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安保法案の戦争抑止力について教えて下さい。

有識者の方々が安保法案は戦争抑止のためと仰っていることから派生してか
「安保法案はむしろ戦争の可能性を減らす」
と主張されている方がSMSや掲示板に多くいらっしゃり、安保法案を戦争と結び付けることが無知であるという風潮がここのところ優勢に感じてなりません。(あくまでも個人の感覚で申し訳ありません)

安保法案が可決し同盟関係が強固になることの戦争への抑止力はそんなに大きくはたらくものなのでしょうか?

安保法案によって集団的自衛権が一部認められ、自衛隊の武力行使の幅はこれまでの解釈変更とは比較にならないほど広がると私は認識しています。
しかも集団的自衛権行使の要件である「日本の存立を脅かし、国民の生命、財産や幸福を根底から覆す」事態であるか否かは緊急時には国会の事後承認で良いということになると、同盟国のアメリカが度々戦争をしている以上、日本の武力行使の可能性は圧倒的に高まると思います。
また、日本が個別的自衛権しか行使できない場合は国際法上の開戦事由を無視するような国や集団しか脅威にはなり得ませんが、集団的自衛権を行使した場合に相手国にとって「正当な自衛」として日本と交戦することが合法的に認められることになり、将来的に脅威となる国の幅が広がるのではないでしょうか。
以上のことから私は安保法案によって日本が武力を行使する可能性は高まると考えています。

①まず前提として以上の私の認識は誤っていますでしょうか?

②誤っていなかったとして、それでも戦争の可能性が減るほど同盟関係強化によって得られる抑止力は大きいものなのでしょうか?
もしくは同盟関係を強化しなければ避けられない戦争の可能性が迫っているのでしょうか?


以上の2点について教えて下さい。

安保法案に相手方によっては抑止力があることは理解ができますし、いざ戦争になったときに優勢になるという点では情勢上必要とされていることはわかります。
ただやはり戦争の機会は増えるのではないかと思うとともに賛成派の方々の「安保法案賛成!戦争反対!」を不思議に思っています。
きっと私が理解できずに皆さんが理解している武力行使の幅の広がりをも凌駕する抑止力の根拠があるはずだと思い、気になり質問しました。
宜しくお願いします。

A 回答 (18件中11~18件)

安保法案の改正で変わったことは、同盟軍が攻撃されたら、日本も攻撃できると言うことです。


今日本の同盟軍はアメリカだけですが、アメリカが同盟を結んでいるいろんな国が攻撃された時も攻撃できると解釈されたら、ベトナムもフィリピンも、韓国も戦争が始まったら日本が応援に行くと言うことがあるかもしれません。
 しかし、日本近海では沖縄の米軍が圧倒的な軍事力を持っていますので。どう考えても中国が日本を攻めてくることはありません。実際に尖閣列島にも自衛隊を配備していません。もしも、中国が尖閣を奪いに来ると判断しているのなら、すでに尖閣に自衛隊を配備しているはずです。敵前上陸は非常に危険なことですが、無人の島であればノーリスクで上陸することが出来ます。
 一番心配なことは中東です。イスラム国がどんどん勢力を伸ばして、どこかの中東の国と軍事同盟を結んだら、また中東で戦争が始まります。そのとき自衛隊が戦闘行為でない何か別の理由をつけて派遣されると思いますが、その時、米軍の支援として戦闘行為に巻き込まれると思います。
 その時は確実に何十人もの自衛隊員が戦死します。その時は日本の世論は反米・反自民等に傾くと思います。その時に政権を取るのは共産党かもしれません。想像したくない未来ですが、そうならないように今後絶対に自衛隊を中東に送らないという運動を展開するべきだと思います。
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安保法案が可決し同盟関係が強固になることの戦争への


抑止力はそんなに大きくはたらくものなのでしょうか?
     ↑
働くと思います。
中国だって、米国と正面からやり合う気には
ならないでしょう。

フイリピンは、米軍基地を撤去した途端、スカーボロ礁、
ミスチーフ礁を中国が占領してしまいました。

1974 ベトナムのパラセル諸島を中国海軍が軍事攻撃し、実効支配
1988 南沙諸島で中国とベトナムが衝突 ベトナム艦艇が撃沈され
 60人以上の兵士が死亡。
1994 南沙諸島で中国とベトナムが衝突
1995 南沙諸島のミスチーフ環礁を中国が占領
1996 中国とフイリピン海軍が銃撃戦



