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こんにちは、51歳の男性です。

私はうつ病を患っており、嘔吐反射があり、大学病院(歯科)で静脈麻酔管理下での治療を受けることになりました。
静脈鎮静法ではなく、一段階上の静脈麻酔です。ガス麻酔は使いません。気管挿管もしません。

①静脈鎮静法と静脈麻酔との違いはどういうところなのでしょうか?

また、歯科麻酔医から渡された麻酔説明確認書には、静脈麻酔に伴う合併症の可能性・危険性としてアレルギー、ショック、心停止、その他色々列挙されていました。

②静脈鎮静法の場合だと合併症の危険性は、静脈麻酔と比べてどうなのでしょうか。

病院から帰宅して落ち着いてきてから、疑問が出てきました。
①②についてご質問します。
 
医療関係者や経験者の方などのご回答、情報、ご助言、宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

歯科大で、顎に埋めたプレートを取るのに、


静脈麻酔をしました。
気管挿管はなく、鼻に管を少し差して
酸素は送っていました。

手術中は意識がなく、最後の方で麻酔を弱めたらしく
口を強く引っ張られ目が覚めたら、もう少しで終わると言われました。
副作用もなく、痛い思いもなく、目が覚めたら
終わっていたので快適でした。
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この回答へのお礼


ご回答ありがとうございました。

ご返事が遅れてすみませんでした。
急きょ所用ができ、家を空けていたものですから。

治療を受けるにあたっての指針とさせていただきます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/02/07 19:09

① 静脈鎮静法と静脈麻酔との違いはどういうところなのでしょうか



既に回答されていますが、鎮静法は意識があり、麻酔は意識無しです。
少し専門的なことも含めて回答しておきます。

概略ですが、笑気吸入鎮静法→静脈内鎮静法→全身麻酔の順で
麻酔深度(麻酔薬によって大脳皮質→間脳→中脳→脊髄→延髄と
順に抑制されます)が深くなります。
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index23_02.html
ただし、鎮静と麻酔では、深度が大きく異なります。

第1期 無痛期 麻酔開始から意識消失まで 意識あり 痛覚は鈍麻
        鎮静に適用される
第2期 興奮期 意識消失後に外観上の興奮がある。呼吸が不規則
第3期 手術期 呼吸が規則的になり、筋緊張が低下
        1相~4相に分類され、麻酔に適用される
第4期 中毒期 自発呼吸が停止し、心停止するまでの期間       

鎮静法の場合は第1期が用いられます。
笑気の場合は鎮静効果が浅くなりやすい反面、深度が深い時には
100%酸素の吸入で調整できます。
静脈内鎮静法の場合、笑気では十分な効果が得られない症例に
用いられます。全身麻酔に準じる管理体制で行うことが多く、
笑気よりも臓器への影響があります。
鎮静法は飲酒量が多いなど個人差で効果が異なることがあります。
(症例によっては全く鎮静効果の無い場合もあります)
また、痛覚が残ることがあるので、局所麻酔を併用します。
術後は回復室で休憩後、ふらつきが無ければ帰宅できます。

全身麻酔の場合は第3期が用いられます。
鎮静との違いは第2期(見かけ上の興奮、反射の亢進、
不規則呼吸などがある)を辿ることです。
十分に監視しないと非常に危険なため、通常は入眠後に
気管内チューブや鼻咽頭管等で気道確保を行います。
ラリンゲルマスクという蓋付きのチューブみたいなものを
使用することがありますが、嘔吐時は危険なので
緊急時や開口障害などの挿管困難な場合以外はたぶん使用しません。
そのため、気管に挿管しないのは全身麻酔では考えにくいです。
(静脈内鎮静法の場合でも呼吸抑制の危険があるので準備します)
術後は回復室でしばらく(1時間くらい)様子を見て、
十分に覚醒して飲水・排尿を確認してから帰宅させます。

投稿からの判断ですが、笑気麻酔(鎮静法)ではなく静脈内鎮静法で、
静脈麻酔(全身麻酔)までは行わないということではないでしょうか。



② 静脈鎮静法の場合だと合併症の危険性は、
  静脈麻酔と比べてどうなのでしょうか。

静脈内鎮静法は全身麻酔に準じて行うことが多いので、
胸部X線写真や心電図などの術前の検査や禁食・禁水等の
注意はほぼ同じです。(医療機関によって異なりますが、
歯科麻酔学会では「強く推奨する」です)
ちなみに、歯科麻酔学会による静脈内鎮静法の合併症で
主なものは以下のようなものがあります。
 ・低酸素症や呼吸抑制などの呼吸器合併症
 ・血圧の変化や血管迷走神経反射などの循環器合併症
 ・悪心や嘔吐
 ・不穏や興奮
統計では、術前(処置遂行不能)の要因では不穏・興奮が多く、
術中の合併症では低酸素症・心電図異常・血圧上昇が多いそうです。
よく使われるプロポフォールは全身麻酔にも用いられます。

全身麻酔は鎮静法とは麻酔深度が異なるので、合併症が起こると
より深刻な影響を及ぼすものがあります。
このため、鎮静法が無効や筋弛緩が必須などの理由が無ければ、
いきなり全身麻酔から応用することはあまりないと思われます。
症例によっては、マイナートランキライザーで興奮様の行動を
とることがあり、鎮静法の途中でも静脈麻酔で入眠させて
そのまま処置することもあります。
(担当医の判断によりますので、処置中止もあります)
私事ですが、以前に笑気を使用して嘔吐感と頭痛でさんざんな
目にあったので、「君は全身麻酔だね」と言われてしまいました。

昔は笑気の濃度を間違えるなどの事故もありましたが、
現在は殆どありません。
大学病院ならば十分な管理がなされているでしょうから、
心配しなくても大丈夫です。



長くなりましたが、お大事になさってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

ご返事が遅れてすみませんでした。
急きょ所用ができ、家を空けていたものですから。

治療を受けるにあたっての指針とさせていただきます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/02/07 19:09

①鎮静法と麻酔(全身麻酔)の違いは意識があるかないかです。

鎮静法は意識あり、麻酔はなし。

もう一つ、鎮静法は痛みを無くす事は出来ない(和らげる事は出来る)ので、局所麻酔が必要(例えば抜歯など)。
麻酔は痛みも無くなる。
その他細かい違いはいくつかある。

②両者をくらべれば麻酔の方が危険性は高いと思われる。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ただ、質問の補足ですが、歯科麻酔医によると、私の静脈麻酔は全身麻酔ではないそうです。(ガス麻酔は使いません。気管挿管もしません。)
意識を完全に取るのではなく、少し残すようにするそうです。
あくまでも、嘔吐反射を抑えることに主眼を置くということです。
だから、私の静脈麻酔は静脈鎮静法とどこが違うのかなあと思った次第です。

お礼日時:2016/01/31 21:16

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