自分に自信が持てない人に
「もっと自分に自信を持て」
と言う事はとても簡単で、ありふれた対応だと思うのですが、
既に本人なりに抜け出そうと努力した後だったりして
大した効果もない言葉で終わる様に見えます。
自分に自信が持てない人には何が必要なのでしょうか?
自信がもてなくなった理由(育った境遇など)との向き合いでしょうか?
自分に出来る事、自分の持っているものを共に数える事でしょうか?
根本的には何が必要なのでしょうか?
そして、
どういう面を見れば相手の変化を確認できるものでしょうか?
A 回答 (11件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
その自信の無さが、一時的なものであるか、慢性的なものであるかで対応は変わるのではないでしょうか。
たいていの人は、自信をもったり、自信を失ったり、また自信をもち返したり、を繰り返しながら生きていると思います。それが大きな自信であれ、小さな自信であれ、人生にも心にも波はあるものです。その波具合の、一時的な自信喪失であれば、それは自然の流れで、その人の人生にとって必要なプロセスともいえます。
一時的に自信喪失している人には、その人の良さや魅力を思い出させるような言葉をかけることが、きっと励みになるでしょう。また、仕事での失敗や友達からの嫌がらせなど、何か具体的な問題に直面して一時的に自信を失っている場合には、その問題の解決に向けて力になる姿勢を見せ、「味方がいる」という安心感を与えることがまず大切です。そしてその安心感から本人が気力を取り戻し、実際に問題を解決すれば、自信も戻るはずです。
さて、世の中には、そういう波を体験できずに、「常に自信が無い」という人もいます。うまくいっている時はご機嫌で自信があるようにも見えますが、心の芯で慢性的に自信が無いので、少しでも何かがうまくいかないと直ぐにくじけるような人です。
慢性的に自信喪失している人と接するときには、まず、「自信をもてばいいのに」という考えは捨てなければいけません。慢性的に自信がない人の心の問題は、とても根深く、習慣化していて、なかなか変われるものではありません。彼らと接するときには、「自信をもたせる」というゴールを見てはいけません。
自信をもたなくても感じられる幸せが、人生にはいろいろありますよね? 神経を逆撫でるような話題が出ない「楽しい会話」、人と楽しむ音楽など好きなことをする「生き生きとした活動」、何かをやり遂げて感じる「達成感」などの幸せです。慢性的に自信喪失している人には、そういう幸せを感じる手助けをする、または一緒にその幸せを楽しむこと、一緒に喜ぶことが、一番いいと思います。自信はなくても、幸せを感じられたなら、それは彼らにとって大きなステップなのです。
慢性的に自信をもてない人には「自信をもたなくてもいい」という環境的気楽さが大切です。
自信がもてない人というのは、様々な経験の中で、「要求されたことをできなかった」「期待に応えられなかった」「他人が望む自分にも、自分が望む自分にも、なれない」という苦悩をもち、意識も無意識も傷ついていて、時間が経っても他の良い経験をしても、その傷を治癒できずにいる人です。「自信をもてばいいのに」という考えは、「自信が無い」という彼らの「人間性」や「人格」にあらたに要求や期待を重ね、そしてそれを達成できない苦しみをも重ねさせることになりかねません。「自信」という「人間性」を期待しないことです。
自信をもてない人の問題解決に協力したいときは、「自信がない」ことを問題視するのではなく、具体的な問題点を明確にすることが、大きな助力となります。「自信がない」というのは内面的なことですが、現実に問題となるのは、彼らの何らかの行動・態度などの外面的なことではないでしょうか。その外面の部分に具体的なアドバイスや手助けをして、目の前にある困難を乗り越えられるよう導くのです。自信がなくて投げやりでダイエットできない肥満の人には、その人の性格と生活に合ったダイエット方法を提案する必要がありますし、自信がなくて異性に話しかけられない人には話し方・話すタイミング・おすすめの話題・引かれないファッションなどを具体的にアドバイスする必要があるでしょう。
ただし、自信をもてない人との間に「信頼関係」がなければ、アドバイスはただの「余計なお世話」となります。そういう意味では、自信のない人に何より最初にそして根本的に必要なものは人との「信頼関係」です。