”同盟国のアメリカが度々戦争をしている以上、
日本の武力行使の可能性は圧倒的に高まると思います。”
     ↑
それはあり得ると思います。
だから選択の問題です。
中国からの脅威と、米国の戦争に巻き込まれる
可能性との比較です。
米国の戦争に巻き込まれるのがイヤなら、自力で
国防する力を備えることが必要です。

防衛予算は20兆円にして、核武装も必要になります。
あれもいや、これもイヤ、でも平和は欲しいは
通りません。
平和はタダでは手に入りません。



①まず前提として以上の私の認識は誤っていますでしょうか?
     ↑
正しいと思います。


②誤っていなかったとして、それでも戦争の可能性が減るほど同盟関係強化によって得られる抑止力は大きいものなのでしょうか?
もしくは同盟関係を強化しなければ避けられない戦争の可能性が迫っているのでしょうか?
   ↑
大切なのは戦争の可能性が減る云々ではありません。
日本にとって、どちらが重要か、です。

遠い中東の戦争に巻き込まれた場合と、中国が
武力攻撃してきた場合を比較する問題です。
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回答:①は間違いだと思いますが、そんなことよりももっと大事なことは、占領下時代に起きた朝鮮戦争勃発後に、朝鮮半島で機雷掃海をやらされたというようなことが、今回の法整備により起きなくなるということであり、これにより「独立国として当然の権利である、国民の安全を守るためだけに集団的自衛権を行使できる。

」ということの方が大きいと思います。
②は映画スターウォーズの世界を現実の国際環境に当てはめてみると理解しやすいと思います。この中では、主人公たちは欧米諸国の白人であり奇異な生き物はその他の国の人々として考えると良いと思います。

解説:私は一貫して安保法制賛成で、教えてgooの中で回答する中でインターネットでいろいろと調べるうちに、今回の安保法制は、なにも新しいことをやろうとしているのではなく、安倍首相のおじいさんができなかったことをやってるだけではないか、という「気づき」に到達しました。
 しかし、朝鮮戦争時代の「日本特別掃海隊」のことを2,3日前に生まれて初めて知ってから、今回の安保法制はそのような情緒的なことではなく、もっと重要な意味があることに気づきました。また、ホルムズ海峡の機雷掃海には非常に奇異な感じを持っていたのですが、この事実を知って、これは未来に備えるのではなく、過去の朝鮮戦争時代に法整備されていなかったことによる不備を是正しただけだと気づきました。

★もっと驚くべき事実は、この時、憲法九条は戦勝国側により破たんさせられていたということです。

真偽の裏はとっていませんが、日本特別掃海隊に関するレポートは以下を参考にしています。
http://www.mod.go.jp/msdf/mf/history/img/004.pdf

参考までに、そこに記述されていた以下の文章を紹介します。
「大部の乗員の考えの根底には、特別掃海隊解散にあたり、時の海上保安庁長官大久保武
雄氏が訓示の中でいみじくもいわれた、『国際社会において、名誉ある一員たるために
は、手をこまねいていてはその地位を獲得できない。私達自らの努力と汗で獲得しなけ
ればならない』との願望をもって、占領からの脱却、独立国日本の実現になんらかの寄
与ができるのではないかという期待があったものと思う」と述べている。」

「MS14 号で重症を負った測角員の伊藤博氏の言として「当時のことについて、世上
では、強権による出兵とかいろいろいわれているが、自分たちの朝鮮での掃海は、朝鮮
の平和、日本の平和を今日維持している要因であったことを確信している」と紹介して
いる」
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①間違いがあるとすると、安保法制において「戦争に近づく」余地というのは、集団的自衛権行使の問題よりも、既存の集団安全保障活動の任務拡大の方が深刻な問題になります


もっと言えば、集団的自衛権行使の段階まで簡単にはいたりませんし、日本が権利行使できない以前に、他国は日本が権利行使する前提での国防計画にありますのでw
これまで一定レベルで安全だった国際政治上の平和支援活動・後方支援活動の活動場所が「より危険度の高い場所」まで可能になり、「より武力行使の枠組みが拡大」している事実から考えれば、戦争に巻き込まれる、交戦環境に近接している、と理解するのが良いでしょう

②一定レベルでの効果はあります。それは集団安全保障上の同盟という性質ですが、歴史的には反動もありえます。具体的な事例でいえば、古代ギリシャのデロス同盟・ペロポネソス同盟間で生じたペロポネソス戦争が典型例でしょう。したがって状況次第というしかありません。

