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原発の再稼働の審査で活断層の有無や古いとか新しいとかが問題になっておりますが、現在断層が発見されていない地層に新たな断層が発生することは全くないのでしょうか。あるいは活断層の先端から亀裂が延びることはまったくないのでしょうか。いままで平らだった土地がずれて断層が発生したことがないのでしょうか。どなたか地質学にくわしいかた、どうかおしえてください、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

質問とNo3の回答から日にちが相当経過していますが、、、、



❶ どの場所の断層でも、初回・新たな断層の発生はあったでしょう。
❷ 同じ場所で、断層のずれが、時を隔てて再発し、断層が累積したこともあるでしょう。
❸ 既存の断層で断層活動が累積する場合、破砕帯の厚さが増える傾向があるようです。
❹ 既存の断層面が近接平行して何本(何面)か存在していて、しかも活動時期が違うことは多くあるようです。
❺ 地殻変動や地震がある場所で発生して、地表に変化が生じるような断層運動がおきる場合でも、その付近にある既存の断層跡にある破砕帯が累積的に動くとは限らないようです。
(6) コンクリート製の堤や擁壁に力が加わって、ヒビが入り、亀裂が広がる場合も、最初に亀裂ができたところが段々と広がり伸びていく場合もあるし、既存の亀裂の付近に新たに亀裂が生じ後発の亀裂の方が大きくなる場合もあると思います。確率だけを予測するなら、既存の亀裂があるところが壊れていく確率が高いとは言えるでしょうが、実際にどこで亀裂が生じ割れていくのかを断言することは無理でしょう。 それと似たことが、地震による地表断層についても言えると思います。
❼ 下のURLのPDFのP10/39に地図があり、数地点の断層の発生時期の調査結果が、P39/39に時空の図で示されています。
https://www.gsj.jp/data/actfault-eq/h20seika/pdf …
これで見ると、現状同じ断層の続きと見えるところでも、場所によって断層が起きた時期が異なることもあるし、平行している断層が別々の時期に動いたこともあるとわかります。
兵庫や東日本の大きな地震で発生した断層でも、その断層が明確に現れる前には断層があることが話題になっていなくて、その付近で「ここに断層があると指摘されていたところ」でその断層が動くことがなかったことは多いです。

どこで断層が動くのかを予想、予見することは、事実上無理なのだと私は思います。
地震の多発地点、断層の多い地域は、それなりに断層が多く動くと私も思います。
しかし、滅多に地震も起きないし、目立つ断層が指摘されていなくても、地震が起き、断層が発生することはあると思います。

しかし、大きな断層のほとんどは、数キロの範囲内では、数百年、数千年ではおきません。

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5億円の宝クジに1年間に2回当たるよりは、同じところで大きな断層が起きることの方が珍しいのではないかなぁと、私は思います。
何を不幸と考えるか、感じるのかはヒトそれぞれでしょうが、自分自身が生きている100年ほどの間で、同じ地点で断層が起きるような滅多にない自然現象を直接目撃したり、直接被災したら、そうした天の配慮を(恵まれた経験)と考えるようにした方がイイのではないかと思います。 
(防災しようとしようとするのは、馬鹿げているように私は思います。被災したり、負傷、死亡することがあっても、それを後悔しても、悔やんでも、哀しんでも、なにも役に立たないだけでなく、損でしょう。失敗や敗退を好機と捉える考え方と同様に、(恵まれた経験)と考えた方が、その被災後の生き方が良くなる可能性があると思います)
「活断層について」の回答画像4
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仮に断層が新たに発生しないとすれば、今ある断層はどうやって発生したのでしょう。



日本列島は、プレートの境界があるため常に力を受けており、地質学的に安定的なところは沖縄以外にはほとんどありません。断層ではないところに地震などによって新たな断層が発生することは有り得ることです。

地震などによって活断層の先端が延びてくることもあります。

平らな土地でも、火山灰の堆積、雨風による侵食で形成された土地がほとんどで、表面上は平らなだけで地下構造は複雑です。断層が隠れていることもあります。根尾谷断層のように地震によって隠れていた断層が地表に出現することもあります。

確かに何もないところに突然として活断層が発生することは考え難いことですが、地下に何があるのか完全に調査できているわけではありません。“人間にとっては何もないところ”に断層が突然発生することもあります。昭和新山のように麦畑だったところが火山になってしまうこともあるので、活断層が発生することもあるでしょう。

地象は気象ほど観測数が少なく、確立された予測モデルが少ないため、予測することは極めて困難です。

原発の審査では、地学者は断層が基準を満たさないものではないかを調査することが役割で、将来の安全を確認する立場ではありません。
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新たな活断層が発生することはもちろんありますが,


何もない場所にいきなり活断層が発生することはまずないでしょう。

断層ができる場所には,必ず何かしらのひずみが発生します。
陥没や隆起,連続した溝状地などが地表面に現れます。

阪神淡路大震災の時,地表に野島断層が現れましたが,新たに発生した断層ではなく,
地中に埋もれていた断層が,地表面にまで亀裂が到達した結果です。

参考URL:http://criepi.denken.or.jp/result/pub/annual/200 …
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当然どちらもありえます。



今、活断層と呼ばれている断層は、もともと、そうしてできたものでしょう。
(数百万~数千万年後の)の将来は、今とは別の場所が活断層と呼ばれることになるはずです。
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