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(特定の商品のCMまがいで、不適切な質問かも知れませんが)

同著者の文法本は他にもいくつかあります。
掲題の本は、これまでの文法本とかなり内容が違うのでしょうか?

掲題の書籍だけを購入するのと、他の本を購入するのとどっちがいいか迷っています。
他の本は、動詞や前置詞など、たぶん4、5冊に分かれています。

他の本はWEBで中身を見たり、実物を読んでみて面白いと思いました。
しかし、掲題の書籍は、WEBでも中身がわからず、感じがつかめません。

他の文法本を読んでから、掲題の本を読んだ方がいいのか、
掲題の本はかなりページ数があるので、とりあえず、これ1冊を先に読んでから、他の本を考えた方がいいのか?

通販、または、書店取り寄せで購入するのに、内容が解らず不安です。
(ちなみに、私はこの著者の本を読んだことがありません。
中高の文法はなんとかできていました。今ではかなり忘れていますが)

読んだことのある方、アドバイス、あるいは、感想をお聞かせください。

A 回答 (1件)

今回のご質問は、その人の立場にもよります。



受験生、大学生、社会人、教師など、英語をどのように対処するかという人によって変わるはずです。そして、ご質問者さんは、社会人のようです。

『一億人の英文法』(東進ブックス)の最大のメリットは、英文法を感覚的に学ぶということです。基礎単語や前置詞をイメージ化させているというところでは、斬新だと思います。

前回のご質問の回答者の返事で、『一億人の英文法』に、ご興味を持たれたかとは思いますが、この著者、大西泰斗氏は、同様の内容の著書を20年前から出しています。その頃は、出版社が研究社でもあり、爆発的には売れなかったというだけで、その斬新な内容は、当時から一部の目からは認められていました。(研究社『ネイティブスピーカーの英文法』シリーズ)

>同著者の文法本は他にもいくつかあります。
>掲題の本は、これまでの文法本とかなり内容が違うのでしょうか?
これまでの文法書とは違うと言えば、私などからすれば、文法書とは言いがたい内容だと思います。著書の表題にも「話すため」の英文法と書かれてあるぐらいですから。

私は、まず置いておいても損はないだろうという立場でいます。しかし、一般の方が語学を学ぶ上で、この学習参考書が、必ずしも必要とは思いません。また、著者の勧めるような最初のページから読むというようなことは、私はしたことがありません。

私自身、『一億人の英文法』を購入するのを、かなりためらったのは、受験専門の「東進」という出版社ゆえです。大西氏のテレビでの文法の説明ほどにはインパクトはなかったものの、テレビに出ている大西さんの著書だから、よく売れているから購入するということで、内容は知っていたからもあるのですが、あまり正当な動機ではありませんでした。

学生の人たちとは違い、社会人や一般の語学を学ぶ人たちには、それほど重要な位置にあるとは思いません。

大西氏は、以下で
http://englishatheart.blog60.fc2.com/blog-entry- …
受験英語という「聖域」2012.02/03(Fri)
>「一億人の英文法」は「受験生を対象に作られている」わけではありません。

とは言っておりますが、私としては、文法書をお持ちでない方が、これを最初に購入することはお勧めしません。(かと言って、受験や学習参考書以外の適当な文法書などは、ほとんど見かけません。)

また、よく高校生や受験生向けは、桐原の『Forest』とこの『一億人の英文法』両方が挙げられていますが、大西氏がどう言おうとも、受験生にとっては、不足を感じている証拠ではないかと思っています。

それと、ここの回答者の何名かは、伝統的な日本人の英文法解釈を否定されているようですが、本来、英国の古典的なラテン語文法の解釈を取り入れた英文法を、日本の教育に取り入れて定着したわけであって、何も日本人が勝手に解釈したわけではありません。むしろ、一般の人にとって、どのようなスタイルであれ英文法は、退屈でつまらないという誹りは消えないのではないかと思います。

それでは古典的な英文法解釈以外のものはどうかと言って、書籍(洋書)を購入しても、学校教育が弊害だとは言いませんが、そういうものは返って手がつきません。大西泰斗氏は、今までの英文法教育の不足分を補えるのではないか、というような主張は理解しますが、受験生でもない一般の人は、そこまでには至らないのではないでしょうか。

逆の見方をすると、既存の英文法がなくして、大西さんの『一億人の英文法』は生きてこないことにはならないか、と思うのです。

最後に、人の言葉では軽々に決めないほうがよいと思います。実際に、自分の文法等の疑問を持って、書店で本を手に取って調べてみたらいかがでしょうか。それで、ご自分の疑問が少しで解決すれば、購入してもよいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

大変丁寧な回答をありがとうございます。

最初に、
質問文の「これまでの文法本」という言葉があいまいだったことをお詫びします。
「これまでの日本の英文法の本」ではなく、「同著者のこれまでの文法本」という意味でした。曖昧な表記で申し訳ありません。

前の質問も見ていただき、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、前質問の回答により興味を持ちました。

そして、たまたま古本屋で「ネイティブスピーカーの・・」を1冊見つけ、面白い、と思いましたが、いかんせん、古本にしても結構高値だったので迷いました。
で、「一億人の・・」は、それらが1冊にまとまっているのかな?と。

昨日、「一億人」の実物を本屋で見つけました。
「ネイティブスピーカー」よりは、難しそう、というのが率直な感想です。

大学受験でもTOIEC受験でもなく、まして通訳ボランティアを目指しているわけでもないので、「興味を持って読み続けられる」ことが肝心だと思っています。
ちなみに『Forest』は難しい、というか私は読み進められない、という感じがしました。

学校時代には日本語(現代国語、古文)も英語も、「読み書きはそれなりに得意だけど、文法嫌い」で、「アメリカの幼稚園児は、分詞名知らなくても英語しゃべってるよ」という気分でした。
英語の先生には恵まれていましたが、 grammarの先生にはわりにイヤがられていました。
たぶん、感覚的直観的人間で、理論構築的なのは向かないのだろうと思います。

>私は、まず置いておいても損はないだろうという立場でいます。

とのご回答がとても参考になりました。

「英文法を学び直す」というよりは、「ふーん、そうなんだ。あ、そうなの」と読める本が望ましいので、もう少し実物を検討してから決めようと思います。

大西英文法の特徴なども詳しく教えてくださって、興味深かったです。
文法を勉強することに意欲が湧いてきました。
ありがとうございます。

お礼日時:2016/02/08 08:37

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