また、自信のない人の変化を確認する方法についてですが、「自信があるか/自信がないか」という判断よりも、「自信をもてそうな良い方に向かっているか/自信をもてない悪い方に向かっているか」という違いの確認の方が重要だと思いますので、その違いについてお答えします。
「自信をもてそうな良い方に向かっている」人は、具体的な目標が見えいて、それに向かって何らかの行動をしています。理想の状態が見えていて、そこに向かう具体的な道が見えていて、今まさにその道を歩いている人です。問題を抱えていても、問題を解決する方法を知っていて、その方法を試しているところです。自信はもっていなくても、希望はもっています。
「自信をもてない悪い方に向かっている」人は、目標や理想が見えていない、または、見えていても他人事・別世界だと考えていて、それに向かって行動することはありません。自信はもっていないし、こんな自分は自信なんてもてなくて当たり前と不幸を人・環境のせいにしています。「虚勢」という偽りの自信をわざと見せつけ、今の自分を正当化していることもあります。
これが、違いです。以下に、おすすめの対応方法も書いておきますね。
「自信をもてそうな良い方に向かっている」人に会ったら、「自信をもてる」ことを応援するよりも、その人が具体的に行動していることをほめて、一歩一歩進んでいることを一緒に喜ぶと、モチベーションの維持・増加の助力になれます。
「自信をもてない悪い方に向かっている」人に会ったら、否定も肯定もせず穏やかに対応することがなによりです。そして、信頼関係があるなら、目標やそれを達成するための具体的な行動を見つける手助けをするといいでしょう。ただし、このときに気をつけなければならないことは、目標は必ず本人に見つけさせることです。周囲の人は、本人が目標と出会うきっかけづくりのお手伝いをするだけです。それでも、目の前の問題解決が優先されるときには、解決方法を一緒に考え、具体的な解決案をアドバイスする方がいいです。
長くなりましたので、まとめますね。
●● 自信がもてない人に必要なもの ●●
自信がもてない人には、まずは人との信頼関係が必要です。
ゆらぐ自分を支えてくれる安心感が必要です。
その上で、ひとまず「自信をもてない」内部はおいといて、外部の問題解決に取り組む必要があります。そして、理想や目標に視点を合わせること、さらにそこへ向かって具体的に行動することが必要です。行動して実績をつくるうちに、自信が育ちます。
また、自信がなくても楽しめるような幸せをたくさん味わうことも大切です。
自信がなくても、希望と幸せがあればいいという人もいます。
●● 自信がもてない人の周りの人に必要なもの ●●
自信がもてない人の周りの人は、「自信」を求めないことがポイントです。
内側にある心の傷よりも、外側にある行動や環境の問題解決を具体的に手伝うことが必要です。そうすることで結果的に、心の傷も癒えていくこともあります。
また、自信をもてない人が理想・目標に向かって行動しているときには、支えて、一歩一歩の達成を一緒に喜んであげることです。理想・目標自体を応援するとプレッシャーになり悪影響なので、具体的に行動している部分をほめて、できている実感を強めながら勇気づけることが大切です。変わることを求めるのではなく、その人の生き方を「支える」こと、そして味方としての「安心感」を伝えることが、自信のもてない人が前へ進む力となっていきます。
詳しいご回答ありがとうございます。
上手く飲み込めてない部分もありますが、
とても勉強になりました。
ある自信を持てなかった1人に自分がやって来た事は
一応間違いではなかった事に少し安堵しましたが、
他の人には過去と向き合うべきと言ってしまったり、
順序として好ましくなさそうな事をしていた事も
心に留めておかなければ と思いました。
信頼関係。とても大切なのですね。
私自身にはどこまで出来るか解かりませんが、
今までとは少し違った視点で接する事や
私自身の問題との向き合い方も大切な様で。
とても為になる詳しいご回答、
本当にありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
自信を持つためには実績の積み重ねが必要です。
