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助詞に関する質問です。

「それにします」と「それでいいです」の
「~に」と「~で」の使い分けについて
外国人に質問されました。

これまでは
「~に」…動作の結果
「~で」…動作が行われる場所
で使い分けるよう教えていたのですが
それでは説明できずに困っています。

説明できる方、どうぞよろしくお願いします!

A 回答 (11件中1~10件)

で~それで妥協します。

のニュアンスが含まれます。
に~選んだ意思がある。

  「ジュースおごるよ、どれがいい?」
  「じゃあ、オレンジで、いいです」→オレンジでがまんしとく、みたい。
  「じゃあ、オレンジにします」のほうが良い

この答えだと、動作は関係がないので、的外れだったらごめんなさい。
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この回答へのお礼

とても分かりやすいですね。
外国人が理解してくれるか分かりませんが、
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:40

1.「それにします」



「に」はおっしゃるように結果を表わす格助詞。
この場合の「する」は、【②(「…にする」の形で名詞・代名詞を受けて)選び出して…と決める。 「朝食はパンにするか御飯にするか決めて下さい」 「どちらにしますか」】という用法に該当すると思います。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
「それに決めます」

2.「それでいいです」

たぶんですが、この「で」は、【7 動作・作用の原因・理由を表す。】という用法に該当するように思います。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/148951/m1u/ …
直訳すると、「いい」と判断したのは「それ」が理由です、ということ。
「それ、があるからです」「それ、を選べるからです」というニュアンスになるでしょう。

「それがいいです」の場合は、「が」という好悪の対象を特定する格助詞を使っているため、「いいです」という判断に対して、「それ」を強調的に取り上げて指定していることになります。
そのため、積極的に「いい」と言っているニュアンスになる。
それに対して「それでいいです」の場合は、「いいです」という判断をするのは、「それ」がそこに(偶然)あるから(選べるから)だ、という消極的なニュアンスになってしまう。
「それがいいです」のように、「積極的に(絶対的に)、それじゃなくてはだめだ」というニュアンスにはならない。あるいは、「それにします」のように、「積極的に、それに決めます」というニュアンスになりづらい。
熱意の籠らない肯定であったり、場面によっては失礼になったりするのは、そのためではないかと思います。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:42

#2ですが、「それでいいです」について、ちょっと補足です。



「それだ、と判断していいです」という意味に解釈すると、断定の助動詞「だ」の連用形という可能性もあるかもしれません。
いずれにせよ、「いいです」と直截的に指定していない分、消極的肯定にならざるを得ない、ということになると思います。
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この回答へのお礼

なるほど・・・
日本人の私には非常に分かりやすいです!
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:43

「に」格助詞、目的格、動詞の目的、当然意志を含みます。


「で」動詞の手段、場所等を示し、意志と直接の関係はありません。
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この回答へのお礼

なるほど・・・
意志と関係があるかないかですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:43

「~に」と「~で」の使い分けについて考えると、頭が痛くなりそうです。

辞書を引いても、それらしい記述が見つかりません。ネットにもぴったりする記述がありません。
 「青空文庫」で検索すると、「それにする」は3件しか見当たりませんでしたが、「それでいい」は約500件ありました。それぞれ3件を掲載します。
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
地は場所も淋しく、形勝の地でもあると云うので、<それにする>事に致しました。 小泉節子「思い出の記」
中で、一番知りたいと思ってる事があるでしょう。<それにする>のよ、あなたの方で、  夏目漱石「明暗」
買って贈ったら。」「それもそうね。」 小夜子も<それにする>ことにした。  徳田秋声「仮装人物」

