プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

半年前から生理と生理の間に不正出血があり心配になり産婦人科でみてもらいました。

エコーとがん検診とホルモンの検査で血液検査もしました。結果はどれも異常はなく体温測定をして様子を見てくださいとのことでした。

ストレスが溜まっていたこともあるのかなとは思っていたのですが半年たっても不正出血は続いています。
ちなみに出血といってもそんなに大量ではなくおりものに混ざっているくらいのものです。

不正出血の前には腹痛が少しあり、元々生理不順で生理痛もおもくないほうだとおもいます。

一度見てもらっているのですがのちのち出てくる病気もあるのでしょうか。

今付き合っている人がいるのですが不正出血のときにはしたくないので断るのが申し訳ないのと泊まりにいっていきなり不正出血になるのも困っています。
体質的なものもあるんだと思うのですがとりあえず体を冷やさないようにはしています。改善方法があれば教えてください。
ちなみに性交渉のあとの出血等はありません♪

A 回答 (2件)

再回答します。



>あと見てもらったときに卵子がいっぱい残っていると言われました。

これは想像するに、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)だと思います。
若い女性の排卵障害では多くみられる病気で、卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない病気です。
自覚症状としては、
1、月経周期が35日以上
2、月経が以前は順調だったのに現在は不規則
3、にきびが多い
4、やや毛深い
5、肥満などです。

PCOSでは、超音波で卵巣をみると10mmくらいの同じような大きさの卵胞がたくさんできて卵巣の外側に1列に並び、なかなかそれ以上大きくならないことが特徴で、よく言われるネックレスサインと呼ばれます。
自然に正常に排卵するには、卵胞は18mm~23mmぐらいの大きさまで成長しなければなりません。

どうして排卵がうまく行われないかというと、卵巣内の男性ホルモンが多いことが一番多い原因といわれています。
女性でも身体の中では男性ホルモンを分泌しているのです。

自覚症状の3、や4は男性ホルモンが高いことを示している症状です。
男性ホルモンを高くさせている原因は、脳から出ているLH(黄体化刺激ホルモン)と血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用に拠ります。
それらが正常より強く卵巣に作用していて男性ホルモンが局所的に上がっていると考えられています。

ですからPCOSの人は、生理中の血液検査で脳から出る性腺刺激ホルモン(ゴナトロピン、LHとFSHのこと)をはかるとLHがFSH(卵胞刺激ホルモン)より高くなるという特徴があります。
また、血中の男性ホルモンの値も軽く上昇していることがあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療はピルなどの服用ではなく。排卵誘発剤(内服薬のクロミフェンなど)です。
これで、すぐ排卵できるようになる場合もあれば、なかなか反応しないこともあります。

なかなか反応しないときは、かなり厄介な事になります。
次は、クロミフェンにステロイドを併用したり、漢方薬を併用したりする薬の複合をします。

それでもうまく排卵しない場合は注射(hMG-hCG療法)で排卵誘発を行います。
しかし、これが一番大きな障害(副作用)を引き起こします。
PCOSの人は注射による効果の有効域がせまく、少量だと反応せず、少し多くしただけで過剰反応する傾向にあります。

注射に過剰に反応すると、卵巣が3~4倍にはれ上がりお腹に水がたまってふくれ血液が濃縮してしまうことがあり、これを卵巣過剰刺激症候群(OHSS:ovarian hyper stimulation syndrome)といいます。
自然な状態では卵巣は親指(2~3㎝)ほどの大きさしかありません。
注射の副作用が出てしまうと7㎝以上の大きさまで腫れ上がってしまうのです。

注射を多く使わないと排卵できない重症な場合までなってしまうと自然な妊娠は出来ず、体外受精という手段にいきなりなってしまいます。

脅すわけではありませんが質問者さんの場合は、放っておいて良いような状態ではないと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
そんなに深刻だとは思ってもみませんでした。

自覚症状としては1と2が当てはまります。ニキビが多いわけでもなく、毛も白いので目立つとはいわれたすが剛毛ではなく普通で体重も並より少し低い程度です。なるべく早くもう1度見てもらうようにします!

お礼日時:2015/05/04 18:20

>一度見てもらっているのですがのちのち出てくる病気もあるのでしょうか。



この質問に答えるなら、当然、あります。
ですから、1年に1度でも良いので、定期的な婦人科検診は受け続けましょう。

間違いなく月経以外の出血は、決して良いものではありません。
しかし、不正出血には様々な原因があり、なかなか特定するのが難しいのです。

不正出血の原因として次のようなものが挙げられます。

1、排卵期出血(中間期出血)
病気ではなく、排卵期に起きる少量の出血。

2、子宮腟部のびらん
病気ではありませんが、子宮の出口にもろい部分があり、物理的な刺激などで出血しやすい状態になっていることがあります。

3、萎縮性腟炎
閉経後に女性ホルモンが足りなくなり、潤い不足の状態になるため、腟や子宮の出口がただれやすくなった状態。

4、妊娠(切迫流産)
妊娠初期は少量の出血が起きる事がしばしばあります。少量の出血を月経と勘違いして妊娠に気付かない方もいるくらいです。

5、子宮頚管ポリープ
子宮の出口にできるポリープ。良性なので放置しても大きな問題にはなりませんが、出血しやすいので、たびたび出血する場合は切除してもらっておいた方が安心です。