また些細なものも実績と認める心が必要です。
何も大きな実績だけを積み重ねる必要はないのですからね。
自信のない人は自分に不相応なほど高度な実績しか認めたがりませんから、そこから直すべきだと思います。
ある意味での自惚れですね。
ご回答ありがとうございます。
大きな責任を背負って生きる人。
結果だけを求められる環境で生きて来た人。
そうした人の元に生まれ育つと、
自信を失くし成長するリスクは高まりそうに
感じました。
>自信のない人は自分に不相応なほど高度な
>実績しか認めたがりませんから、
>そこから直すべきだと思います。
>ある意味での自惚れですね。
なるほど・・。思い当たる所が自分にも。
自信の無さが悪循環を生む事もある訳ですね。
少し違った切り口のご回答、
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
自信が無い人ほど、直ぐに否定的な考えに行きます。
成功していても駄目なんです。失敗も極度に恐れます。失敗して叱られたという経験が強く残っていると思います。
ただ、発達障害などで失敗を繰り返すと、悪い事はよく覚えていて、印象が強いからね。良い事より強く心に刻み込まれ、それが蘇ります。アスペルガーでそういった事例があるようです。こだわりも強いのも安心出来るものしか頼れないという状態です。
で、我が子がそうなので、失敗しても対処方法なども伝えて行きます。失敗するのが当たり前という前提で向き合います。出来たらとことん褒めます。やり方を知らないのなら教えるということを繰り返します。出来るパターンを増やすことで自信を持って対処出来るようになります。
言われたときに笑顔であれば、問題無い。でも、不安そうな行動や表情などあるばあいは、怖がっているので、大丈夫という声かけと共に、成功したパターンをもとに、同じような感じでこれもすれば出来るという流れを伝えます。あのことが出来たから、これも出来ると言う事を教えていく事で様々な事に対応する力も生まれてきます。
大人になるほど、そういったサポートが無くなっていきますので、小さいときにそれが出来れば、困らずに生活できる状態に近づけます。
小さい事でも褒めて挙げる。何度でも。それが無理なら自分で自分を褒めよと。
それと、努力させると無理が出てくるので、出来る事から始めます。次第にレベルアップさせていくのです。最初から難しい物に挑戦しようとする。失敗する。叱られる。出来ない。自信が無いという流れが作られていきますから。努力の方向性とかも教えると良いですよ。一つの事にこだわっている場合も多いから、見方を変えるなどの方法も教えてあげると良いかな。
私も自信のないことも多かったけど、やってみたら「なんだ出来たじゃないか」という事も多かったので自信がついてきましたよ。女の子に嫌われているなぁという感じが、自分を上手に出す事で気がつけば結婚して子供も居るし。やってみると言う事も大切ですね。
具体的で詳しく為になるご回答、
ありがとうございました。
もう大人な年齢の人には難しいのかもしれませんが
共通する所もある様に感じます。
活かして行ければ と思います。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
自己評価を上げることだな。
「オレってすごい」って。
その方法で、パッと思いついたのは。
小さな成功体験とホメることだな。
老人に席を譲った後に、
「オレ、えらいじゃん」とか。
ささいなことでいいから、人の役に立つことで、
自分の存在意義を見出せる。
かつ、自分をホメれば、効果は上がる。
気が向いたら、ボランティアをやるといいかもな。
感謝されるから。
なるほど・・当たり前の事と思ってしまっている事も
よくやった自分 と小さく褒める事で
少しずつ自信になって行くのかもしれません。
でも直ぐにマイナス思考に戻るのかもしれませんが;
ボランティア的な何かをする事で
感謝される事から自己肯定感が育まれ、
自分から動き出せる様になって行く・・。
考えさせられます。 ご回答ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
自信を持つために必要な物は「成功経験」でしょうね。
何を達成したという経験です。
ただ、誰もが最初は無い訳です。
