アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

個人事業主で、赤字だとか、黒字だとかいいますが
いわゆる銀行や税務署などで赤字や黒字と判断されるのはどこを見てそういうのですか?

例えば、
売上から経費を引いた、差引金額が黒字でも、
貸し倒れ引当金や給与を引いた額で赤字になるケースもあれば、
この時点で黒字でも、青色控除(65万)で0になるケースもあります。

次のうち、どの時点で赤字であれば、赤字とみなされるのですか?

1. 差引金額(売上から諸経費を差し引いた額 33番)
2.控除前の所得金額(差引金額からさらに給与などを引いた額 43番)
3.最終の所得金額(すべてを差し引いた 45番)


最終的に黒字であれば、もちろん黒字として認識されるのでしょうが
赤字という認識があいまいでわかりませんので、ご存じの方は教えていただければと思います。
また金融機関と税務署で赤字の解釈が違うなどあれば、勉強のために教えて下さい。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    ご回答ありがとうございます。せっかく回答していただいたのですが質問の意図とはちょっと違うようです。
    一般的に言われる、所謂「節税のための赤字」という線引をどこでしているのか。
    逆に、上場企業のように「粉飾して黒字にする」必要があるのはどこをみているのか。を教えてもらえればと思い質問を致しました。

    黒字倒産の意味も理解していますので、そのあたりは大丈夫です。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/03/13 09:38

A 回答 (4件)

>いわゆる銀行や税務署などで赤字や黒字と…



それは測る物差しによって違います。
まあ税務署には物差しがいくつもあるわけではありませんけど、“いわゆる銀行”が全国に一つしかないわけでは決してなく、それぞれの銀行によって考え方が異なります。

>個人事業主で、赤字だとか、黒字だとかいいますが…
>赤字という認識があいまいでわかりませんので…

誰が、何の観点で言っているのかってことですよ。

>この時点で黒字でも、青色控除(65万)で0になるケース…

0 は赤字の仲間でありませんから、この選択肢はありません。

>1. 差引金額(売上から諸経費を差し引いた額 33番)…

事業主自身が、今年は儲かった、儲からなかった損したと判断し、直ちに家計に影響してくるのはこの数字です。

>2.控除前の所得金額(差引金額からさらに給与などを引いた額 43番)…

個人事業税が発生するかしないかはここ。
国民健康保険税は、自治体によってはここのところもあるが一般には次の 3. 番。
というか、上記 2つとも赤字の概念はなく、赤字は 0 と見なされるだけです。

他の所得との損益通算
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2250.htm
や、青色申告の特典として損失の繰越まては繰り戻し
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm
を申告できるのはここ。
つまり、税務署の物差しはこれ。

>3.最終の所得金額(すべてを差し引いた 45番…

赤字なら青色申告特別控除はありませんから、この選択肢もありません。

銀行がどう判断するかは、お取引の銀行におたずねください。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど、丁寧なご回答本当にありがとうございます。わかりやすい!

金融機関の判断基準に関しては、たしかに金融機関によりますね・・・。
あいまいな質問でした。ごめんなさい。
税務署の基準であれば、全国だいたいおなじ感じだと思いますので、こちらを参考にします。

税務署的には、43番が赤字の場合は赤字とみなされるのですね。

例えばこのようなケースだと赤字と判断されるわけですね。
売上 2000万円
仕入 1000万円
経費 950万円
差引金額(33番) 50万円
専従者給与 60万円
控除前の所得金額(43番)▲10万円
青色控除(44番) 0円
所得金額(45番) ▲10万円

逆にいえば、このようなケースだと黒字だと判断されるということですか?
売上 2000万円
仕入 900万円
経費 950万円
差引金額(33番) 150万円
専従者給与 60万円
控除前の所得金額(43番)90万円
青色控除(44番) 65万円
所得金額(45番)25万円

質問の意図としては、
よく事業主が「うちは赤字決算にしているから」とか
「黒字にしていないと銀行がうるさい」等という声を聞きます。
この赤字と黒字がどの部分を指しているのかが、わかっているようで正確にわかりませんでした。

上記の内容であっているのであれば今後、話をする上で理解ができます。

お礼日時:2016/03/12 09:51

こんにちわ どの位の規模の会社か個人わかりませんが白色確定申告の場合、所得金額(5)から(16又わ20)を差し引いたものです。

5より20が上まれば赤字となります。
T9218
    • good
    • 0

決算書を見る人次第、審査のルール次第というのがすべてでしょう。


仕組みをわからない人からすれば、黒字での倒産(廃業ではない)というものも理解できないことでしょう。

私は個人事業も会社経営もしますが、私のイメージで黒字のつもりが赤字があると判断され、取引ができないとかというもの経験があります。
この回答への補足あり
    • good
    • 1

青色申告特別控除額を引く前の所得に、青色事業専従者給与を加えて、減価償却費を加えた額。


これが黒字でしたら、事業そのものは黒字です。

収入から販管費を引いた額よりも「支払利息」が大きな場合は、堂々の完全赤字経営で自転車操業です。
どうにもならない状態で、破産手続き費用そのものが出ないでしょう。


法人で粉飾して黒字にしてるケースで多いのは「建設業」です。
赤字だと建設業許可がヤバイと思ってのことです。

上場企業で粉飾黒字を出すには、損失を発生させない任意処理があります。
取立困難な売掛金などは、とっと貸倒損失にすればよいのですが、それをすると赤字になるので「損失処理をあえてしない」ケースがあります。
個々の売掛先の発生時期や資産状況を見て「黒字にするために貸倒損失にしてない」などを、おそらくシビアな金融機関では見てるかもしれません。

税務署では、そのような黒字赤字よりも「売上をごまかしてないか」「費用の過大計上はないか」を見てるようです。また「不動産の異動」は、税務調査対象者になるきっかけを作る大きなものだと言われてます。
 かっては「赤字だから調査しても出ない」として調査対象にならなかった時期があったと聞き及んでますが、今では、赤字でも発生する消費税や源泉所得税の調査がされます。
「うちは赤字だから、調査してもどうにもならない」と威張ってることができない時代ですね。

お知りになりたい事への回答ではないでしょうが、参考までに。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!