れがおれの主義なんだから」「あなたは主義だから<それでいい>でしょう 夏目漱石「野分」
あなたは、オフィリヤの事だけを考えて居れば、<それでいい>のです。ハムレットさまに較べ   太宰治「新ハムレット」
いとおしくなるのを深く感じた。そしてそのことは<それでいい>ことなのだろう。」と。   宮本百合子「婦人作家」
 ………………………………………………………………………………………………………………………………
 さて、問題の「に」の方は「動作の結果」は「子供が医者<に>なった」の例文があげられているように、ちょっとちがうように思います。それでは何かというと、これが難しいのです。「帰着点」というのも、「する」が移動性の動詞でないので当てはまらないと思いました。また、あるいは「断定の『だ』」の連用形かとも思いましたが、最終的には「動作の対象」しておきます。
 一方、「で」の方は次のサイトにある
  http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/gmod/content …
3 ことがらが成立する範囲を示します。
    (79)世界で一番長い川はナイル川です。
    (80)日本では、3月と4月と5月は春です。
    (81)片道で100円、往復で200円です。
    (82)これで十分です。
    (83)あしたでもいいです。(→「Nでもいいです/Nではだめです」)
    (84)これではだめです。(→「Nでもいいです/Nではだめです」)
 この例文にある
  「これで十分です。」「あしたでもいいです。」から考えるとぴったりの感じです。
 以上、あまり自信はありませんが。
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この回答へのお礼

いろいろと調べていただき
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:45

助詞の話はむずかしいのであまり深入りしたくないのですが……。


 
「それにします」「それでいいです」の違い。
 この2つの違いを比べるのは筋違いの気がします。
 少し前に下記の質問が出ました。
【「これが」「これで」いいですの違い】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9095741.html
 回答はどれも似ていますが、一番簡潔で適切に感じられるNo.5のOKATさんのコメントを引用します。
==============引用開始
普通は、別個に用い、
    「これがいい」←→(こちらはだめだ)評価を伴う選択。
    「これでいい」←→(これではだめだ)結果の評価。
       この場合の「で」は断定の助動詞連用形の「で」。
しかし、ヶースにより、別の意味合いを持つことがある。例えば、二つを同一の場合に用いて、
    「これがいい」→(絶対にいい)積極的な選択。
    「これでいい」→(これでもいい)消極的な選択。
==============引用終了

 この「が」と「で」の比較はわかりやすいでしょう。
 さて、「それでいいです」は↑の「これでいい」と同様です。「消極的な選択」です。
「それにします」は「これがいい」と同様で「積極的な選択」でしょう(「これがいい」よりも積極性が弱い感じがしますが、その点はパスします)。
 しかし「〜にします」の形ですから、「が」も「で」も使えません。
 比較すること自体に無理がある気がします。どのような例文を想定しているのでしょうか。

 元々の質問文にある下記も疑問です。
==============引用開始
「~に」…動作の結果
「~で」…動作が行われる場所
==============引用終了

 助詞にはさまざまな働きがあるので、そこではどのような意味で使われているのかをその都度考える必要があります。
 たしかに「動作の結果」もあります。「〜にする」もそうでしょう。
 しかし、この「に」と「で」を比較してもあまり意味がないのでは。
「に」と「で」を比較するなら、同じように「動作が行われる場所」で考えるべきです。これは、↑の質問とは別の問題です。
「この電車は新宿{に/で}とまります」
 これなら比較する意味があります。
 ただこれも非常にむずかしいようです。
 非常におおざっぱに書くと、下記のような傾向があります(あくまで傾向です)。

で……場所(地点)
に……場所(地点)&方向
へ……方向


 詳しくは下記をご参照ください。
【助詞の話──場所を示す「に」と「で」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1210. …
 長い話ですが、ポイントはおそらく2点あります。どちらも動作が行われる場所を示しますが、下記のような違いがあるようです。
1)「で」は比較的大きな場所、「に」は比較的小さな場所。
 下記のように併用するとよくわかります。
「会場で投票用紙に記入する」
「駐車場で柱の隣の区画に車をとめる」
2)「に」は、ものの存在する場所を表わすことが多い。

 以下は【場所を示す「ニ」「デ」〈4〉】から抜粋(重言)。
 根本的な問題として、「デ」と比較される「ニ」の働きは「動きの場所を表わす」。そりゃそうだろう。
「ニ」の解説を見ると、以下のとおり。
================================
【3】「に」は、ものの存在する場所を表わす。「に」と結びつく動詞は、「ある」「いる」「住む」「勤める」「座る」「立つ」「泊まる」「止まる」など。
================================
 