参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AD …

そもそも、有識者で抑止力になると吹聴している人は、単なるご都合主義だと言えるでしょう
安保法制そのものは、戦争状態・内戦状態にある地域での日本の集団安全保障活動において、これまで以上の安全保障活動が実施可能になり、それに従い、派遣先地域の敵意を買う可能性は高まります
冷戦構造時代のように、非正規軍勢力による「安全保障の危機」を考慮する必要性がなかった時代であれば、まだ抑止力への期待感は大きくなるでしょうが、現代の安全保障を考える上では、「非対称戦争」を念頭にしないと十分な安全保障にはなりません
もっと言えば、軍事力の視座だけで安全保障を語れる時代ではないのですから、もっと抜本的な安全保障の枠組みを創造し、戦略的に集団安全保障活動を行わなければ、高い抑止性を創造できない、ということです

はっきり断言しましょうw
安保法制は不十分です。それでも多少の国防上の環境整備の機能性はあります。だから是認するだけです
不十分だからこそ修正の余地もあり、条文追加の余地もあるのです。しかし、その余地すら認めない政権側の姿勢はとても危険だと思います

仮に、ある有識者が以下のように問題提起したのですが、政権側の反応はありません
『安保法制では、サイバー攻撃に関する安全保障の法整備が全くなされていない!領海侵犯などの目に見えた危険を煽るだけで 一般国民生活に甚大な危険性をもたらしているサイバー攻撃対処の法整備もない安保法制は、安全保障立法としてはザル法だ』

この指摘は一般社会の安全保障の領分としてすでに諸外国でも法整備している分野ですが、日本ではサイバー攻撃に対する防衛の司令塔すら存在していません
聞く耳をもたない政権側に対する失望感は深刻だと理解すると良いでしょう

ちなみに、最後に面白い話を
機動戦車の車内温度は60度近くになります。極貧国は別にして、日韓両国以外では冷房装置がついています
先ごろ陸上自衛隊は、機動戦車の冷房導入を見送りました。
正直、笑うしかありません。安保法制も重要ですが、自衛隊内部が防衛するための環境整備に配慮がかけているとしか思えません
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軍事力の変動から説くパワーシフト理論



Bという国がAという国よりも軍事力の点で優位で、B国がA国に仕掛ける戦争を「予防戦争」と呼ぶ、逆にA国がB国をすでに追い越し、追い越したA国が自国の優位を固めるためにB国に起こす戦争を「機会主義的戦争」と呼ぶ。戦争には、この2種類しかない。戦争は軍事上、強い方が始める。

米国と中国の間でパワーシフトが起こっているといわれている。この理論において、戦争が起きやすい軍事力の差はプラスマイナス20%ぐらいといわれている。圧倒的な差が付くと戦争は起きない。戦争をしなくても圧倒的な差があれば、弱い方は言うことをきくからだ。
抑止力を強くしておけば、相手は攻めてこない!

身近な例として、学校の校内暴力が問題になっている。
群れるグループが、一人をいじめる。抵抗してこない、弱いという事を知っているからいじめる。いじめられる側が抵抗する・強い友達を持てば、いじめグループは
寄ってこない、これが抑止力です。
(善人ぶっている人達が、いじめられた子の心を癒すとか、相談にのるとか、いじめ側を諭すとか・・・等言っているが、いじめる側は関係ないのです。だから、いじめはなくならない。(抑止力を持たないから)
これを大きくしたものが国です。侵略されてから侵略者を諭すのですか?侵略された方を癒すのですか?ばかな!侵略されたら終わりです。

自国を強く(抑止力)しておけば、侵略者は寄ってこない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

分かりやすいです!
抑止力がはたらくっていうのは何となくわかっていても、実際どれくらい働くのか謎でしたが、
確かに国と国の争いにおいて明らかに強いところにケンカをふっかけることは無さそうです。

まさに戦争をしないための同盟強化とはこの理論なのですね。

ただ日本がタッグを組む相手はまた別のグループからみたらいじめっこグループに見えるみたいですね。
虐め返される恐怖によって虐めない。グループに属さない人は虐められる。
ほんとに嫌なクラスですね。

お礼日時:2015/09/19 00:09

生存を守るのは何処の国でも同じ、中国の天下三分の計も日本の和も生存を守る為です。

人は教育されないと馬鹿になります。教育体制の確立ですね。覇権は、馬鹿になるのです。人類滅亡を防ぐには、これしか無いのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私のオツムではあまりよくわからなかったです。
すみません。
生き残るためだよ、ってことでいいですか?

