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16世紀後半から17世紀初頭に、
判然としない起源から起きた友愛結社
フリーメイソンについて
調べると以上の事が書かれていました。

フリーメイソンを知らない人に
わかりやすく説明したいのですが
なんといったら良いでしょうか。

詳しい方お願いします。

A 回答 (5件)

まず、謎の秘密結社ではなく、世界の裏側で暗躍しているわけでもない。

色々と古い儀式があるので、謎の組織と誤解されやすい。活動目的は、単純には世界を良くすることだが、具体的な説明はない(秘密にされている)。様々なチャリティ活動などは行っている。

至高の存在を信じることが入会の一つの条件であるが、至高の存在とは単純には神のことなので、無神論者は入会できない。どの宗教を信仰しているかは基本的に関係なく、フリーメイソン自体も宗教組織ではないとされている。

起源はテンプル騎士団説などがあるが、何れも男性で構成された組織であり、伝統が重んじられているために女性は入会できない。男性だけの友愛団体なのでゲイ的な組織に疑われやすいが、そうではない(らしい)。
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未だになぞが多い結社です。


確かに長崎の文化財、グラバー亭の2階に会議室があります。
仮説ですが、坂本龍馬、伊藤博文、も。
フリーメーソンは、今でもあります。宗教とは関係ありません。石工。から始まった集団です。
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平たく言えば、愛とか慈善とか自己研さんとか社会奉仕だとか、そういった人間や社会を向上させる活動を、そういった活動の総元締めの「教会」と独立して世俗社会・民間で行うための組織、と考えればよいのではないでしょうか。



 そういった活動は教会が中心となって行うというのがそれ以前の社会ルールでしたが、ルネサンスだとか、ルターの宗教改革だとか、市民社会が豊かになって生活が向上し、活版印刷などで教育や知識が普及し、教会に縛られずに自由に活動したい上流階級や富裕市民(ブルジョア)が増えたのでしょう。
 教会は、聖職者上位、民衆下位という身分制度の上に成り立っており、これに疑問を呈して「神の前ではみな平等」と考え「自由、平等、博愛」を掲げたのがフリーメーソンです。「平等」というのは、教会からすると危険思想です。
 そのため教会からからの圧力は強かったようですが、異端・破門宣告されないように、堂々とオープンな活動や民衆を巻き込む活動はせず、閉鎖された組織内での活動が中心だったのではないかと思います。(それで秘密結社というレッテルを貼られた)
 実体としては、現在でいえば、企業や商店の経営者などが作る「ライオンズクラブ」とか「ロータリークラブ」などに近いのではないでしょうか。

 有名なところでは、作曲家モーツァルトの歌劇「魔笛」とか、ベートーベンの「第九交響曲」の「歓喜の歌」(作詞シラー)などで、その一端に触れることができます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E7%AC%9B
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%93%E5%96%9C …
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よく秘密結社として扱われますが、他の回答にもあるように


ロータリークラブのようなものです。
違いは、他の会員名を公言してはいけないなどの秘密主義。
(自分で会員をなのることは可能です)
及び、入会に際して行われる秘密の儀式。
本来は「フリーメイソン」(freemasons)は個人会員のことで、
団体名の場合「フリーメイソンリー」(Freemasonry)になります。

各国にグランドロッジと言われる本部組織を設け、その管轄下に
下位のロッジを組織しています。
秘密結社ではないので、集会では中立性を保つために
政治活動や宗教問題は持ち込まないことになっています。
会員はお互いをBrother(兄弟)といい、秘密の暗号や変わった
握手で会員を見分けました。現在はその秘密がばれたので、
会員証で判断することもあるそうです。
一時は映画などで入会希望者が殺到したこともあるそうですが、
このような方は秘密結社でないことに失望して退会することが多く、
現在は会員数の減少に悩んでいるそうです。

入会条件は、何らかの宗教に帰依する健康で社会的地位のある
成年男子。(男子以外は各ロッジによって多少異なります)
2名以上の推薦が必要ですが、ロッジで開催される説明会で
親しくなれば推薦してもらえるそうです。

日本のグランド・ロッジは東京タワーの横にある旧水交社本部ビル。
(現在は同じ場所に建て替えられました)
秘密結社ではないので、ウェブサイトも存在します。
ttp://www.grandlodgeofjapan.org/

実は、ニューヨークの自由の女神の台座にある記念盤には
フランス系のフリーメイソンリーがアメリカのフリーメイソンリーに
送ったことが書かれています。
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フリーメイソンの歴史については本場イギリスでも、よくわからないところがあるようです。

とりあえず、次の点だけ押さえておけばいいと思います(以下、主に『トンデモフリーメイソン伝説の真相』を参照しました)。

1.「メイソン」とは石工のこと。「フリー」については、「自由な」とする説と、「きめ細かい」とする説があり(きめの細かい石=フリーストーンを使ったので)、結論は出ていない。
2.フリーメイソンの歴史は16世紀終わりごろのスコットランド(ブリテン島北部)に始まる。ウィリアム・ショーという建設卿(建設大臣的なもの)が、スコットランドの石工を組織し、「ロッジ」と呼ばれる事務所に所属させた。
3.それまでスコットランドに、石工だけの組合(ギルド)というものはなかった。建設業者(主に木の大工)のギルドがあり、石工もそこに属していた。
4.ショーがわざわざ石工だけの組織をつくった理由は、はっきりしない。自分の権力基盤にしようとしたのかもしれない。
5.スコットランドの石工は、ギルドを抜けてロッジ(フリーメイソン)に入り直したわけではない。ギルドとロッジの両方に属した。
6.一方イングランドでは17世紀、石工でもなんでもない人たちが、スコットランドのフリーメイソンを真似て、あちこちにロッジをつくった。「スコットランドの石工たちが、何やら変わった組織をつくっている」という噂を聞きつけて、自分たちもやりたくなったらしい(男の子がよくやる「秘密基地ごっこ」に近い)。ちなみに各ロッジに集ったのは、パブの飲み仲間。
7.この遊びが大流行し、1717年6月24日、イングランドの主なロッジが集まって、ロンドンに大ロッジ(グランドロッジ)をつくった。これがいまにいたるフリーメイソンの源流だが、スコットランドの元祖フリーメイソンとは、ほぼ別物(儀式などは真似したようだけど)。
8.スコットランドのメイソンはやがてすたれたので、イングランドの組織が主流になる。前者を「実践的フリーメイソン」、後者を「思弁的フリーメイソン」と呼ぶこともある。

要は、「遊び半分」で生まれた部分が大きいので、ちゃんとした記録が残りにくかったということのようです。ちなみに、フリーメイソンの「秘密の儀式」が石工たちの伝統的なものか、ウィリアム・ショーの趣味によるものかも、はっきりしたことはわかりません。
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