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人の様々な考え方はそれ自体が商品として扱われ得ると思うのですが、理論やアイディア自体に対する保護を規定した法律はありますか?

自然科学の理論でも、コミュニケーションを円滑にするための考え方でも、自分自身が創造したような考え方、それ自体を商売道具として使うことはできると思うのですが、それに対しての保護がないと、それらの考え方を一度知った人は誰でも、その考え方を商売道具として使うことができて、創造価値が守られないと思うのですが、どうでしょうか?

回答よろしくお願いします

A 回答 (2件)

いわゆるビジネスモデル特許はありますが、


あくまでその仕組を主にITの力で具現化したものについてです。
要は他の特許と同様、技術ベースの話であるということですね。

純粋な意味でのアイデアに対しての保護はありません。
そもそもビジネスモデルは特許ではない、というのが日本の法律上の考え方なわけです。
ちなみに特許は「発明」である必要があるので、単なる「発見」は保護されません。
ま、「発見」を保護する必要なんて無いですけどね。名誉があれば十分でしょう。

また学術論文のようなものについては、著作権が近いと思いますが、こちらも保護はされていません。
まあ、論文などは著名な学術誌に載った時点で、世界中に公知されますので、
学者としての利益は十二分に得られますけどね。

ビジネスの話だけをするのなら、単なるアイデアは保護されない。という結論で良いでしょう。
じゃあ、大企業が有利じゃないか、と言われたら「その通り」です。
後出しジャンケンで大企業が市場をかっさらうなんてのは昔から当たり前に起こってきたことです。
個人的には別にそれで良いんじゃないかなと思いますけどね。
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この回答へのお礼

そうですか、やはり今の日本では技術ベースの保護が主なものなのですね。
とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2016/06/09 19:12

現代はネット社会ですから、躍起になって著作権などで保護して収益を守る方向の考えから脱却していかなくてはいけないと思います。


ベータ段階やプロダクト商品を発表展示会などで発表することは昔からありました。
発表することで、他社に真似される事も考えられます。しかし、それよりも発売前から消費者に知ってもらうキッカケを増やすほうがプラスが大きいことから発売前に発表をするのだと思います。

事前に公表することのメリットは他にもあり、展示物を見た人から、意見や更にいいアイディアを聞けるということです。
他社に真似されても、一番に発表したのは自分たちだという証拠にもなり、商品化を先越されたとしても本当のファンは、一番に発表した会社の製品やサービスを購入するかもしれません。
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この回答へのお礼

なるほど、アイディアの保護はできないけれど、そのなかで利益になる方法を取っていくしかないということですね。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2016/06/09 19:14

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