これ何て呼びますか Part2

工場の製造原価計算の償却費について、
1、工場に部品、製品を運搬するリフトの償却費は、製造原価の間接経費に含めてよろしいでしょうか
2、新しい工場を建設して、製造現場の整備費用、固定資産の償却費は製造原価の間接経費に含めてよろしいでしょうか

A 回答 (6件)

>1、工場に部品、製品を運搬するリフトの償却費は、製造原価の間接経費に含めてよろしいでしょうか



工場で使用する運搬リフトは、工場における製品の製造に関して何らかの貢献をしているので、その減価償却費は製品の製造原価を構成すると見るべきです。ただし製品の製造に関して直接的に認識されないので、その減価償却費は製品製造原価のうちの間接経費に含めるべきでしょう。


>2、新しい工場を建設して、製造現場の整備費用、固定資産の償却費は製造原価の間接経費に含めてよろしいでしょうか

新しい工場を建設して、製品の製造が始まる前の準備期間に発生する製造現場の整備費用や固定資産の減価償却費は、やはり前記と同様の理由で製品製造原価のうちの間接経費に該当します。

しかし製品の製造が始まる前の準備期間に発生する経費ですから、その全額を当年の間接経費に含めるのは妥当性を欠きます。これはむしろ繰延資産または長期前払費用のように扱い、5年間の均等償却をするべきでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました、よく理解する事ができました

お礼日時:2014/03/25 23:10

No.4です。



No.5の回答は、他の回答を批判するのが目的であり、自分の回答の補足にはなっていません。

No.3では、会社法と税法との関連で繰延資産を説明しており、会計との関連で説明していないにも拘わらず、No.5では会計について論じています。ということは、明らかに私のNo.4の回答への批判です。

他の回答への批判は、このサイトの利用規約に抵触し、具体的には禁止事項ガイドラインの「回答ではない回答」、「指摘回答」に該当します。管理人によって削除されるべきです。

なお会員「gaweljn」と会員「afdmar」は同一人物と思われるが、同一人物が複数のIDを持つことは利用規約に違反しないのか。管理人は取り締まらないのか。
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念のため述べるが、企業会計における繰延資産は「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」が規律しており、税法よりも範囲が狭くなっている。

この点はwikipediaにうまくまとめられている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%B0%E5%BB%B6% …

なお、企業会計原則の繰延資産の規定は、上記「当面の取扱い」により修正される結果、適用されない。これが広く一般に認められている考え方であり、例えば簿記検定などでも採用されている。そうでない考え方は、一般的でなく、どのテキストや解説書を見ても採用されていない。
http://inuboki.com/2kyuu_syoubo/chapter5-6.html
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No.2です。



原価計算に関するご質問ですから、私は純粋に原価計算基準に依拠して企業会計の立場で回答しました。

製品の製造が始まる前の準備期間に発生する経費は、繰延資産または長期前払費用として5年間の均等償却をするべき、というのが企業会計の立場です。
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1は、それでよい。



2は、工場に管理部門が置かれていないなど、その製造現場やその固定資産を使用する場で販管費が発生しないのであれば、それでよい。発生するのであれば、間接経費と販管費とに配賦する必要がある。


なお、2については、繰延資産に計上するのは誤りなので、質問者さんにおかれては気を付けて欲しい。

繰延資産は、会社法では、創立費、開業費、開発費、株式交付費、社債発行費等に限定されている。また、税法では、「資産の取得に要した金額とされるべき費用」は繰延資産とならない(令14条柱書括弧書)。
http://www.tabisland.ne.jp/yoryou/kakuron_09.htm

整備費用は原則として資本的支出等のかたちで固定資産に計上すべきものであり、会社法上の繰延資産ではなく、税法上の繰延資産でもない。また、固定資産の償却費は、固定資産の取得価額を費用化したものであり、繰延資産となる余地はない。
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両方とも間接費として良いと思いますが、新製造現場の整備費用、固定資産の償却費のうち製造ラインに直接使用される部分は直接費になる場合もあります。

ある製造工程だけにしか使われない設備や、特定の製品だけのラインなどの償却費がこれに当たる可能性があります。
この辺りは実態に即してということですが、基本は貴社の経理規定で直接費をどう定義しているかによります。それを再確認したほうがよいと思います。

基本はある製造工程や製品に直接使用されたことが認識できるものは直接費ということです。
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この回答へのお礼

ご指導、有難うございました
よく理解出来ました

お礼日時:2014/03/25 23:14

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