それでも自信満々なのはある意味で根拠の無い自信です。
自信が無いことで萎縮して実力を出せないことがあります。
この場合は根拠の無い自信も効果を発揮します。
それでも成果を出せばホントの自信となります。
信心深い人であれば占いやお守りなどに頼るのもひとつの手です。
ただ、あまりに依存してしまうと逆効果となります。
もう一つは尻をまくってしまうこと。
開き直りですね。
要は成功経験さえ得られれば後は本当の自信となる訳です。
自分ができるようになった、達成した事を
人と比べて劣等感に変えてしまう事が
一番危ないのかもしれませんね。
真面目で向上心が高い人に囲まれて育つと、
上の上の人と比べ自分で自分を諦めてしまい、
自分の存在そのものが失敗の様に感じて、
向上する動機を失い機会も失いかねないのやも。
人と比べず出来るようになった事を沢山
紙に書くように列挙して
軌跡を作るのももしかしたら1つ価値があるのやも。
ヒントをありがとうございます。
No.6
- 回答日時:
根本的に必要なのは、自信を持つための理由を捨てることです。
~ができたから自信が持てたとか、誰よりも練習をしたのだから自信が持てたということもありますが、同じ事ができても人によって自信にならないことはありますし、誰よりも練習したかどうかなどは思い込みでしかありません。
例えば、練習して倒立(逆立ち)ができるようになれば、逆立ちができるということに自信を持てます。
これは、練習してできるようになることでしょう。
しかし、「自分に自信をもつ」というのは違います。
何かができるようになって自分に自信を持てるようになったのは、自分の中でうまくかんちがい(おかしな言い方ですが)できたからです。
やればできるという自信を持つのも同じです。
何かができても、それが他のことに通用するかどうかなどわかりません。
そういうことで自信を持つことを否定はしませんし、それは力になると思います。
しかし、根本的には、自分に自信を持つことに理由はいりません。
ただ、理由も根拠もなく自分に自信を持つだけです。
これは簡単なことでもあり難しいことでもあります。
でも、自分がここに居る。
それはほかの誰でもない。
その自分が自分に自信を持つかどうかは、自分が決めればよいことです。
私は自分に自信を持っています。
それは、そう決めたからです。
何ができるわけでもありません。
その方が気分がいいしものごとがうまくいくことが多いからです。
ご回答ありがとうございます。
考えさせられます。
思い込みでしかない自信は、ふとした事で揺らぐ。
>理由も根拠もなく自分に自信を持つだけです。
どこかそれは無垢な子供の好奇心に近いような、
自然なような。
自信を失くし不安を生む原因があるだけで、
自信を付ける事は上手く勘違いする事で、
本来の状態へ戻る事が自然な事なのでしょうか。
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
黄金律を考える。
〈自信について〉
顔が「左利き」の人は左脳型。
顔が「右利き」の人は右脳型。
より魅力的なサイドから人に接することができる。
その人なりの自信も相手に伝わる。
「負」の思いはあなた自身に居心地の悪い環境を創りだし、
「正」の思いはあなたに心地よい環境を作り出すことは当然の真理。
怠惰な行いや、利己的な考えを戒め、
美しい、穢れのない考えを抱き、
勇気と自信を持って決断していくことで幸せは訪れる。
常に「黄金律」に従って他の人々と関わることを、
厳然たる事実として自分の潜在意識に浸透させていれば、
やがて健全な自尊心が生まれ、
人生で望むものを手に入れることを何者にも止められない、
強い自信がつくだろう。
「黄金律」の意識を心にしっかりと植えつけたら、
どんなライフワークを選ぼうと、
そこで大きなことを達成する力がみなぎり、
もう誰にもじゃまされなくなる。
黄金律:キリスト教倫理の原理。
マタイ福音書7章12節「人からして欲しいと思うことの全てを人々にせよ」を指す。
善かれと思った事が複合的な結果を生む。
知らず悪気なく人を苦しめ仕返しされたりもする。
うーん。私には難しい様で。
ご回答ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
>自分に自信が持てない人には何が必要なのでしょうか?
