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ハイデガーはナチの党員だったと聞いたのですが

戦後、彼は何か釈明や当時の状況の説明などはされたのでしょうか?
ハイデガーの思想自体にナチズムへ繋がるものがあったのか、
彼のような哲学者でも時代の波に飲まれたのか、非常に気になります。

事実や皆さんの意見も気になりますので、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ハイデガーはナチの党員だったかどうかわかりませんけど、悲惨な経済状況にあった敗戦後のドイツに、80~90年代の日本経済みたいな繁栄をもたらしたのがヒトラーでした。


ですから、その当時のヒトラーは、ドイツ国民の圧倒的な支持を得ていたわけですし、ハイデガーが「祖国ドイツにすばらしい繁栄をもたらしたヒトラー」を助けようとしたのも、ドイツ国民として当然ではなかったかと思います。(安部総理のアベノミックスが、もっと凄い規模で成功したって感じでしょうか?)
ただし、ハイデガーは、ブライブルグ大学の総長になってナチスに協力しようとしたようですけど、1年くらいですぐに総長を辞めています。

また、彼の素晴らしい弟子であり、かつ(不倫の)愛人でもあったハンナアーレントは、師であるハイデガーに「ナチス、ヒトラーに協力してはいけない!」と警告していました。とはいえ、体ひとつでアメリカに亡命できたアーレントと違い、地位や名誉を捨てきれないハイデガーは、煮えきれなかったというか、ナチス・ヒトラーを批判できなかったのでしょうね。

また、彼の「存在と時間」とは、そういう自分の迷える性格を哲学的な用語で語った著作だといえるかもしれません。

大川隆法総裁の『ハイデガー「今」を語る』という霊言書を読むと、ハイデガーは霊界でナチズムを止められなかったことを責められているそうですし、魂の兄弟からも、そのことで喧嘩中だといいます。
また、彼自身は、いまだに「ハイデガー思想をヒトラーに利用された」という挫折感というか、「レイプされた」みたいな嫌な感じを持ち続けているといいます。
弟子のアーレントがナチスを批判してくれたから、いくらか「禊払い」をした気分でもあるとか。

彼は、アーレントの死後、後を追うように約半年後に亡くなっています。彼は、生涯、彼女を愛していたみたいですね(アメリカの彼女には会えなかったようですけど・・・)。
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こんばんは。




☆ハイデガーはナチの党員だったと聞いたのですが
◇らしいですね。
このために彼は、敗戦後、大学を追われ羽目になった。


☆ハイデガーの思想自体にナチズムへ繋がるものがあったのか、
彼のような哲学者でも時代の波に飲まれたのか、非常に気になります。
◇ハイデガー自身がこの件について固く口を閉ざし何も語っていないので、わかりません。
ハイデガーとナチズムを結びつけるものが何かあるとすれば、
ニーチェとなるのでしょうか。

ナチはニーチェの思想をナチのプロパガンダとして積極的に利用しましたし、
ハイデガーはニーチェを高く評価していますし、直接的ではないにしろ、ニーチェの影響を受けていますので。

ナチズムに強いシンパシーを感じる精神的な土壌がハイデガーの中にあった。
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