お礼日時:2015/09/18 23:53

一応 捕捉すると


自分は 戦争の可能性が減るとは思いません。
 ただし 日本を巻き込んだ大規模な戦争を回避でき、結果的に国民の命は守れると思います。

 質問者は 戦争自体を全面的に 嫌い 回避すべきだと思ってますけど
個人的にはPKOを初め 平和維持の為の戦争は肯定すべきだと思います。

 例えば ソマリア沖の海賊相手に 自衛隊が国連軍として 掃討作戦に参加するのは
戦争かもしれませんけど
 こうまでグローバル化が進んでしまえば、しかたないと思います

戦争を全面的に禁止して 世界の中で日本が孤立というのは 避けるべきだと思います
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1.はい 間違ってると自分は思うのですよ。


  例えばEUなど 英国を初め湾岸戦争に参加してますけど
  NATO軍という 相互に協力した軍があるせいで eu諸国は侵略されてません
  ロシアは戦争ふっかているのは ウクライナとか 独立した国家ばかりです。

   国際情勢を感情や予想よりも、WW2移行起きた戦争を1つ1つ検証するとそう思えてならんのです。
 そもそも『戦争』と『平和』は対義語しゃないと思うのです。
 戦争は手段を表す言葉で反対の意味は『話し合い』
 平和は状態を表す言葉で 〃    『混沌』だともいえるのです。

 実際 国連憲章で平和を維持する手段として『戦争』を肯定してます。
 で、アフリカの内戦を止める為に 国連平和維持軍という 武力を行使してますね。
 イラクがクウェート侵攻した時も、戦争は嫌だから そのまま侵略戦争を放置っいてわけにもいかんでしょ
  ある程度の武力行使は平和の為に必要だとおもうんす

>安保法案が可決し同盟関係が強固になることの戦争への抑止力はそんなに大きくはたらくものなのでしょうか?
 例えばここ50年 中国が武力侵攻、占領し併呑した国家は
 チベット、モンゴル、トルキスタン、ブータンなどありますが、全て軍事力は小さい。
 ここ最近 フィリピンの南沙諸島などちょっかい出してますけど 米軍撤退するまで中国は手を出してません。

 それに一番の問題は 米国が『世界の警察』の位置から逃げようとしてる点にあります。
 まぁ財政問題とかありますしね。
  だから米国が『世界の警察』の位置から逃げたら?
 日本単独では 中国に十分に対抗できんわけです。
  お互い 同盟の結びつきを強くし、相互協力で平和を維持するのが必要だと思います
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この回答へのお礼

rikukoro2さん真っ先にご回答いただきありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

なるほど、戦争と平和は対義語ではない。
確かに私の認識の決定的なズレはそこにあるのかもしれません。

前提としてわたしは安保法案反対派ではありません。確かに戦争は全面的に悪しきものと思っていますが、手段として戦争を選ばなければならないことがあるということも理解できます。
国際情勢のことを意識するような年齢になったころには当たり前に自衛隊がいてPKOも人道支援もしていた私たちのような世代にとって、憲法解釈が変わることはとてもインパクトのある出来事ですが、元々不自然だった日本の立ち位置をグローバルスタンダードに合わせて正すということを受け入れるべきときなのだなと感じています。
ただ、「安保法案はむしろ戦争しないための法案」であって戦争法案などといって戦争と結び付けることが間違っているという風潮は飛躍していると思ってしまいます。
抑止力の面ばかりに着目して、戦争にこれまでとは別次元で加担することになる可能性に目をつぶってしまっていないかと。
これがある以上、戦争と安保法案は結び付けて考えざるを得ないわけで、戦争法案と言われても否定はできないと思います。
ましてや日本が同盟を結んでいるのは近年においてもずっと戦争を続けてきたアメリカですから、NATOの例とは同等には考えられないのではないかとも思います。

実際に戦争になるかは別として自国を守るための手段として「戦争できる国」を選んだということから目を背けてはいけないと思います。

ただ、アメリカが世界の警察の立ち位置で平和のために戦ってきたという考えに私は至っておらず、その役割の元で必要な犠牲を払ってきたのだとすれば、少し見方は変わります。
平和になるための戦争があり得るということ、勉強になりました。

「安保法案賛成!戦争反対!」というのは矛盾している!と思っていましたが、理解することが出来ました。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/09/18 23:27

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