アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 機械にさした潤滑油は、しばらくすると真っ黒のべとべとしたものになります。これは一体どうしてでしょうか?仮説としては・・・
(1)油自体が変化し黒くなった
(2)機械中の黒い部品が油で溶かされた
(3)外から何か黒い物質が入り込んだ

を考えたのですが、正解は何でしょうか?

A 回答 (3件)

どれでもありません。


機械が磨耗して鉄の微粒子が油の中に入るのです、
    • good
    • 0

潤滑油の目的が、鉄同士がこすれあう部分の摩擦を小さくすることにあります。


小さくしてもこすれあうことに違いないから、鉄の微粒子がちょっとずつ削れて油の中に浮かんだ状態になって黒くなります。
    • good
    • 0

機械油には、潤滑、酸化防止、冷却などの役割がありますが、最も大きな役割は潤滑です。


潤滑とは潤滑剤の薄い膜によって、部品どうしの接触を防ぐ事です。膜の厚さは薄いと分子レベルの場合もあります。
適切な潤滑剤を使用して、機械の運動精度が高く、面が滑らかで、連続運転で、潤滑油に異物がなければ、部品どうしは潤滑油を挟んで浮いていますので摩耗する事はありません。
しかし、起動停止の際には接触しますし、負荷変動で接触することもあります。接触すれば摩耗粉を発生します。
一旦発生した摩耗粉は、部品と部品の狭い隙間に潤滑油と一緒に流れ込んで、新たな摩耗粉を発生します。
ですから、摩耗粉が発生すると、ねずみ算式に摩耗粉が増加し、機械油が濁ってきます。
このまま使用すると、潤滑剤ではなく、研磨剤ですから、機械の寿命を縮めてしまいます。
また、摩擦が増えた状態で使用すると、熱で機械油が変質し、粘性が高くなります。

この回答への補足

 丁寧な解説ありがとうございます。金属が磨耗していたとは知りませんでした。ですから油が切れないように頻繁に挿す必要があるのですね。

補足日時:2004/06/05 22:56
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!