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外国人です。「~んじゃない」という言い方に質問があります。

基本的に、「~んじゃない」は「~のではない」の略だと思っています。けれど、「こんな所へ来るんじゃなかった」や「そんなことするんじゃねぇ!」などの場合にはそうではないと分かるつもりです。

考えてみたら、この「~んじゃない」の「ん」は「の」の略ではなく、「べき」の略かもしれません。そうなると、「こんな所へ来るんじゃなかった」は「こんな所へ来るべきではなかった」の略となります。これは一先ず問題ありません。しかし、「そんなことするんじゃねぇ!」は「そんなことするべきではない!」を意味するか否か私にはよく分かりません(その意味はてっきり「そんなことするな!」だと思います)。

この「~んじゃない」は「~べきではない」の略でしょうか。もしそうでなければ、これはどういう意味でしょうか。どうか教えてください。

A 回答 (5件)

おっしゃる通り、「~んじゃない」は「~のではない」の意味です。


「略」というより、くだけた表現です。

「来るんじゃなかった」も、基本的に「来るのではなかった」です。
結局、「~である、だ」は断定の意味で、そこから「すべき」の意味が出るのだと思います。

確かに「来るのではなかった」ではそういう響きは薄く、
「来るんじゃなかった」の方がそう感じます。
だからと言って「すべき」の略、ということにはならないと思います。

「そんなことするんじゃねぇ」はもっとくだけていて、
「そんなことするんじゃない!」でも同じです。

これは確かに「そんなことをするな!」の意味です。

そもそも「略」ではなく、どういう意味なのかと解釈するのであり、
断定の「である」に「すべき」的な意味があることから来ており、
「すべきでない」も「するな」も解釈の違いにすぎません。

別の言い方をすれば「そんなことをするな!」となり、
「そんなことをすべきでない」だと弱く感じます。
しかし、これも断定の「である、だ」から来ているとしかいいようがないと思います。
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2014/10/30 09:54

音便というものがあります。


う音便、い音便、促音便(「っ」)、撥音便(「ん」)。
本来の語尾が、発音しやすく、聞きやすく?、変化することです。
買いてくる=買ってくる(促音便)、行きてくる=行ってくる。
雨がやみて日が差す=雨がやんで日が差す(撥音便)、草を踏みて=草を踏んで。
するのでは=するんでは、来るのでは=来るんでは。
するんじゃねえ=するの、では(じゃ)、ない(ねえ)。
ではない=じゃねえ、粗雑な言い回しです。
敢えて、べきではない、と解釈する必要のない、単なる禁止とほぼ同じ意味になります。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2014/10/30 09:53

 普通の文法のテキストには出ていないような問題ですね。

少し分からない所はありますが、話に参加します。「のだ」(んだ)の形にはいくつかの意味があるようですが、一般的には{(1)理由や根拠を強調した断定 (2)「だった」の形で、やや詠嘆的な説明を述べる (3)「のではないか」「のでもあるまい」などの形で遠まわしに判断をのべる}と言われています。今でも大学のサイトに「のだ文」について論文が掲載されたりしています。
 質問にある「~んじゃない」は、「~のではない」の変化したものということはそのとおりでしょう。多分「べき」の略というようなものではないでしょう。もし、そのような意味合いが感じられるなら、それは次のような「のだ」が持つ意味からくるのでしょう。
 「のだ」には「早く行くんだ」「すぐ勉強するんだ」のように「命令」の意味を表すことがあります。それが裏返しになって、「危ない所へ行くんじゃない」「騒ぐんじゃない」という「禁止」にもなります。
 その外に「決意」・「忠告」・「願望」・「勧誘」・「当為」を表すとも言われますが、此処の話題には関係なさそうです。
 「こんな所へ来るんじゃなかった」は、「こんな所へ来なければよかった」の意味と考えられますが、「来るんじゃない」という「禁止」の言い方をオウム返しにし、過去形にすることで、どうして「後悔」の意味になるのか全く見当がつきません。他の回答者のご意見もお伺いしたいと思います。
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この回答へのお礼

Many thanks for your inspiring answer :)

お礼日時:2014/10/30 09:51

「~んじゃない」とは「~のではない」の口語的あるいは俗語的表現です。

ですから、「こんな所へ来るんじゃなかった」も、「こんなところへ来るのではなかった」というのがよりフォーマルな言い方です。「こんな所へ来るのではなかった」の意味は、おっしゃる通り「こんなところへくるべきではなかった」ということです。同様に、「そんなことをするんじゃねぇ!」は「そんなことをするのではない!」の俗語的表現で、意味は「そんなことをすべきではない」⇒「そんなことをするな!」の少し穏やかな表現ということです。

ちなみに、「~んじゃない」「~のではない」とは英語では
 shouldn't ~

be not supposed to ~

に相当する表現です。ですから、上の日本語は英語で書けば

 I shoudn't have come to a place like this.
You aren't supposed to do such a thing. You shoud'nt do such a thing.

ということと同じような表現でしょう。
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この回答へのお礼

了解です。どうもありがとうございます。

お礼日時:2014/10/30 09:47

 「~んじゃない」には使い方が少なくても三つあります



1。禁止を命じる
 「そんな事するんじゃない!」のように否定の命令、または禁止令です。「~てはいけない」

2。同意を求める
 「そうなんじゃない」で、語尾を上げる場合もあり、同意を求める時です。「~ですね」

3。当然だと断定する
 「勉強してるんじゃない↓」何だ勉強してるだけのことではないかという断定。「~です。」

 基本的に「ん」は「の」の簡略形ですが、語源と使い方は次元がちがいますので、混同しない方がいいと思います。

 「こんな所へ来るんじゃなかった」の意味は、おっしゃる通りです。

 「そんなことするんじゃねぇ!」は、上記1の禁止です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2014/10/30 09:42

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