6、子宮内膜ポリープ
子宮の奥にできるポリープ。
ほとんどが良性ですが、子宮体がんがポリープ状に発育することもあるので、悪性でないことだけは検査で確認しておく必要があります。薬物治療でポリープを小さくしていくか、手術で取り除きます。

7、粘膜下子宮筋腫
子宮内に飛び出る位置の子宮筋腫。内膜ポリープと同様、子宮内に飛び出ているため、月経量が増えたり月経の時期以外に出血する原因となります。

8、月経不順・無排卵性月経
排卵の周期が安定していないと、月経の出血以外にフライングのように出血したり、ずっと少量の出血が続いたりします。ピルや排卵誘発剤で月経周期を整える治療を行ないます。

9、クラミジア頚管炎
クラミジアの感染によって子宮の出口に炎症を起こした状態。抗生剤の内服で治療します。妊娠中にクラミジア頚管炎になると、流産や早産や破水の原因になるので注意が必要です。

10、子宮内膜増殖症
子宮内膜が厚くなりすぎてフライング出血してしまう状態。子宮体がんの前がん病変の事もあるので注意が必要です。

11、子宮体がん
子宮の奥のがん。手術や化学療法(抗がん剤による治療)・放射線治療が必要になります。

12、子宮頸がん
子宮の出口のがんです。手術や化学療法(抗がん剤による治療)・放射線治療が必要になります。

一番多い原因が機能性出血です。
これは卵巣の働きが乱れて、月経以外の時期に、たとえば排卵期、月経の前後などに少量出血するのです。
このタイプの出血が全体の3分の1を占めています。

排卵時期になると女性の子宮内側には厚さ1cmもの子宮内膜が出来上がっています。
子宮内膜とは言いますが、その殆どは血液で出来ています。
子宮内膜を厚くするのは卵巣から分泌される卵胞ホルモンの働きに拠るものです。
卵胞ホルモンには子宮内膜を厚くする作用もありますが、血液を固める作用もあるのです。

要するに、卵胞ホルモンの分泌が滞れば、子宮内膜を固めておくことが出来ず、一部が溶けて剥がれ落ちてしまい出血するのです。

しかし、自然な状況でも卵胞ホルモンの分泌は上下変動します。
妊娠しなかったら女性の身体は、次の月経が始る2日前になると新しい卵胞達を育て始めます。
この時に脳からの指令で、卵巣(卵胞の中の顆粒膜細胞)から卵胞ホルモンが分泌をし始めます。

思春期の頃には左右にある卵巣の中に、それぞれに成長している数十万個もの卵胞があります。
この中で数個~20個ほどの卵胞で、脳からの「卵胞よ育ちなさいホルモン(FSHと言います。)」に反応する卵胞のみが成長し始めます。

しかし、FSHはそのまま分泌量を増やし続ける訳ではありません。
月経開始から1週間後ぐらいになると分泌量を減らしてしまいます。
これは、FSHが無いと育たない不良品?の卵胞達を淘汰する自然な現象なのです。

20個ほどもある卵胞の中から、FSHが無くても自分で育って行ける健康で元気な卵胞が出現します。
これを主席卵胞(約1.6㎝ぐらいの大きさ)といい、その月経周期で排卵されるべき選ばれた卵胞なのです。
排卵時期になるとLHサージ(排卵しなさい命令ホルモン)が注目されますが、実は、排卵時期にはFSHも急激に分泌量を増やします。
この現象により、1,6㎝程度まで育った主席卵胞が、排卵前の数日で数mmも大きく成長し、排卵できる1.8㎝~2.3㎝ほどの大きさまで成長するのです。
この様に、卵胞ホルモンは女性の性周期の中で分泌量を上下限し変動するのが普通に起きている事です。

卵胞ホルモンの分泌のコントロールは脳からの指令で行われています。
それは視床下部という所で、視床下部から脳下垂体へ指令が出て、脳下垂体がFSHを分泌するのです。
しかし、視床下部はその他にも生命を維持するために様々で重要な働きをしています。

日常のストレスなどを検知するのも視床下部です。
よくストレスなどにより、女性の月経周期が乱れるのは、この所為なのです。
脳は、ストレスが掛かれば排卵なんかしている場合じゃないと判断し、ストレスを除去するために一生懸命働き、卵胞を成長させ排卵(月経を起こす。)することを疎かにしてしまうのです。

疎かになれば、必然的にFSHの分泌が足らなくなるなどし、子宮内膜を維持することが出来ず、出血が起きてしまうのです。

何か、思い当たることはありませんか・・・?
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!とても参考になりました。
思い当たるものはストレスと生理不順です。あと見てもらったときに卵子がいっぱい残っていると言われました。今は24歳で中学3年にやっと生理が来たのでそれもあるねということで終わったのですが無排卵の可能性もありそうです↓↓
もう一年以上も立ちますがストレスにより生理が2週間もあったこともありました。
ピルなどを飲んで周期を整えたいとは思っていたのですがなかなか金銭的にも厳しく無知なため行動にうつせていませんでした。

ピルはクリニックなどでも貰えるものなのでしょうか?

お礼日時:2015/05/03 23:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!