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ここで言う地質調査とは、ボーリングによる「N値」の調査であります。
調査費用をできるだけ安価とするためには、ボーリング箇所を1箇所にすればよいのですが、1箇所で十分であると言う為の、参考となる基準や指針はあるでしょうか。

具体例として、下記例を説明できるような根拠を探しております。


(1) 5m×5mの建築物(工作物)を建てるとします。
  この場合、ボーリング箇所は1箇所で十分といえる  か?

(2) 鋼管柱を立てるためにボーリング調査を行い、基礎  の大きさの判断材料とした。
  後に、20m先にも同様の鋼管柱を立てることにな  ったが、再度ボーリング調査する必要はあるか?


N値は20m程度の場所の違いでは大きく変化しないと思っており、必要ないと個人的には思っております。
しかし、根拠を示すために苦慮しております。
アドバイスをお願いいたします。    

A 回答 (3件)

地質コンサルです。


質問文からの状況から言って、とりあえず1箇所で十分だとは思います。

後は掘ってからのお楽しみ…じゃなかった、判断です。
軟弱層が分布したりする場合は、サンプリングして圧密試験したり
支持層が深い場合などは(構造物の規模にもよりますが)載荷試験をしたりする必要があるかも知れません。

20m離れた場所での調査は、設計サイドからは間違いなく調査しろと支持があると思いますので、
よほどの自信と予算の問題が無い以外は、やった方が無難でしょうし、
道路構造物などは、各構造物の基礎調査は基本的に全部行います。
要らないという判断の根拠・自信に乏しいなら、取り敢えず1本キッチリ掘ってみて
その結果から判断してはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
2箇所の調査実施は、安心感がありますので無難なのはわかります。
多分、1箇所で十分だろ・・・との推測もできます。
だけど、根拠がね~
キッチリ1本掘ってみて・・・というのも実行上は可能です。
なぜ、1本だけ掘ってみるの?の根拠があればよいのですが。

お礼日時:2004/05/07 11:55

> 地質調査業界では当然じゃない!


これは、地質調査に限らずあらゆる調査で共通で、要は効率の良い調査の進め方だと思います。
だから効率(経済性)を度外視できるなら、いきなり最初から細かく調査しても、
それはそれで間違いではないってことです。
検査などで端から端までキッチリ見なきゃいけないなら、後者でしょうが、
調査というのはそう言うもんでは無いと思ってます。

だから、仕様書や要領でこの様な事を謳ってるって事はほとんど無いと思います。
まぁ、JHの土質調査要領なら結構いろいろ載ってるんでもしかしたらその辺も載ってるかもしれません。
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> なぜ、1本だけ掘ってみるの?の根拠があればよいのですが。


調査のセオリー(?)として、概略、予備、詳細と順を追って細かく精密に調査を進めていくためです。
(設計も同じですが)
いきなり全箇所ボーリングしてもいいんでしょうが、
それだと経済性も悪いですからね。

「キッチリ掘って」ってのは、中途半端な支持層確認で終わらずに、
N値30以上を5mとか、連続性の高い支持層を確実に押さえるってことです。
あとは、試験等を実施して物性値を明確にしておけば、
この一本から引用しても十分だとは思います。

ともかく、掘ってみないと分かんないのが地質(土質)です。
どれだけ調査に費用をかけれるかが、調査精(頻)度に関わってきますので、
(特に設計に伴う基礎調査の場合)その辺は設計側と折衝するしかないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
その「調査のセオリー(?)」なんですよ。
地質調査業界では当然じゃない!それがセオリーなんだから・・・と言われるような事項を、書物で解説されている文献、指針、法令を探しています。
掘ってみないと解らない・・・と言うのも当然理解しているつもりです。
セオリー(?)って経験値なんでしょうかね。

お礼日時:2004/05/07 22:08

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