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エベレストのイエローバンドの下、ノースコル層でペンシルストライプのように等間隔で色の薄い地層がありますが、どのようにして出来たのでしょうか?

A 回答 (6件)

No.4です。

たびたび失礼します。

丸山茂徳氏の「太平洋型造山帯」の論文の中に、

「大陸衝突型造山帯の変成岩の源岩は受動的大陸縁堆積体である。太平洋型とは決定的に違う(金子氏の論文より)」

とありました。ですのでNO.5で回答した「海溝でのタービダイト」は間違いになります。
「受動的大陸縁」とは海洋プレートが沈み込んでこない大陸棚のことです。
例としては大西洋に面した各大陸の縁がこれにあたります。

ユーラシア大陸に衝突するまでのインド大陸の大陸棚に堆積した砂岩・泥岩・礁石灰岩の積み重なりがノースコル層になるようです。

ですから繰り返しの層になっている原因は、
インド大陸が海溝の近くまで来て、海溝型の地震の影響を受けるような位置になったから、ではないでしょうか。
インド大陸の川の河口付近に堆積した土砂やさんご礁が地震のゆれで一気に大陸棚まで流されて堆積したのではないでしょうか。
もしくは周期的な雨期の豪雨によって流されたとも考えられます。

もう少しほかの論文なども読んで見ます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/31 14:29

No.4です。

先の回答をしてから写真などを調べてみました。

野口健公式ウエブサイトより
http://www.noguchi-ken.com/M/imgs/2/1/21f84a51.jpg
この写真は見事ですね、確かにノースコル層のイエローバンドより下の層には白いストライプが入っていますね、質問はこのことだったのですね。

wikiより「エベレスト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%99% …
地質の項より
「8,200 mから7,600 mは千枚岩と片岩から成る。7,600 mから7,000 mは片岩に大理石薄層が挟まれる。以上の変成岩は泥岩、頁岩、砂岩、石灰岩などから成るフリッシュが変成作用を受けたものである。」

これによれば白い層は石灰岩になりますね。フリッシュとは同じような層の並びが繰り返し重なっている状態のことで、質問されている状態のことになりますね。

以上のことから考えれば、砂岩・泥岩の互層が堆積するのは海溝であった可能性があります。
大陸が衝突する前の海洋プレートが沈み込むことで、
今の日本列島のように大きな海溝型地震が繰り返し発生して、乱泥流(タービダイト)が海溝まで流れ込んで堆積したものと思われます。
その上部に石灰岩が堆積しているのは、やはりさんご礁などが大地震で崩れたものなのかもしれません。

南海トラフの海底調査などでは、大地震によるタービダイトの堆積間隔は約500年だそうです。
当時のテチス海のプレートの移動速度はかなり早くて15cm/年だったそうなので、
フィリピン海プレートの3cm/年の約5倍になります。
そうなると海溝型大地震の間隔は約5分の1の100年ぐらいだったかも知れません。

これはかなりぶっそうな場所だったと思いますよ。
とても興味深い質問で、これからもいろいろ調べてみたいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/30 13:10

toshinekoさんの回答でよいのではないでしょうか。



海洋プレート層序からこのノースコル層になった泥岩層は半遠洋性の堆積物になると思います。
ある程度の層厚があるようなので、きわめて安定的に堆積したのではないでしょうか。
石英には放散虫の遺骸も含まれていると思います。
すぐ上にイエローバンドになった礁石灰岩層が堆積していますから、かなり浅い海になっていたと推測できますね。

ストライプが出来たのは、
衝突による高温高圧で黒雲母片麻岩に変成するときに、結晶分化作用のようなものが起きたのではないでしょうか。専門ではないので詳しい過程はわかりません。

いずれにしても、激しい変成作用を受けているの泥岩が堆積した当時の変動までは推測できないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/30 13:10

ノースコル層は、主に黒雲母片岩で構成されているそうです。


海底にあった泥岩層が、広域変成を受けて片麻岩化したのでしょう。
したがって、等間隔で色の薄い層は、石英じゃないでしょうか。

参考URL:http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/PLANET/04/04-1. …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/27 07:52

私の記憶がだたしければ、白い部分は、サンゴだったと思います


堆積層の境界で起きうとしたら、貝音変化など考えられ又、近くで海底火山などが起きた可能性真有ると思います
只場所が場所だけに、なかなか研究が進んでいませんので、この程度しか判らないと思います
日本でも、太平洋プレートが北米大陸うレートに、年2~3cmで押してきていますので
長い年月はかかって居ますが、江部レスtが出来る位の地殻変動は、起きますね
良い例が伊豆半島と、地学的には東日本大震災だと思います
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/26 16:40

エベレストは、昔は、海の中だったのです


そしてなぜできたかというと、
インド亜大陸が現在の所に衝突して出来たと言われていて、
それは堆積層の境界線などでは無いでしょうか
日本にもそれに近い物が有って、
伊豆半島が現在の所にぶつかって、出来たのが丹沢山系と言われています
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
白っぽい部分は、何が堆積したのでしょう・・。またその時間的な間隔はどのくらいなのでしょう・・。ある間隔をおいて、何か地球的変動があったのでしょうか・・。

お礼日時:2013/10/26 13:20

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