 そうか。「存在」に関しても「存在するという動作が行なわれる場所」と考えればいいのか。微妙だけど、そのほうが分類が少なくなるからそうしておこう。
 この用法で結びつく動詞は、「ある」「いる」が典型。このほかに「住む」「勤める」「座る」「立つ」「泊まる」「止まる」などがあるらしい。たしかにそのあたりの動詞だと「存在」のイメージがあるかもしれない。じゃあ「ここニ書く」「皿ニ盛る」あたりはどう考えるの?
「書いたもの」も「盛ったもの」も「存在する」と言えなくはないってことなのかな。
 じゃあ、2つを合わせて考えよう。「ニ」は「動作・作用の行われる時・場所」を表わし、「存在」に関係する動詞と結びつくことが多い。「ある」「いる」「住む」「勤める」「座る」「立つ」「泊まる」「止まる」などのほか、「書く」「盛る」などとも結びつく。その程度で許してもらえないかな。
 〈1〉~〈3〉で「デ」と「ニ」は〈どちらも「動作・作用の行われる時・場所」を表わすが、「デ」は比較的広い範囲を指す傾向があり、「ニ」は比較的狭い範囲を指す傾向がある〉などと書いた。この点について『goo類語辞書』は下記のように書いている。まあ、そういうことだろう。
================================
【5】「で」は、「に」あるいは「を」とも組み合わせて用いることができる。この場合、「で」の方がより広い範囲の場所を表わす。「東京でホテルに泊まった」「高速道路で追い抜き車線を走った」
================================
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この回答へのお礼

たくさん引用して説明していただき
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:46

まず先に言っておくと、「いいです」という表現は文法上の誤りがあります。

「いい」に「です」は付けられません。

それはともかく、「それにします」は自分の意志で積極的(能動的)にそれを選んで指定する(英語で言えばchooseとかselect)ときの表現です。「それでいいです」は相手から提示されたもの(こと)について受け入れられるかの表明(英語で言えばaccept)で、受動的です。

同様に「それがいい」は能動的、「それでいい」は受動的です。
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この回答へのお礼

能動的・受動的の違いですね。
外国人にとって、簡単で理解しやすいのではないかと感じます。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:47

文法的な説明はさておき、


複数の選択肢があるうちで「それ(どれ)」を選ぶか問われたとき、
「それにします」 ……… 自発的・意図的に「それ」を選ぶ。
「それでいいです」 …… 明確な否定要素はないので「それ」を選ぶ。満足できないが「それ」で妥協する。
というような使い分けが一般的でしょう。

そのほか
「それがいいです」 …… 肯定的・積極的に「それ」を選ぶ。
「どれでもいいです」 … 意思表示を拒否・放棄する。

答え方ひとつで、相手の心象を損ねたりケンカになったりします。

    * * *

ちなみに、「形容詞+です」は文法的に容認されています。

『これからの敬語(建議)』(昭和27年4月14日 国語審議会)
http://kokugo.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/ka …

7 形容詞と「です」
 これまで久しく問題となっていた形容詞の結び方――たとえば,「大きいです」「小さいです」などは,平明・簡素な形として認めてよい。


平明・簡素な形 ……… 本来の形、上品・大仰な形
よいです/いいです …… ようございます、よろしゅうございます
大きいです ……… 大きゅうございます
小さいです ……… 小そうございます
美しいです ……… 美しゅうございます
おいしいです ……… おいしゅうございます

推量の「形容詞+でしょう」は、昔から認められています。
過去形の「形容詞+でした」は、まだ容認されていないようですが。
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この回答へのお礼

「形容詞+です」についても解説していただき
まことにありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:48

