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素朴な疑問です。

中学・高校と吹奏楽をやって思ったんですが、音楽の授業ではイタリア語の「ドレミ~」で教わるのに、吹奏楽部ではドイツ語の「ツェー・デーエー~」で教わります。
自分なりに調べて、クラシック(日本)ではドイツ語で音名を言う方が多いらしい事が分かりました。
なぜ、日本のクラシックの方々はドイツ語で音名を言うのでしょうか?歴史的な背景とか、教えていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

以下のHPに書いてありますが、



ドイツ語は発音の関係上、イタリア語(ドレミ)と比べ、音名唱などで歌うには向きませんが、臨時記号がついた場合の呼び名は簡潔で、合理的に体系化されています。そのため、派生音を含めた絶対的な音の高さを伝える場合に、とても広く用いられています。

http://www.senzoku-online.jp/theory/classic/02/o …

E(エー)より半音階低いと、Es(エス)となりますね。半音階低いとesまたはs,、高いとisをつけるだけなので、簡単です。
イタリア語の場合、つけるものが長い。それに、日本ではハ長調のドレミ、ヘ長調のドレミという風に扱い、決まった高さの「音名」としては扱いません。
日本語のハニホヘトイロハは、半音下がれば変~、半音上がれば嬰~ですから、ややこしい。
その他、フランス語なども同HPの他のページに載っていますが、ドイツ語が一番使いやすいというのがわかるでしょう。
クラシックなどでは、それぞれの楽器の基本となる音階が違うので(B♭、E♭、F音階など)、音名をドイツ語で言えば、どの音を表しているのか、最もわかりやすい。
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この回答へのお礼

かなり納得しました。ありがとうございます!

お礼日時:2014/04/03 13:35

移動ド即ち、ハ長調の場合の(ド)がヘ長調の場合(ソ)になりますね。

そして、へ長調の(ド)はハ長調の(へ)になります。この辺はお分かりと思います。 ドイツ語を(固定ド)の場合に使うことが多いのです。 この場合は、絶対的な音の高さを表すことになっています。私はこのような方法は、日本だけではないかなと感じます。 どの調子であろうとGはGであります。
確かに初期の西洋音楽の教育では、ドイツ系の教師を多く招き入れたようです。とわ言っても、決してそれだけが正統的クラッシクの世界ではありませんよ。 フランス系の教育も音大ではちゃんと行われています。 黛さんなんかはフランス系の音楽教育を受けた有名人でしょう。 
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こんにちは


 #3の回答者さんの補足になりますm(__;m
>中学・高校と吹奏楽をやって思ったんですが、音楽の授業ではイタリア語の「ドレミ~」で教わるのに、吹奏楽部ではドイツ語の「ツェー・デーエー~」で教わります。
 指導者の方に聞いたことが有るんですけれど…
 「音楽」の授業では、「音名」は「ハニホヘト…」で「階名」は「ドレミファソ…」で習いますよね。
 吹奏楽のようなオーケストラの場合、楽譜の音と楽器の指使いの音が一致する実音楽器だけでは無く様々な移調楽器も含まれますよね。
 ですからスコアの唯一の音を全員に知らせるために指導者の方は「音名」を使うしかありません。
 例えば、ハ#、ニ♭、ロ♭、ト#。
 ところが生徒(特に後ろの方の)は、音名も階名も同じカタカナで#♭で指示されると(先生の滑舌が悪いせいもあるかも)階名と勘違いしたらしいんです(-。-;特に子音を聞き逃すと…

 そこで日本語音名に対して長音を含めてカタカナ2文字以上で#♭を使わないので聞いて間違いにくいドイツ語を「音名」に使おうと工夫されたとか。
 例えば、Cis(チス)、Des(デス)、B(ベー)、Gis(ギス)とかだよね(^^)v

 σ(^_^;は、全然疑いも無くこの話を信じましたm(^^;m
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>生徒(特に後ろの方の)は、音名も階名も同じカタカナで#♭で指示されると(先生の滑舌が悪いせいもあるかも)階名と勘違いしたらしいんです(-。-;特に子音を聞き逃すと…
この辺りはよく分かる気がします^^;

お礼日時:2014/04/03 14:45

クラシック音楽を始めて日本の教育現場に導入した明治時代、西洋から招いた先生がドイツ人だったからという話を聞いたことがあります。


確かに日本のクラシック界ではなぜかドイツ音名を使う慣習がありますが、その名残ではないかと思います。
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 モーツァルト以前のオペラはイタリア語で書かれていました。

けれどもモーツァルトはドイツ語の文化圏で生まれ育ったためにドイツ語でオペラを書きました。
 もしモーツァルトがフランスで生まれ育ったならばフランス語の作品を書いたことになります。今ではウィーンもウェストエンドやブロードウェイと並ぶミュージカルの本場となっています。
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「ドレミ」だと楽器によっては譜面上の音と実際に楽器が出す音に違いが生じるからです。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5428941.html
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 日本のクラシック音楽では、ドイツ音楽が「正統」「本流」とされています。

特に「器楽」、その最も権威のある「交響曲」の分野では。
 音楽の父バッハ、モーツァルト、ハイドン、楽聖ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ワーグナーなどなど。

 ドイツで音楽を勉強すること、ドイツで勉強した先生に付いて勉強することが、特に日本では権威あることとされています。(本当にそうかどうかは疑問ですけれど)

 ですから、クラシック音楽の世界では、音楽用語や音の呼び名を「ドイツ語式に」言うことが多いです。

 ポピュラー音楽やジャズでは、主にアメリカ、イギリスが主導的な立場なので、「英語式」が多いですね。

 質問者さんも、「アメリカ出身、イギリス出身のクラシック作曲家を5人挙げよ」と言われても、多分簡単には答えられないですよね。「ドイツ、オーストリア出身の」と言われたらおそらく5人なら答えられると思います(上に書いてしまったけど・・・)。
 逆に、ドイツのポップスシンガーの名前なんて、多分1人も言えませんよね。
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単純な話で、本場の現地の言葉で表現するのは当然な流れです。


ベートーベンやモーツアルトや楽譜をみながらド・レ・ミって変ですよね。彼らの作曲された土地の言葉で表現するのが正しいです。
イタリアオペラとかはドレミでも変では無いですよ。これらは聖歌から来ており、宗教から広まってるので全世界的にも共通であると言うことで、日本でも教育ではドレミです。
まあ日本ではミュージカルのサウンドオフミュージックのドレミの歌が基本になってるという説もあります。
日本の場合はハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロでしたので最近のことなんです。今でもイ長調とかですから。
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