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「読み」は「ショ」と「つたない」のようなんですが、意味が伝わりません。

明治時代の以下の文の中にあるものです。

皆熟談ノ上〇ヲ引キ其番号相当者ニ付シ事ニ決シ伹甲乙丙ノ三種分ヲ整理ノ後一同散会午後三時半

伹は上記の文の真ん中あたりにあります。

どう読んで、どういう意味でしょう?

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

「伹」は「但」の誤謬では?


「但」は「ただ」または「ただし」と読みます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

どうもそのようですね。

正誤表にも載ってないんですよ。もう一枚の正誤表が要りますね(-_-;)

お礼日時:2013/12/20 07:42

ここでの「伹」は、人偏のない「且(かつ)」と同意に扱ってはいかがでしょう


…相当者ニ付シ事ニ決シ、<かつ(その上で)>甲乙丙ノ三種分ヲ…

この文章では、行人偏「徂」や人偏「伹」と単字「且(ソ:物を重ねたさま)」との意味の同義性において自在に交差しているように思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「且つ」とも読めるんですね。「但し」なら送り仮名として「シ」があるでしょうね。

お礼日時:2013/12/21 15:11

 史料として「伹」を読むならば、「伹の(そ・の)」もしくは「但つ(か・つ)」でしょうね。

古文書ならば「且…且…」として、「かつうは…かつうは…」と読み、「…したり…したり」として事柄を二つ重ねる意味で、文章の上でも対句を示す形があります。
 もしこれを一文字で読むと「且つ」ですが、「カツガツ」と訓じて、一方では、不十分ながら、まあまあ、といった意味、全体の一部分をあらわす意味の副詞として使われていました。ここまでは前近代の史料に関する理解の仕方の一例ですが、これ以外にも現在の使い方と同様の「尚且つ」との意味を示すケースもあります。
 旁の部分だけならば、荻生徂徠の「伹」をはじめ、租庸調の「租」の類例もあり、「且」それ自体は「シャ・ショ・ソ」と読みます。
 恐らくは日記か何かの一節と推測され、素直に読むならば
(1)「皆、熟談の上、○(籤か?)を引き、其の番号に相当せる者に付きし事に決し、伹つ甲乙丙の三種分を整理の後、一同参会すること午後三時半………」

(2)「皆、熟談の上、○(籤か?)を引き、其の番号に相当せる者に付きし事に決し、伹の(その)甲乙丙の三種分を整理の後、一同参会すること午後三時半………」
 との二通りに読める可能性もあり、意味も変わってきます。
 この一文だけからは何とも申し上げることができず中途半端な形で申し訳ございません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

知識豊富な方ばかりで敬服致します。

「伹の(その)」とも読めるのですか。

>恐らくは日記か何かの一節と推測され、
お察しの通り、永久保秀二郎日誌です。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/21 15:15

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