No.8の方の


>「形容詞+です」は文法的に容認されています。
この最後の部分は、多分
過去形の「形容詞+でした」は、まだ容認されていないようですが。
 ではなくて、
「形容詞+た+です」のことでしょう。
ただ、「よかったですね」「よかったでしょう」「よかったですよ」など普通に使われています。「よいでした」は一部で使われたが、いまはほとんど使われていません。
 (実をいうと、次のような比較からすると「よいでした」になってもいいのでしょうが、どうもそうはならなかったようです
 行きました-動詞の場合  静かでした-形容動詞の場合 ようございました-形容詞の場合
語序的には上記のようになるはずですが、「ございます」はご婦人か、一部の商人しか使わないため「よかったです」が生まれました)
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この回答へのお礼

なるほど・・・
よく分かりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:49

No.6でコメントした者です。



 本題から外れるのですが……。
〈「形容詞原形」+です〉は、昭和27年の『これからの敬語』のほか、平成19年の『敬語の指針』でも許容されています。
 この「敬語の指針」は「とんでもありません」「とんでもございません」も許容しています。もし〈「形容詞原形」+です〉を許容するなら、いっそ「とんでもないです」も許容するべきだと思いますが……。
 そうか。文化庁は「高かったです」には言及していませんね。
 当方は「高いです」を許容するなら、「高かったです」も当然許容と考えていました。
 個人的には、どちらも使いません。
 
 詳しくは下記をご参照ください。
【「形容詞終止形」+「です」 うれしいです うれしかったです】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2417. …

 以下は一部の抜粋(重言)。
「うれしいです」「悔しいです」などの〈「形容詞終止形」+「です」〉に関して、当方は「厳密には誤用」と考えている(「うれしかったです」「悔しかったです」なども同様)。ただ、「その根拠を示せ」と言われると、ちと困ってしまう。↑の【板外編7】の本多読本の記述でお茶を濁しているが、最近の資料は示しようがない。最近の文法書や辞書は〈「形容詞終止形」+「です」〉を許容しているからだ。
 なぜそんなことになったのかは、「文化庁の陰謀」じゃなくて「方針」のせいとしか言いようがない。

■Wikipediaから
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …
(略)

 昭和27年の『これからの敬語』の記述。
(略)
================引用開始
7 形容詞と「です」

 これまで久しく問題となっていた形容詞の結び方――たとえば,「大きいです」「小さいです」などは,平明・簡素な形として認めてよい。
================引用終了


 平成19年の『敬語の指針』P.28の記述。
(略)
================引用開始
4 丁寧語
「です」「ます」を付ける上で留意を要する点は特にない。(「高いです。」のように 形容詞に「です」を付けることについては抵抗を感じる人もあろうが,既にかなりの 人が許容するようになってきている。特に「高いですね。」「高いですよ。」「高いです か。」などという形で使うことに抵抗を感じる人はほとんどいないであろう。)
================引用終了

 1952年の「これからの敬語」が発表された直後から〈学校文法でも「形容詞+です」を正しい形として認めている〉か否かは、当方にはわからない。古い文献にあたればわかるかもしれないが。
 本多読本の単行本が発行されたのは1982年。この段階で本多勝一は〈中学生の文法書などに明示されている〉と断定している。いくら断定が好きな著者でも、ウソは書かないはず。少なくとも当時の「中学生の文法書など」では、まだ〈「形容詞終止形」+「です」〉は誤用とされていたのだろう。
 その後、文法書や辞書では許容が進み、近年では堂々と正用のように扱われている。中学生向けの文法書はそれでもいいかもしれないが、辞書類は、「本来は……」とか「元々は……」とか注をつけるべきだと思う。
 しかし、〈「形容詞終止形」+「です」〉に異和感をもつ人は多い。とくに年配の人や語感の鋭い人は抵抗があるようだ。当方は若い頃から本能的に「誤用」と感じていた(思えば、若い頃はそこそこ語感が働いた)。10年ほど前からは、「厳密には誤用」と書きつづけてきたので、いまさらこんなものが許せるわけがない。
 だが、もはや「誤用」と主張する気は失せた。最近は無神経な文章か否かを見分ける目安にしている観がある。ヒトサマが使っているのにメクジラを立てる気はないが、自分で使う気は毛頭ない。
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この回答へのお礼

ふむふむ…
勉強になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/11/05 11:50

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