根本的なことだけを言うのなら、自分で行動を起こす「動機付け」が絶対不可欠なものになると思います。
***********************************************
(駄目になり掛けるとよく思い出す出来事、昔の自分のことを書きます。
そのときの感情を書いているので、文中に「今」とあっても、それは過去のことであり、この文章を書いているこの瞬間のことではありません。)
地元を離れ、知っている人が家族以外誰もいない新しい環境に馴染めず、鬱状態にまで落ち込み、自信をすっかり失って、これまで出来ていたことの何もかもが出来なくなり、日常生活をまともに過ごせなくなって、家にこもりがちになってしまった人でも、自分のことでは無理でも家族のためなら「頑張れる」ようになることがあります。
「どうせ、私なんか…」と一人で落ち込んでいる分には、その痛みも苦しみも、所詮自分だけのものという感覚でしかない。駄目な人間のことなど誰にも解るわけがない…心の中は、ただそれだけでいっぱいいっぱいなのです。
けれども、それまで環境に適応できていた我が子の、新天地で出来た仲の良い友達が遠くへ引っ越し、新年度のクラス替えに馴染めずに孤立して、すっかり暗くなってしまったということ、これは自分のことよりも辛いことだったのです。
家族みんなに迷惑を掛けている、親らしいことが何一つできていないという自覚があっても、それまでは子供の笑顔から、無事に成長していく様子を見ることが出来たので、「この子は大丈夫。周りから愛されている」と一種の免罪符を与えられたようで、心のどこかで安心を得ていたのです。
しかし、いざ我が子の笑顔が消えてしまったという状況に直面してしまうと、自分の自信が喪失してしまったということよりも、子供の笑顔が消えてしまったという現実の方がずっと重く、ショッキングな出来事なのです。
そこで、「自分の足で立たなければ、悪循環を断ち切らなければ。誰かが助けてくれるのを待ったり、自分に活力が戻る日をただ待っていてもどうにもならない。行動を起こさなければ」と自分だけではなく、家にこもりがちになってしまった我が子を外に連れ出す手立てはないものか? 外の世界と交流を深めるにはどうしたら良いのか?…と、これまでフリーズしていた現実的な思考が働き出したのです。
自分が何者であるのかという自覚が本当の意味で芽生えたといっても良い。
今までのことは義務だった。だから要領良くできない自分が辛かった。
でも、今度のことは義務ではなくて、「自ら率先してやりたいこと」。
初めての育児も、家庭を持って初めての引っ越しも、何もかも解らないことだらけで最初から自信などなかった。ただ、愛情を持ってさえいれば、乗り越えられると考えていた。
でも現実は違っていて、自分の能力はとことん低く周囲も自分も、唯々その駄目さ加減に呆れるばかり…。
しかし、今は自信などは、どうでもいいのです。
ただ、ただ、やるしかない。
結果など、先の見えないことはどうでもいいのです。
認めてもらいたいという感情は一切ない。ただ、外に出たい。殻を突き破りたい。
ただ、我が子がもとの明るさを取り戻してくれれば、それでいい。
そう思っていたときに、子供が幼稚園から持ち帰ったお便りに親子で参加する野外劇のサークル活動の募集が載っていて、それに参加することにしたのです。
いざ参加が始まると、遅刻してはならないという思いから狂っていた時間の感覚が元に戻り、当たり前に日差しを浴びて、風を感じ、他愛無いおしゃべりを楽しみ、いつのまにか鬱々とした気分も原因不明の体調不良もすっかりなおり、「ああ、私は健康だ」と健康であることの自信を取り戻しました。
「健康であれば、何でも出来る」と。
気が付けば、子供の笑顔もすっかり元通りで…。
____________
そんな過去の出来事から、私にとって自信というのは、結局のところ「あなたが嬉しいと私も嬉しい」、「私が楽しいと、あなたも楽しくなる」そういうことでした。
だから、誰一人幸せになれないこと、幸せに出来ないこと、誰からも必要とされないことを「自信がない」というのだと思っています。
自分が幸せを実感できなければ自信は生まれないし、大切な人が悲しんでいると自分の幸せも感じられなくなる…。
