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現在中小企業診断士にて、財務会計を勉強しております。

その中で正味CFにて、

 正味CF=営業利益+減価償却費

となる式が出てきましたが、こうなる理由がよく理解できません。


ちなみに各項は
 ・正味CF=収入-支出
 ・営業利益=営業活動に行って得た利益
 ・減価償却費=固定資産を年々減少させる費用
といった理解でおります。


ご教授お願いいたします。

A 回答 (5件)

#1,2,3です。



>人件費や販間費、原価はどこにいったのでしょう?

人件費や販管費、原価等は、#1の回答のなかでは「現金支出」に含まれています。
現実には未払金等で現金支出ではないかも知れませんが、本件の本質には無関係ですので、あえてすべて現金取引を想定しています。

>というか、むしろなぜ減価償却費しか引かないのですか?

「しか」と仰せの趣旨が、「人件費等は何故引かないのか」という意味なら、その疑問は的が外れていますね。
人件費等は、「営業利益」を算出した過程で既に"織り込み済み"なのです。
そうではなく「何故退職給付引当金とかが関係してこないのか」という疑問なら真っ当です。でも、そういう疑問ではなかったようですね。

貴殿の読まれている参考書の前後関係がよく分からないので想像ですが、おそらく、期中でどれだけ現金が増えたか(若しくは減ったか)を計算するやり方を原理的に示そうとしたのだと思います。
普通、思いつくのは、売上でいくら入ったかを加え、人件費や仕入れでいくら出ていったかを差っ引けば答えが出ると考えるのが素直なところです。
なので、貴殿も、「人件費や販管費、原価等はどうなっているのか」と疑問を呈されたのだと思われます。

で、これは実は「CF計算書の作成の問題」なのです。CF計算書というのは、資金の流れを記述し末尾に結論的に資金の増減額を記載した計算書なんですが、この作成方法には大別して2つあり、ひとつは「直接法」でもうひとつは「間接法」です。
「直接法」は、直前で申したとおり、資金の出入りをストレートに追っかけていくやり方で、直感的に理解しやすいのですが、「間接法」というのは、利益に対して減価償却費などの『資金でない項目』を足したり引いたりして求めていくやり方のことを言います(本当は正確な表現ではないのですが、本スレッドの本旨ではありませんので・・・)。

■この間接法は、複式簿記の知識がないと決して理解できません。

貴殿の読まれている参考書の箇所は、「間接法」の"さわり"の部分を紹介しているものと思われます。
何故減価償却費しか引かないのかは、とりあえずは「回答#1をじっと見つめてください」としか言いようがありません。
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会計士です。



正味CFも色々と意味がありますが、テキストに出てきたものは
営業利益=キャッシュインフロー-キャッシュアウトフローと
考えているのでしょう。

つまり、利益=CFと考えています。

そうすると、利益の中に含まれている減価償却費は、
キャッシュフローを伴わない支出であるため、
(過年度においてもうキャッシュアウトしている)
その分を加算してあげます。

DCF法等企業の価値を計算する時に用いる方法ですね。
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この回答へのお礼

ということは、

 CF=営業利益

ということに願わくばしたい。
しかし営業利益の中には現金支出を伴わない減価償却費を
含んでしまっている。そのため

 CF=営業利益+減価償却費

のように、減価償却費を足し戻してあげる必要がある。
という具合でしょうか??

お礼日時:2013/11/28 01:39

#1、#2です。



「減価償却費」は、消耗品費などと違って、『キャッシュ(お金)の出を伴わない費用』であることはご存知ですよね。
#1の例で、P/Lに減価償却費が100計上されているからといって、この年に100の現金が出ていったわけではありません。#2で補足説明したように、固定資産は何年か前にドーンとお金を出して購入済なんです。キャッシュはそのときに出ていっただけです。
つまり、「減価償却費」は「資金の支出を伴わない費用」なんです。
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#1です。



>・減価償却費=固定資産を年々減少させる費用
といった理解でおります。

上記理解は、勿論間違いではありませんが、下記のように理解することもできます。

消耗品を1000万円買えば1000万円の費用が計上されます。
同じように、1000万円の機械(固定資産)を買えば、1000万円の費用を支出したことになります。
ところが、消耗品はすぐに消えて無くなるのに対し、固定資産は何年何十年と寿命が長いので、会計の世界では、機械を購入した年度には全額を費用としては認めてくれないんです。その機械の寿命を仮に10年とすると、1000万円を10年分割で、毎年チョビチョビ費用として認めてくれるだけなんです。
この毎年認められる「チョビチョビ費用」のことを「減価償却費」と呼んでいるんですゎ。
このように理解すると、P/Lで、減価償却費が消耗品などと同列に並んでいる理由が理解できますね。

複式簿記では、物事を両面から捉えることが肝要です。
  片面:「減価償却費」という費用をP/Lに計上される
  もう片面:B/Sで、固定資産の簿価が同じだけ減少する
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〔P/L〕


 (収益)
  現金収入=1000・・・・・(1)
 (費用)
  現金支出=700・・・・・(2)
  減価償却費=100・・・・・(3)
 (利益)
  利益=(1)-{(2)+(3)}=200・・・・・(4)

で、
CF=(1)-(2)=1000-700=300
利益+減価償却費=(3)+(4)=200+100=300

∴正味CF=営業利益+減価償却費!!!!
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この回答へのお礼

わかるような、わからないような。。。



現金収入-現金支出-減価償却費=営業利益

というか、むしろなぜ減価償却費しか引かないのですか?
人件費や販間費、原価はどこにいったのでしょう?

お礼日時:2013/11/28 01:35

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