材料や製品商品です。
負債と収益は、負債をマイナスの資産と考えれば、将来のマイナスの費用になるものという意味で資産と費用の関係に似ています(学問的に正確な言い方ではありません。比喩としてです)
これ以上の資産と費用、負債と収益の区別については会計学を勉強したほうがよいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
例示の学者の見解は、収益費用アプローチからの利益観ということになりそうですね。

簿記の5要素は、基本的事項だと考えていましたが、やはり奥が深そうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/28 23:01

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