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オフィスワークのアルバイトをしています。
最近、アルバイト先でバイトリーダーのようなものになったのですが、
時給が上がったわりには責任や仕事量が増えて割に合わないという
気がしてきました。

これまでは自分に割り振られた作業だけをしていれば良かったのですが、
バイトリーダーになってからは、「他のアルバイトの方のシフト管理」「作業の割り振り」
「新しく入った方への研修」「作業の進捗管理」など、
増えた時給(30円程)に対して責任や仕事量が増えすぎている気がします。

特にバイトリーダーになってからは作業の遅れが出た時に残業(毎日2時間程)で
補うことも多く、正直非正規なのにここまで無理をしてやる必要があるのかと
モヤモヤすることが多いです。

そのことを友人に愚痴ると「割に合う仕事なんて無い。だいたいどの仕事もそんなもの」と
言われてしまいました。確かにそう思って働いている方も多いでしょうが、別に割に合わない
仕事ばかりでは無いと思います。実際、バイトリーダーになる前は仕事量や内容・責任は
時給相応だったと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、皆さんは割に合う仕事はあると思いますか?
なんでも良いので他の方の意見を聞いてみたいので、仕事と給与についての
意見をお聞かせいただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ご友人の仰る通りだと思います。



特に、被雇用者においては、割に合わないのが一般的、というか大多数です。
雇用者というのは、被雇用者から労働力の提供を受けて利益を出し
その結果、被雇用者に対価として給与を出すわけです。
このとき、利益<給与(労働力対価)であっては、会社としての利益が残りませんし
資金繰りも出来ませんし、自分の給与も出ません。
なので、どうあっても利益>給与(労働力対価)であるように考えます。

この利益を生み出す労働力が、給与に見合うかどうかとなると
エネルギーとして考えれば簡単ですが、利益分を稼ぐエネルギーと
給与分として与えるエネルギーを比較すると、どちらが大きくなるか、ですね。
当然、利益分のエネルギーを大きく、給与分のエネルギーを小さくしようとします。

なので、どうしても給与は小さくなってしまうわけです。

一般のアルバイトが見合った給与であったというのは、コストを考えてのことです。
アルバイトは労働力ではなく、設備運営投資のようなものです。
会社を回すため、営業を、業務を回すための部品のようなものです。
そこには多少費用がかかっても投資する意味があります。
つまり、アルバイトの給与というのは労働に対する対価ではなく
会社の設備投資の結果、その設備が人間だったため、人間に対してコストが支払われている
という状態なのです。

バイトリーダーになって割に合わないと感じるのは
アルバイトという運営設備から労働力に近くなったからでしょう。
よく、正社員の方が自給換算で減っている、ということの仕組みはそういうことです。

もし割に合う仕事がしたい、と思うのであれば、
資本主義社会の構造をよく学び、どの立場にいるのが一番適切かを学ぶと良いでしょう。

大切なのは、収入と支出のバランスです。
経営者が収入が大きいのは、その分、支出が大きいからです。
被雇用者が収入が小さいのは、その分、支出が少ないからです。
このときの「収入」と「支出」は金銭のみではありません。

多くの人が被雇用者の立場にいるのは、何故なのか。
そのあたりも考えるようになると、なかなか興味深いですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに利益>給与であるのは当然ですね。そうで無ければ企業に利益が残らないというのも
考えてみれば当然のことでした。
設備投資と労働力の説明については少し理解出来ない部分がありました。
アルバイトも正社員も企業の中の部品の1つで、
私は値段(給与)が違うだけでどちらも部品のような物だと思いました。

ただ、自分なりの理解として給与が増えれば増えるほど、
労力に対して効率が悪くなるのかもしれないと思いました。

考えてみれば税金も収入が上がる程高くなりますし、
外食にしても2倍の値段を出したからと言って、
2倍美味しくなる訳ではないですしね。

そう考えると1番労力に見合った給料を貰っているのはのは、
1番下のアルバイトなのかもしれませんね。

疑問に対する本質を突いた回答で大変参考になりました。
回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/04/01 13:25

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