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戦時中、カタカナ語は多く漢字の熟語になり、
漢字という表意文字の素晴らしさと当時の人たちの創意に度々驚かされますが、
漢字になったカタカナ語はどうやって考え出されたものなのでしょうか?

中国語にはカタカナに当たるような表意文字がなく、
意訳や音訳で外来語を表現するそうですが
中国語に倣って作り出されたものも多くあるのでしょうか。

A 回答 (2件)

■こんにちは!私はどちらかというと英語が専門なので十分な回答になるかどうかわかりませんが書いてみますね♪


■「カタカナ語」とは「西洋語」という意味でよいでしょうか?これをどのように中国語で漢語ないし漢字表現にするかのパターンについてまず例示します。(そんなの知ってるよ、と言わないでね)
(1)音訳例
 「可口可楽」CocaCola
 「函数」function
 「幾何」geometry(*正確には"geo"の音のみ)
(2)意訳例
 「福音」evangel
 「汽車」automobile/car (日本語の汽車とは違う)
■西洋思想、科学技術の取り入れが一気に盛んになった明治期以降日本語の中でも西洋語の翻訳語の創造が盛んになります。その際の作語パターンは「語義に見合う漢字を2字あわせていきなり新語を作ってしまう」ものが殆どで、上で示した(2)の意訳パターンと同じです。
 「社会」"society"など
これは抽象語でなくても「麦酒」"beer"など品物の名前にもたくさんありますね。センスに感心させられるものも確かに多いです。
■一方日本人が音訳(「当て字」)したものも選んだ漢字が元の意味に通じているものが結構あります。こちらの方にはもっと感心させられます♪
 「型録」「倶楽部」など
■私事ですが、中学生になるまでモザイクという語は「模細工」という日本語があるものと思い込んでいました。(これはただの勘違いなわけですが...)
■ということで結論的には、語の作成パターンは日中で類似しており、音を真似た語句も当てた字の字義が元の語のフィーリングに通じているものに秀作が多い、ということなのでしょう。
■また、日本語と中国語は別物ですので「汽車」の例に見られるような指すものが異なるケースもあり興味深いところです。いかがですか?
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この回答へのお礼

西洋語――と一概に言い切っていいかどうか。例えば「英吉利=イギリス」とか。
正確に言うなら「漢字が使用されない文化圏からの、片仮名で表される外来語」というところでしょう。

翻訳語の創造というのは今の日本にはあまり馴染みの無いような気がしますが
中国では良くあるんでしょうね。片仮名みたいな意味の無い表音文字が無いから。

たくさんの翻訳語が現れ淘汰されて今ある日本語になったのなら秀作が多いのも頷けますね。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/08/12 13:55

答えにはなっていませんが、こんな辞書もありますので参考までに・・・



参考URL:http://member.nifty.ne.jp/TAB01645/ohara/
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この回答へのお礼

面白いですね。国字かあ……特に韓国国字なんてものがあるとは初めて知りました。

お礼日時:2004/07/19 17:12

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