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現在 熱可塑性の樹脂ポリカーボネートに銅を混ぜる
研究を行なっております。ポリカに銅粉を混ぜて300℃で射出成型するとポリカが分解して発泡してしまいます。

Q1:ポリカに銅を混ぜるとなぜ分解するのかメカニズムを教えて下さい。

Q2:ポリカを分解させずに銅を混ぜる方法を教えて下さい。

A 回答 (2件)

ニッケルで起きずに銀や銅で起きたとなると、還元作用の可能性がありますね。

よくわかりませんが、水素化反応によるエステルの分解が起きているのかも知れません。

あと、ポリマーにはさまざまな添加剤が入っていますので、何らかの成分が銅と反応した可能性もあります。

対策としては、銅に前処理をすることでしょうか。皮膜を形成させるとか。
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この回答へのお礼

度々の御回答参考になります。有難うございます。
実は銅表面への皮膜形成(酸化皮膜、樹脂皮膜)は既に行なっておりますが、なかなか良い方法が見つかっていないのが現状です。
なにか良い案があれば、お知恵拝借できれば幸いです。

お礼日時:2004/07/07 18:40

銅以外の金属で試したことがありますか?



もし、銅以外でも分解が起こるなら、多分、熱伝導率の増加による温度上昇(つまり熱分解)が原因でしょうね。

銅だけで起こる現象なら、銅が触媒として作用し、何らかの分解反応が起きているのかも知れませんね。何℃で分解反応が起こるのか、別の実験設備で調べてみたらどうですか?
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この回答へのお礼

早速御回答頂き有難うございます。
参考にさせて頂きます。

【補足として】
別の金属(銀とニッケル)も試しましたが、ニッケルは分解せず、銀で分解しました。
特に銅の分解がひどく、広く知られている樹脂に対する銅害と言われるものと考えられます。
多分触媒反応で酸化還元反応により分解したと推測しております。

お礼日時:2004/07/07 17:17

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