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仕事や介護などでなかなか落ち着いて規則的に食事が取れない状況が続いています。例えば一日におにぎり一個(仕事をしてしながら)とか、二日間で海苔弁当ひとつとか。夕食を食べようと弁当を買ってきても、食べる前に眠気が先に来てバタンキューと朝まで眠ってしまい、そのまま次の日の仕事に出掛けることもしょっちゅうあります。

そういう生活を続けているうちに、だんだん食べなくても食欲や空腹感を感じなくなってきました。そこでふと素朴な疑問を感じたのですが、人間には基礎代謝に必要なカロリーがあると思うのですが、この基礎代謝と言うのは生活習慣でどこまで減らすことができるのでしょうか。

例えば身長175cm,体重70kg,体脂率20~25%くらいの男性が、1日平均500キロカロリーの食生活を続けた場合、体がその摂取カロリーに順応して、基礎代謝も500キロカロリー以下になってくれるものなのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>体がその摂取カロリーに順応して、基礎代謝も500キロカロリー以下になってくれるものなのでしょうか。



理屈の上ではそうなります。
ただし死ななければ。

基礎代謝は、健康なら体の大きさに比例するので、痩せればどんどん落ちていきます。だいたい1kg痩せるごとに10kcal低下と考えて良いと思います。太れば基礎代謝も上がります。

175cm70kg体脂率20~25%だと、健康でかつスポーツ習慣の無い成人なら基礎代謝は1500程度でしょう。60kgまで痩せたら基礎代謝も1400Kcalぐらいに下がります。痩せるほど、食べる量も少なくて済むようになっていきますね。


さらに、体格だけでなく体調や生活習慣によっても基礎代謝は上下します。

細胞の代謝は、喉元にある甲状腺から分泌されるホルモンの働きによって維持されています。甲状腺ホルモンはT4という形で分泌され、肝臓や筋肉でT3という形に変換されます。このT3が多いほど脂肪や筋肉をエネルギーに変換したり体温を維持したりするのですが、カロリー制限(特に炭水化物を1日50%未満)すると、本来のT3ではなく、リバーズT3というニセモノに変換され、本来のT3のレベルが低下する仕組みになっています。T3が足りないと正常な代謝が行われません。これが、ダイエットの停滞期の原因で、よく飢餓状態とか言われるやつです。

聞くところによると、最大で40%未満まで基礎代謝は低下するらしいので、あまり動かずに生活すれば500Kcal程度の食事でも、50kgまでは痩せずにストップしそうですね。



しかしながら、それで正常な生活を送れるわけではありませんよ。

基礎代謝によるエネルギー消費は、単なる無駄遣いではなく生きるために必要な機能を維持するために使われています。甲状腺ホルモンのレベルを下げて代謝が低下するのは、それらの機能が一時停止する事を意味します。

つまり、甲状腺機能低下症、あるいは橋本病などと全く同様の症状が出る。

無気力や強い倦怠感から始まり(これはすぐ経験しますね)、皮膚の乾燥、発汗減少、便秘、脱毛、声がかすれる、張力の低下、目に光がなくなり、顔も弛み、細かい作業ができなくなり、低体温、免疫力の低下、寒気、心臓の働きが低下し、不整脈、除脈・・・。

基礎代謝が低下するというのは、このように甲状腺機能が弱い人と同様の症状を被るということになります。死ぬ場合は大抵は心不全です。

他の回答者が、「通常は胃や腸で消化吸収できるのに捨てている部分がある」とか言ってますが、ただのデタラメです。普段からほぼ100%(99%以上)吸収していますから、飢餓になっても上がる余地はありません。代わりに必要な機能をストップして対応するのです。

介護の仕事じゃ、倦怠感が強くて集中力を欠いただけで大ごとになることもあるだろうし、しっかり食べないと危険ですよ。
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この回答へのお礼

実に丁寧で専門的なご回答ありがとうございました。とても勉強になりました。同時に今の自分の生活習慣がいかに危険かということも理解できました。お腹が空かなくなったので体が適応してくれて大丈夫になったのかなぁと間違った理解をしておりました。

*****以下デタラメ理解かもしれません。
回答者様の文章を読んでいて、ふと昔理科か何かで習った事を思い出しました。「カロリー」の定義は、1gの水を1℃上昇させるのに必要な熱量ですよね。(思い出してからネットで調べたらやっぱりその通りでした。)

例えば体重70kgで体温36℃の人が室温26℃の環境に居る場合は、常に体が10℃の温度差を維持し続けている訳ですよね。人間の体が70%水分だとしたら、体重70kgの人は、
70000g×70%=49000g
が水分で、その水分を温度差10℃維持し続けるだけでも、
49000g×10℃=490000cal=490kcal
消費しているということ。また、摂取カロリーが極端に少なくなると今度は体が体温を下げて(回答者様が書かれている低体温) しまう方向に働き始める。

このデタラメかもしれない算数で計算してみたら、体重が1kg減少した場合、その1kgの大半が水分だと仮定して、同様に温度差10℃(体温36℃、室温26℃)で計算すると、
1000g×10℃=10000cal=10kcal
の分だけ消費カロリー(基礎代謝)が減るという計算になりました。 これはまさに回答者様が書いてくださった「体重1kg減で約10kcal基礎代謝低下」と一致し、びっくりしました。

基礎代謝は体の水分温度維持(体温維持)以外にも臓器を動かしたりする分もあるので、もろもろひっくるめて1500kcalくらいは必要なんですね。

上記の私の理解(算数) は正しいでしょうか??たぶん間違いだと思うのですが、もしできれば勉強のためにビシバシ指摘して頂けると嬉しいです。

お礼日時:2014/06/29 13:57

基礎代謝は筋肉を減らし、動かなければ減ります。


ただ、食べなくて良くなっているというのは、身体が飢餓モードになっています。

飢餓モード:
通常、胃や腸で消化吸収できるのに捨てている部分があります。
これを限界まで消化してエネルギーとして利用しています。

よって、今後は少し食べれば栄養過多になり太るということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/29 13:18

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