動機がないと、誰かから必要とされないと自信が持てないというのは困りものなのかもしれません。でも、私は山奥でたった一人で生きて行くことなど到底できない。
見知らぬ誰かが火を起こし、家を暖め、料理をし、お風呂を沸かし、身の回りのことをすべてしてくれたとしても…。
そこに「人がいた」という証があっても、身の回りのことに何不自由なかったとしても、顔を合わすことのない生活、会話の一切ない生活など考えられない。
動機がなければ生きている実感を持てないし、ただ生かされているだけでは、「やりたい」という気持ちがなければ、到底、自信は持てない。
そのように考えています。
ご回答ありがとうございます。
>誰一人幸せになれないこと、幸せに出来ないこと、
>誰からも必要とされないことを
>「自信がない」というのだと思っています。
悲しみや諦めは、
自分を大切に想っている人を苦しめる事にもなるんですね。
逆に言えば、
自分が幸せに生き、その繋がりをその人に示す事こそが
自信を持たせ前に動き出せる力になるのかもしれない。
ご回答ありがとうございました。
違うアプローチも有ったのですね。
No.9
- 回答日時:
支えてくれる人。
目標になる事や人物。
支えと言っても、自信がつけば 支え要らずで
鳥の雛のように
支えてくれた方に依存もなく 普通に生きていくと思います。
質問主様は 自信の無い方が気になる優しい方なんですね(o^∀^o)
ご回答ありがとうございます。
心の中に残っているものは本当に大きいのですね。
目に見え難く時に本人にも気付かない心を酌めたなら、
心の中に残るものの形は大きく異なる。
苦しみに縛られ意志に縋り矛盾に突き当たり行き詰る。
自信を失う循環を減らしてあげる親鳥になれたなら。
想いは巡るものですね。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
自信を持てない理由は『もっともっと、という程の自分に対する大きな期待する心』があるからです。
惨めな思いをしたくないとか、もっと自分を今の自分の実力以上に見せたいとかの、過大な期待を自分に抱いているからです。例え話をするなら、ありもしない天国を探している状態です。或いは惨めな思いをしたくない本当の意味は『地獄に落ちたくない』という選り好みをする心が、大きく働いているからです。
解消する方法は『天国を求める心を捨てる事』或いは『地獄に落ちる決心をする事』です。
それが出来るなら、『自分自身をありのままに曝け出す事が出来て、誰にでも好かれる本性が現れるからです。』
人間の本性とは、本当の意味で、、誰の心とも繋がっている部分があるからです。スタンディングオベーション、という場合や、映画などの場面で泣いたり笑ったりする部分では『人間の心は皆同じ』という部分が存在しているという意味です。
飾る必要など無かった自分、或いは大きくなど見せる必要など無かった自分を、そっくりそのままにして人と相対するという意味は、『良いところも悪いところも』全ての人が持っていながら、自分は自分と『認める事が出来るからです。』
自信を持ちたかった時は、良いところだけを認めて貰いたかったのに対して、良いところも悪いところも『一緒くたにしたのが自分』と認める事が出来たからです。
言い方を変えるなら『自分自身が自分自身の全てを肯定出来るようになったからです。』
他の言い方をするなら『長所だけを持っている人等居ない事が分かったからです。』
元々自信など持つ必要など無かった事を認めた場合です。
ご回答ありがとうございます。
最終的に辿り着くべきは自信を持つ事ではなくて
自分自身の全てを肯定的に受け入れる事なのでしょうね。
人は人と生き、失われる命や不自由に苦しむ命を悲しみ、
それを避ける為の豊かさや願いを持つも、
それを実現する十分な力が無く、自分に自信を失くす。
巡る人の想い。
生死も幸不幸も全てを受け入れる事ができた時、
人は自信に縋る必要が無くなるのでしょうか。
少し別の視点で考える事ができました。
ありがとうございます。
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