新築住宅建設における電柱の移動について

Question

いつもお世話になっております。
建築条件付き土地の購入をすることになりました。
以前は違う建物のため、電柱があっても関係ない土地だったようなのですが
今回私が購入することで、戸建住宅になりますので
設計の関係上、電柱が邪魔になる可能性があります。
電柱をみると関電とＮＴＴのマークがついていました。基幹電柱（電柱の上側に丸い入れ物のようなものがついている）ではなさそうです。

１）そういった場合は、電柱の移動を関西電力に申請したらいいのでしょうか？
２）申請した場合の費用負担は？
３）地域住民の同意もいるのか？
４）移動可となる理由はどんなものになるのか？

以上、４点についてお伺いできたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします！

yukiryoeka · Accepted Answer

某電力会社の配電線工事を請け負う工事会社を経営しております。

電柱の地表から3メートル程度のところに電力会社なりNTTの線路番号標識が付いています。
その標識で上にある方がその電柱の所有者という決まりがあるので、関電とNTTの標識のどちらが上になってるかを確認してからいずれかの方に電話して下さい。

電力会社所有の電柱であれば民地敷地内に電柱が建ってる場合は、何らかの理由で支障になるのであれば移設してもらえます。
その際には周囲の電柱との関係だったりその電柱から引き込まれている電線の関係だったりで、必ずしも希望の場所に移設できるとは限りません。
民地内での電柱移設等は、その内容がよほどでない限りは無償です。
状況によっては敷地内から敷地外へ出す場合もあるので、周辺住民への配慮が必要になる事もあります。

元々電柱が建つ場所が公道上であれば、電柱移設を申請する人に負担金の支払いが求められます。
たとえ住宅建築の支障とか居住の支障とかであっても、公道上に建つ電柱は無償では移設してくれません。
もちろん道路や歩道や側溝だったり縁石であっても一部改修するなら、所有者である市町村などから許可をもらい全額発注者持ちで工事します。
当然電力会社やNTTも同じ事であり、電柱を移設させる発注者がその工事に係る経費を支払う事になります。

基本的にいかなる電柱であっても移設できないとか移設困難とかいうものは、よほどの都市部でないかぎりないと思います。
ただし近隣住民の中には目障りだとかなんだとか理由をつけては、極力自分の家の近くに電柱を建てさせたくないという人もいます。
先ずはその電柱の所有者に電話して移設のお願いをしてみることです。

-yo-shi- · Answer

私有地では無く公道に立っている電柱の移設は原則として有料です。

私有地に立っていないということですから、関電又はＮＴＴとの交渉よりも公道を管理する役所に問い合わせるのが宜しいかと思います。
交渉が上手く進めば無料（役所負担）で移設が可能になると思います。

移設が可能であると仮定した場合には、当然ながら移設先に関わる近隣の同意が必要になります。

kamobedanjoh · Answer

NO.３ です。
電柱が宅地外なら、関電のご都合次第です。
移動に応じたとしても、可成りの工費負担は覚悟しないと。
その宅地の買値を値切るか、買い取りを中止する方がましなようです。
宅地買い取りが完了してあなたの名義になって居るなら、相当の負担を覚悟しましょう。
交渉中なら、売り主を通じて移動交渉して貰いましょう。
そこに電柱があることは、誰にでも分かる事実ですから。

kamobedanjoh · Answer

小生の場合、義母の宅地内に新築しました。
中電の、基幹電柱からのステイが引かれていて、玄関前を占領し、駐車もままならない状況でした。
建築業者に依頼して、中電への改修を交渉して貰いました。
完全撤去は無理なので、ステイを短くすることで合意しました。
宅地の隅に補助電柱を立て、そこからステイを急角度に折り曲げる工法でした。
１メートル以内に納めるとのことでしたが、結果は１．５メートルくらい。我慢しています。
工賃等は無料（中電負担）でした。
お宅の場合も、建築業者に交渉を依頼されたらどうですか？
電柱の少しばかりの宅地内移動でしたら、無料で応じて貰えそうです。
完全撤去はご近所への配電の都合もあり、困難でしょう。
電柱用地は電力会社との賃貸契約になって居ます。
「地主の用地利用の都合」で十分な理由になります。
電柱用地はあなたの宅地内にありますから。

dragon-man · Answer

私の事例が参考になるかも知れません。
すべての電柱を敷地内に設置した分譲団地の建て売り住宅を買いました。庭の隅に電柱があり、東京電力から毎年借地料が支払われていました。基幹電柱ではなく、他の電柱をワイヤで引っ張って支えるための補助電柱でした。ある時支えている電柱が他の電柱で支えられるようになり、自宅の電柱は実際問題不要になりました。東電に確かめたところ、近隣の同意があれば撤去できるという返事があり、団地の自治会に相談したところ、ＯＫが出て、めでたく撤去となりました。工事は東電が行い。費用は請求されませんでした。借地契約は解消され、借地料は以後払われなくなりました。

電柱は単独で立っているものではなく、他の電柱と電線やワイヤで相互に支えられており、１本だけ動かすとか撤去するというのは難しいです。拙宅の場合は明らかに不要と言うことが分かりましたが、実際に電線が敷設されている電柱は、その電線で他とのバランスをとっているのです。一本動かすと、ドミノ倒しで影響が他にも及び、大工事となってしまいます。貴宅の電柱に電線が敷設された生きた電柱なら、申請しても関電が応じない可能性大です。借地契約は双方（関電と貴方）の同意で取り交わされており、一方的に破棄することは出来ません。

1paku · Answer

移動は電力会社に。
費用は電力会社持ち。

しかし、他の電柱との距離の関係もあって、なかなか移動先が見つからないでしょう。

新築住宅建設における電柱の移動について

私有地では無く公道に立っている電柱の移設は原則として有料です。

某電力会社の配電線工事を請け負う工事会社を経営しております。

NO.３ です。

小生の場合、義母の宅地内に新築しました。

この回答への補足

私の事例が参考になるかも知れません。

移動は電力会社に。

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