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ずいぶん前の話ですが、日本のネットから小野田寛郎さんの以下の記事を読みました。
「真の軍人だ」、「この兵士の精神を全世界が学ぶべきだ」、「大和民族は恐るべき民族。同時に尊敬すべき民族」

「―――――1974年に、一連の捜索活動に触発された日本の青年鈴木紀夫が現地を訪れ、2月20日に孤独に苛まれていた小野田との接触に成功する。鈴木は日本が敗北した歴史や現代の状況を説明して帰国を促し、小野田も直属の上官の命令解除があれば、任務を離れる事を了承する。3月9日にかつての上司である谷口義美元少佐から文語文による山下奉文大将名の「尚武集団作戦命令」と口達による「参謀部別班命令(下記)」で任務解除・帰国命令が下る。
一 大命ニ依リ尚武集団ハスヘテノ作戦行動ヲ解除サル。
二 参謀部別班ハ尚武作命甲第2003号ニ依リ全任ヲ解除サル。
三 参謀部別班所属ノ各部隊及ヒ関係者ハ直ニ戦闘及ヒ工作ヲ停止シ夫々最寄ノ上級指揮官ノ指揮下ニ入ルヘシ。已ムヲ得サル場合ハ直接米軍又ハ比軍ト連絡ヲトリ其指示ニ従フヘシ。
第十四方面軍参謀部別班班長 谷口義美
翌3月10日にかけ、小野田は谷口元少佐にフィリピンの最新レーダー基地等の報告をする。小野田はフィリピン軍基地に着くとフィリピン軍司令官に軍刀を渡し、降伏意思を示した。」

わたしの感じでは、小野田寛郎さんは軍人として世界一の素晴らしい方だと思いますが、ただわからないことがあります。
1、降伏にはどうしてかつての上官の命令解除が必要になっているのでしょうか。もしなにかの原因でもらえない場合、降参しないことを続けますか。(わたしなら、戦後にたった以上、自分の行動は自分で決めることでしょう。)なぜそうなっているのでしょうか。
2、現代日本では、目上や上司からの命令は部下としていやでも実行しなければならないでしょうか。逆らうならどうなりますか。日本のテレビ番組を見たんですが、逆らうシーンがあったようですが
3、現代日本では上下関係はどうなっているのでしょうか。


補足:海外の新人日本語教師です。日本文化が大好きで、上記の事に興味を持っておりますので、ここにいる日本人の皆さんの知恵をお借りして、日本文化への理解を深めたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
また勝手ですが、上記の私の質問文におかしい日本語の使い方がございましたら、訂正していただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

1.軍隊においては上官の命令は絶対です。

また命令のない独断行動は営倉入りです。
したがって命令がないのに勝手に任務を離れることは一兵士としては絶対にできないことです。
「一兵士として命令には絶対服従」であるからこそ「真の軍人」とか「この兵士の精神を全世界が学ぶべき」とか言われるだけです。ここが理解できないなら、どの部分を「軍人として世界一」だと思ったのでしょうか?

「自分のことは自分で決める」ことは軍人としてもっとも恥ずべき行為です。

2.実行すると決まったことは実行しなければなりません。文句があるなら実行に移る前の決定段階で異議を唱えるべきです。
組織として決定したことを実行しなければなりません組織にいれなくなるだけです。

3.所属する組織によります。学校・会社・社会…一概に言うことはできません。
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この回答へのお礼

詳しいご説明どうもありがとうございました。やさしい皆さんのおかげさまで日本文化をより深く理解できました。

お礼日時:2013/12/26 09:41

1、 彼は一種の洗脳状態でした。

降伏も全て嘘かもしれないし罠かもしれないと思い続けた。日本の政府は実はアメリカの傀儡政府で本当の政府は満州にあると思っていた。
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/26 09:43

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